いつもは梅雨空の下でのほおずき市、
今年は梅雨が早く開けたので夏空の下で。
朝から気温はどんどん高くなり最高は32℃、
ま、ほおずき市なんてものは暑い方がご利益が貰えます。
暑くなる前にと早く出かけたのでまだ9時前です、
雷門はまだガラガラだけどこれから混んでくるのでしょう。
仲見世を突っ切って宝蔵門、
この辺りから奥の方でほおずき市は開かれます。
7月10日に浅草寺の観音さまにお参りすると、
46,000日(約126年)も日参したのと同じご利益があるとされ
「四万六千日(しまんろくせんにち)」のご縁日と呼ばれ、
古くからこの日の参拝が盛んでした。
江戸時代には、7月10日に一番乗りで参拝したいという熱心な人が増え、
前日の9日より参拝者で賑わうようになったため、
7月9日と10日の両日が「四万六千日のご縁日」として定着しました。
この「四万六千日」のご縁日にちなんで、
7月9日と10日の両日に浅草寺では「ほおずき市」が開かれます。
もともと、東京・港区の愛宕神社ではじまった「ほおずき市」が
浅草寺に波及して行われるようになり、
今では浅草寺の「ほおずき市」の方が有名になりました。
空にはオレンジ色の太陽、
地上にはオレンジ色のホオズキ。
カンカン照りの下では目が痛くなります。
それでも風が少しあってホオズキ屋さんの風鈴がチリンチリンと、
各所から聞こえてくるこの音色に癒されます。
耳だけではなく目の方も、
浴衣でのお詣り姿も見る方にはありがたい。
チラと見かける浴衣姿に体感温度がちょっと下がるかな。
本堂の上から見下ろしてみると、
広場を埋め尽くすお店の数々。
さあ今年もほおずき市が始まりました。
お詣りの人からもお店の人からも「3年ぶりのほおずき市」という声が
たくさん聞かれました。
ただ13日は東京での感染者数が1万7千人近くなり
第7波突入との声も聞かれるのが心配ですが・・・。
真夏のほおずき市、明日に続きます。
data: PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影 7月9日 浅草寺ほおずき市