一重のクチナシはさっさと咲いてくれたけど
八重のクチナシはなかなか咲いてこない。
行くたびに眺めているけどさっぱり咲く気がないみたい
さんざ気を持たせた挙句やっと咲いてくれました。
あちこちにバラバラに数本の木があるけど
なかなか咲いてこない、
さんざ待たせた挙句やっとその気になったようです。
一重の花もいいけど
八重の花も捨てがたい、
ここは咲くのを待つしかありません。
どれも木そのものはかなり大きい、
葉が生い茂りその中での開花はかなり見づらい。
クチナシは咲くとすぐ傷んでしまう、
新しい花、きれいな花を探して。
やっと八重のクチナシらしくなったのを見つけて、
はい、これで今年も八重クチナシを見ることができました。
珍しい花が咲いていました。
「ウマノスズクサ(馬の鈴草)」、ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属の植物、
花の形が馬の首に掛ける鈴のようだということから命名されたらしい。
ラッパ状をした暗い紫色の花筒は萼、花弁はなく3枚の萼が合生して筒状に。
花のつけ根の部分は球形の子房になっている。
強い悪臭と毒があり昆虫には不人気だけどジャコウアゲハの幼虫は好んで食べ
毒を体に貯める、その毒で天敵に立ち向かうとか。
タイサンボク(泰山木) モクレン科モクレン属。
北アメリカの東南部原産、明治初期に日本へ渡来。
背丈がかなり高くならないと花が咲かない、
日本で見られる木に咲く花としては最大の花。
花、葉、樹形などが大きくて立派なことから
賞賛してこう名づけられた。
また、花の形を、大きな盃(さかずき)に
見立てて"大盃木"、それが次第に"泰山木"になったとも。
タイサンボクは大きいので花が咲いても見上げる高さ、
こうして目線の位置に咲くことは滅多にありません。
今年はこの高さで見られたのでありがたき哉、
数年に一回くらいのありがたきことです。
data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 7月2日 向島百花園