11月に入ると年末の行事が始まります。
まずは酉の市が、今年は三の酉まであります、
三の酉まである年は火事が多いとか、気をつけましょう。
一の酉は近くの鷲(おおとり)神社へ参拝です。
行ったのは自転車で15分くらいの島根鷲神社、
のどかな田舎を思わせる風景の中にあります。
狛犬さん縛られていてかわいそ、なにか悪いことしたん?。
地口行灯もありますね初午みたい。
唯一売ってる縁起物、このほかには熊手だけです。
一か所しかない熊手屋さん、ただいま鋭意準備中。
ちょっと時間があったので境内を廻ってみました、
イチョウは今が最高潮みたい。
八代将軍吉宗が訪れたとき座ったとされる石。
足立区域で寺子屋が初めて確認されたのは、享保年間のこと
ここ島根村の村医であった吉田順庵先生が自宅に子どもたちを集め、
手習いを教えていたことが記されています。
享保6年(1716)、鷹狩りの途中徳川吉宗公が学問所に立ち寄った際に
その行為に感銘を受け、翌日褒美として白銀10枚を与えたと伝わります。
神社の裏手には富士塚が、足立区には冨士塚がある神社がたくさんあります。
ピーヒャラテンツクとお囃子が聞こえてきました、行ってみましょう。
地元に伝わる「島根ばやし」です。
昭和49年(1974)11月には「島根ばやし連中」が結成され、
現在、会員が神楽や囃子の伝承に努めています。
昭和30年代頃までは近在にも神楽を行う集落がいくつかありましたが、
現在では足立区内で神楽を伝承しているのはこの島根だけとなっています。
昭和63年11月17日、足立区無形民俗文化財に指定されました。
ここは旧日光街道沿いにあり日光東照宮への参拝の折り
歴代の将軍がこの道を往復したことを思うと感無量です。
将軍家の休憩所となった国土安穏寺はすぐ近く、
ここにも吉宗公お手植えの松があります、何代目かでしょうけど。
data: PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影 11月 4日 足立区・島根鷲神社