今日も小学校支援級ではいろいろな事件がありました。ちょっと目を離したスキに教室から出ていってしまったり、コロナ対策で必ずしていなければならないマスクをしょっちゅう外したり、突然奇声を発したり、やりたくないことを目の前に提示されて泣いて暴れて抵抗したり…。
とかく勝手気ままに振る舞おうとする彼らに翻弄されがちになりますが、それでもここは学校ですから一から十まで彼らの思惑通りに事を運ばせることはできません。他の同学年の子たちと同程度とは言いませんが、それでも著しく遅れを取ってしまわないようにはしなければならないので、大人も必死です。
今日もシッチャカメッチャカな支援級の授業を終えて子どもたちに帰りの支度をさせていると、一人の女の子がそ〜っと近づいてきて私の背中をツンツンしてきました。何だろう?と思っていたら、小さな声で
「はい、プレゼント。」
と言って
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四つ折りにした折り紙を手渡してくれました。そして私の耳元で
「先生にだけだよ。他の先生にはナイショね。」
といたずらっぽく囁いたのです。
その時は他の子の帰り支度のサポートや昇降口までの送りの手筈の確認があったので、
「ありがとう。みんなが帰ってからゆっくり見るネ♪」
と同じく小声でお礼を言いました。
さてさて、子どもたちを送り出して教室内の除菌清掃を済ませてから、先程の折り紙を開いてみました。するとそこには…
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…(´;ω;`)
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…(´;ω;`)
ハァ…年をとると涙腺が緩くなっていけません。何だかあてられちゃった気にもなりますが、たまにこういうサプライズ的なことがあるから、大変でもこの仕事がやっていられる気がします。
今日もいろいろと疲れましたが、この手紙で元気になれました。先生、また明日も頑張れそうです。