東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

古墳の近くに伊興氷川神社

2021-09-06 | 散歩

  白幡塚史跡公園の近くにある
  もう一つの古墳の跡に行ってみたけど
  まだ入り口の扉が開いていなかった。
  すぐ前に氷川神社があったのでそっちに行ってみました。

 

   伊興氷川神社、渕の宮とも呼ばれています。
   およそ6000年前、奥東京湾の海中にあった足立区が陸地化していく過程で、
   この付近が最も早く陸地となり、いろいろな人たちが住み始めました。
   時代はずっと下がって武蔵国一の宮である大宮の氷川社から分霊を
   勧請したものと考えられており、足立区内最古の氷川社です。

 

 

   この周辺は渕が入りくんでいたところから「渕の宮」と呼ばれ、
   区内一帯が渕江郷や渕江領などと呼ばれるようになりました。
   渕の宮は、渕江領の総鎮守だったと言われており、
   ご祭神は須佐之男命、大己貴命、櫛稲田姫命の三柱と伝わっています。

 

 

   狛犬さんは古い神社らしく
   丸っこくて、もふもふした体型でした。

 

 

   拝殿は質素でこじんまりとして静かな佇まいをみせています。

 

 

   ほかの神社ではよく見られる彫刻も見当たりません、
   それでも撮影中には数人の人が参拝に訪れていました。

 

 

   拝殿と本殿は直接繋がっている様式です、
   他では短いながら廊下で繋がっているのが多いので珍しい神社です。

 

 

   境内には浅間神社が祀られていました。
   ひょっとして富士塚が?と、ぐるっと回ってみたけど
   残念ながら富士塚はありませんでした。

 

 

   そして大きなご神木、ケヤキのようです
   古い神社であることを伺わせますね。

   舎人公園のちょっと先には舎人氷川神社があります。
   これも古い神社でこの神社とよく似ているけど
   違うのは立派な彫刻を施した本殿がありその彫刻には圧倒されます。
   足立区にはたくさんの氷川神社があるけどここのは知らなかった、
   また何かの折には他の氷川神社も訪ねてみたいですね。

 

          data: PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影  8月22日  伊興氷川神社

          

 

     6,000年前の足立区

  

   このあとまた古墳跡の公園などへ行くので
   資料を一枚載せておきます。
   6,000年前の足立区はまだ海の中でしたが
   海はだんだんと後退し、あとに沼地が出来て葦が生い茂ってきました。
   「葦立ち」が「あだち」に変わったとされています。

 

コメント (4)
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