冬なのか春なのか
微妙な季節の百花園、
寒牡丹も咲いているし氷も張っている
もうちょっと待ったら季節がはっきりするかな。
ちょっと古いお正月の写真。
籠に植えられた春の七草みたいだけど、
よく見ると手前に「かめのざ」、なんだろう。
伊藤左千夫から子規に贈られたという七草籠を再現したもの。
病床にあった子規に「ホトケノザ」は具合が悪いだろうと
名前を「かめのざ」に変えて贈ったとされています。
年末に作られた雪吊り、
もちろんここでは必要ないけど風物詩なので。
雪が降る地方では必要だろうけど
ここでは「ふ~ん」で終わっちゃうそう。
この日の最低気温は2℃くらいだったけど
水辺には霜柱の姿も見られました。
鳥の姿が全然見られない、どこへ行っちゃったんだろう。
呼んでもいないのにヒヨドリだけは居座っている。
悪いところに目立たない鳥が、
アオジと思うけど日陰にとまっている。
もうちょっと日当たりがいいところに止まってくれたらなぁ。
突然に藁囲いの寒牡丹が出現、
まあいつものことなので驚かないけど。
でも何となくそれらしいムードも、
これはやっぱり今の季節の方がいいね。
暖かくなってからでは藁ボッチの意味がなくなる。
このごろ百花園へやってくるのは
みんなゴーカなカメラを持ったおじさんばかり、
スマホを持った若い人たちはやってこない。
色っぽくないけどここは我慢のしどころね、
もうちょっとしたら華やかな雰囲気が期待できるだろう。
data:EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 1月 17日 向島百花園