私が足立区に来たころ大きな電車工場がありました、
東武鉄道西新井工場、東武本線を走る電車の
電動機・制御器の整備・定期検査などの目的で1923年作られ
2004年まで稼働し、跡地に大規模マンションと公園が出来ました。
ここはよく通るけどこんな駅名入りの看板があるのは知らなかった、
正式の名前も初めて知りました。
灯台下暗しとはこのことなり・・・。
初期の車輪がランドマークになっています。
「初期の客車や電車、そして貨車は、
スポーク付き車輪を使っていました。
タイや(踏面)が減ってくると取り外し、
また焼きバメし長く長く使っていました」と説明板に。
大きなマンションや近くに小学校もあり
人通りはわりと多いところ、
通学路と遊び場が同居しています。
足立区の小学校は新学期を遅らすと聞いていたけど
子どもたちは普通通りに登校しているみたい、
ちょうど下校時にぶつかったので子どもたちでいっぱい。
電車工場跡には大きなマンションがずらりと並んでいます、
幽かに記憶に残っているけど大きな工場で
確か工場の中を突っ切って向こう側へ行けたような記憶が。
公園のトイレの壁に懐かしい写真が貼ってあります。
説明の通りまだ田んぼが多かった、
夏はホタルを見ながら西新井大師へ行った記憶も。
これは懐かしくて涙が出そう、
このころ足立区へ来たんだなぁ・・・。
バスで北千住→常磐線で上野とかさらに銀座へが定番だった。
ボンネットバスもまだ走っていたような。
そうそうこんな感じだった当時の西新井工場、
この工場の中を通って西新井駅の方へ行ったっけ。
当然ながら当時の面影なんか全くありません。
青いベランダのマンションからこの公園までみんな電車工場だった。
田んぼを見ながら歩いていた、用水路もあったっけ、
思えば長い間を生きてきたもんだ。
いつもは通り過ぎているこの公園で止まったのは
公園並びのこの歯医者さんで定期検診の予約を取るため。
パークサイドと書かれるほどの公園でもないけど
ついでに公園の写真を撮っておこうかな、と。
長い間を生きてきたので歯医者さんはなくてはならないところです。
data: PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影 9月6日 亀田トレイン公園