コブシというと私たちの年代には千昌夫の歌が
♪ こぶし咲くあの丘北国の ああ北国の春 ♪・・・
雪が消えた故郷の山肌を白く染めるコブシの花が懐かしい。
この花を撮るときはいつもこの歌を口ずさみながら、、、。
コブシなら絶対にこの木というのがあったんだけど、
行ってみたら周りが工事中で近づけない。
あいや~、一番いいとこで工事中かよ。
なに大丈夫、ほかにもコブシはいっぱいある。
きれいだね真っ白な花、雪が融けた山をまた真っ白に染める花。
頭の上を真っ白な花が覆う。
一枚だけついている若葉がきれい、
これがコブシの特徴でモクレンとの違いとなる。
雪が融けた里に春を告げる白い花、
桜の花に先駆けて咲き、春の里山を彩る。
この花が咲くと、農作業を始めたことから「田打ち桜」「種まき桜」とも呼ばれている。
私の中では千昌夫の北国の春はしっかりと生きている、
コブシの咲くころはついこの歌を口ずさんでしまう。
故郷の歌、故郷を思う歌、いい歌はいつまでも心の中に生きている。
data: 3月17日 撮影:荒川自然公園