共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

上質ジャズライブ

2019年12月28日 23時58分00秒 | 音楽
今日は知り合いの方に誘われて、青葉台にあるバー《VINO VIVO》に行きました。今日はここで、ジャズピアノトリオのライブが行われるということでした。

ライブが始まるまでに時間があったので、知り合いの方といろいろとオーダーしてみました。



ブラジル料理がメインというこちらでは、本格的なフェジョアータやシュラスコ肉を挟んだサンドイッチが頂けます。ドリンクメニューには、珍しくイタリアビールのモレッティがあったので、それもお願いしてみました。

やがて、ジャズライブが始まりました。



オープニングのセッションプレイが始まってしばらくすると、何だか何処かで聞いたことのあるメロディが…何と『もういくつ寝るとお正月…』が始まったのです。思わぬメロディの登場に、会場からはクスクスと笑い声が漏れ始めていました。

そこから『我が意を得たり』とばかりに、『でんでらりゅうば』やら『お正月』やらといった子供の遊び歌を交えたジャズプレイが展開していき、やんやの拍手が沸き起こりました。勿論、そうした曲ばかりでなく、『枯葉』といったスタンダードナンバーも演奏されました。ただしレゲエで(笑)。また、ベースのソロタイムもあり、時折バッハを挟んだりしながら展開するテクニカルなプレイに、観客は舌を巻いていました。

見ていると、彼等は常にニコニコしながらアイコンタクトを取りつつ、実に楽しげに演奏しているのです。その微笑ましい姿に、アンサンブルの本質を見る思いがしました。

1時間程のステージの後に休憩を挟んで、第2部では



ブルースハープに津軽三味線まで入ったジャムセッションが繰り広げられ、大いに盛り上がりました。マンションの一角のため、そんなに遅くまでライブは出来ないのですが、鳴り止まぬアンコールに応えてギリギリまでライブは続き、万雷の拍手の中で無事に終了したのでした。

全国的に分煙が進む中にあって、久しぶりに全面喫煙可なお店だったので個人的にライブの途中で辛くなってきてしまったのですが、それさえ除けば素晴らしいひと時を過ごすことが出来ました。

さて、明日は日暮里での大忘年会が待っています。
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