ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

景気などと言っていないで安全をまず確保しよう

2014年12月10日 | Weblog
選挙公報が来たので最大関心事の原発につい自民党・公明党、および自民党の立候補者の考えを調べてみましたが、原発はもとより、日本にとって非常に重要なことであるエネルギー問題にすら全く触れていません。
意図的に触れなかったのでしょう。
日本人は景気を気にするから、景気回復、この道しかないと言えば12月14日の選挙は圧勝と読んだのでしょう。
無責任です。
私達は馬鹿にされているようです。

異次元金融緩和と財政出動で金回りをよくしても景気は一時的によくなるだけです。
最近発表されている統計によりますと、消費税率3%引き上げが金融緩和・財政出動を相殺したこともありますが、景気は悪くなってしまったようです。

これ以上、金融緩和・財政出動をやっても人々はアベノミクスに踊りません。
物価が上昇していますから消費は弱くなると思います。
自民党・公明党が言う景気回復は実現しないでしょう。
異次元金融緩和・財政出動が経済の波を大きくしたため、今後、経済は混乱の様相を呈するでしょう。

残念なことに政治担当能力のある政党はありません。
そこで12月14日の選挙では政党無関係に、小選挙区では、難問である放射能汚染の不安を取り除くため、原発廃止を主張する立候補者に投票すること、比例代表では原発廃止を主張する政党に投票することを提案します。
棄権するよりはるかに日本のため、人々のためになると思います。

生活・生産には放射能汚染のない安全な環境が必要です。
安全な原発はありません。
すべての原発が放射能汚染を起こす恐れを持っています。
原因は、大地震、大津波、大噴火、維持管理・操作ミス、戦争などでしょう。

エネルギーがあっても放射能汚染域では生活も生産もできません。
化学変化する毒物ならば自然の浄化力が作動しますが、放射性物質の放射能半減期は自然の浄化力と関係ありません。
自然に期待できることは希釈力だけです。
自然が安全になるには数十年、数百年、数千年の歳月が必要だと思います。
それでも微弱な放射能が残り、放射能障害が出る不安が続きます。

安全な環境があれば私達は景気を回復する元気も出ますが、放射能汚染地では、不安が先走り、元気が出ません。
原発のない安全な日本を取り戻すことが私達の最初の責務と思います。

苦労して満州国をつくったのだから

2014年12月09日 | Weblog
戦前の日本の大陸侵略は非常に荒々しいもので、1932年には満州国を建国しました。
列強は厳しく日本を批判しました。
しかしつくったものは潰さないと日本は列強に対抗し、1933年には国際連盟を脱退しました。
アメリカ、イギリスなどは経済制裁を加えてきました。
資源がなければ大陸侵略を続けることはできません。
ついに日本は1941年太平洋戦争を開始し、1945年アメリカに完敗し、侵略した土地はもちろん、昔から日本のものであった島嶼もとられてしまいました。

日本は原子力の平和利用ということで原発を苦労して開発してきました。
放射性物質の管理はむずかしいとわかりながらも、放射能漏洩が起こらないことを祈りながら原発稼働をやってきました。
ところが2011年東京電力福島第一原発が大地震・大津波を受けてメルトダウンを起こしてしまい、大規模放射能漏洩を起こしてしまいました。
この原発が大津波で電源を喪失し、メルトダウンを起こす恐れがあることは予測されていましたが、東京電力も当時の原子力安全委員会も大津波は来ないと思って対策を講じませんでした。
めったに起こらないメルトダウン対策にお金を使うと発電コストが上がるというのが対策をしなかった理由です。

ほかの原発はどうでしょうか。
どの電力会社も発電コストが上がるので安全対策は嫌がっています。
現在の原子力規制委員会の安全基準は、電力会社が経済的にできる対策を求めるものです。
それ以上の安全を要求すると政府の原発再稼働の方針を実行できなくなるからです。
つまり原発は依然として危険です。
安全になっていません。

本音は、苦労してつくった原発を今さら廃止できないということです。
満州国に較べれば原発の廃止くらいたいしたことはないと思うのですが、それができません。

日本の民族性に大きな問題があることがわかります。
苦労してつくったものに命をかけて執着することです。
命が一番大事と言うことがわかっていません。
冷静な判断ができません。

大金をかけて原発を推進してきたのは政府であり、自民党です。
政府と自民党は自分がやってきたことが間違っていたとは思いたくありません。
電力会社、原発会社、金融機関と一緒になって原発再稼働に死にもの狂いになっています。
裏が読めない人々は政府を信じ、政府の犠牲になります。

アベノミクスも同じです。
苦労して安倍晋三内閣がやってきたことです。
途中でやめる訳にはいかないと思っています。
経済縮小、貧困層拡大、経済混乱の兆しが見えても、もうちょっと、もうちょっとと言って大失敗するものです。

アベノミクスの失敗は何とかなるが、放射能汚染は何とかならない

2014年12月08日 | Weblog
黒田東彦日銀や安倍晋三内閣を見ていると馬鹿をやっていると思います。
今の日本、異次元の金融緩和・財政出動をやっても経済成長しません。
人口減少、老人割合増加、人々は節約重視です。
日銀と内閣の過度なお金のばらまきはそれぞれの信用を落とすだけです。
異次元ではなく現実を見て、日銀の役割、内閣の役割を考え直すべきです。

しかし12月14日の衆院選は自民党・公明党が圧勝と予測されています。
人々はアベノミクスをよしとすることになります。
アベノミクスの結果、経済が混乱しても人々の責任ということになります。

アベノミクスのことは考えたくないと言うなら、今回の衆院選は人命を重視して放射能汚染のない安全な日本にすると思って原発反対の政治家に投票してみてはいかがでしょうか。
放射能汚染のこわさ、原発のこわさは東京電力福島第一原発事故の結果を見ればわかります。

原子力規制委員会は、政府の原発再稼働の方針を受けて再稼働の方向で規制を考えました。
別に安全を保証できるから再稼働を認める訳ではありません。
昔の原子力安全委員会より規制は厳しくなりましたが、安全管理能力なき電力会社ができる範囲でやる対策で危険な原発を再稼働する訳ですから安全の改善は大同小異です。
大地震、大津波、大噴火、維持管理・操作ミス、戦争による破壊などに耐える訳ではありません。
大量に出る放射性廃棄物については原発敷地内で保管せざるをえません。
永久保管施設の建設を認める地方はないでしょう。

アベノミクスの失敗は何んとかなりますが、放射能汚染は日本にとって致命傷になります。

政治に絶望せず、せめて投票で原発反対の意志表示をしよう

2014年12月06日 | Weblog
12月14日の衆院選の争点は景気と言う人が多いのですが、一時的な現象にすぎない景気を争点にすることは不経済なことです。
自民党・公明党の政治で日本の未来は大丈夫かと考えた方がいいのではないでしょうか。

毎年美しい花をつけてきた庭の白の小菊の群生が今年は花付きがよくありませんでした。
そこで株を起こしてみると白い線状のカビがいっぱい根についており、根が十分はれなかったことが原因でした。
株を全部掘りあげ、泥を周りに広げ、太陽光にさらしてカビを退治することにしました。

1990年以来の自民党・公明党の政治は、散水するだけで(お金をばらまくだけで)、根についたカビを退治することなく(政府、会社、人々の古臭い体質を除去することなく)、何んとか花を咲かせたい(経済成長したい)と苦労してきたと言えます。
結果は政府の借金の累増で1,000兆円以上になりました。
根幹を強くしなかったからです。

ところが安倍晋三内閣は、ばらまきをやめるどころかアベノミクスなどと聞き慣れない言葉を使って究極のばらまきを行い、「景気」をよくすると言っています。
大幅な金融緩和、財政出動は水のやりすぎに相当します。
空しい努力の上、根幹の腐敗を促進します。

政府、会社、人々は金回りがいいので一時的に景気がいいと感じますが、枝葉が茂ると根幹の負担が重くなります。
日本はばたっと倒れやすくなったと思います。

自民党・公明党政治、安倍内閣では日本は危機と思います。

しかし悲しいことにかつて人々が期待した民主党は第二自民党でした。
そのほかの野党はというとどの党も国民支持率数%です。
意見はばらばら、まとまっても烏合の衆です。

無党派は投票に行かないそうです。
そこで支持組織がある自民党・公明党は選挙で圧勝できると大喜びだそうです。
しかし自民党・公明党政治では、日本は徐々に衰退というより、危機です。

放射能汚染(生活・生産環境の永続的汚染)、貿易収支大赤字、実質破綻している政府が日本の三大問題と思います。
中でも放射能汚染の危機は日本人にとって死活問題です。
原発を廃止すると損する会社(電力会社、原発会社、金融機関など)が、大規模放射能漏洩の恐れは小さいと考え、再稼働を政府に迫り、政府も何とか再び大規模放射能漏洩は起こさないですむのでないかと非科学的希望にかけています。
しかし現実は甘くありません。
大地震、大津波、大噴火などの自然災害、維持管理・操作ミス、戦争などが原発再稼働派の希望をあざ笑うかのように大規模放射能漏洩を起こすものです。

仮に運よく大規模放射能漏洩がなくても子々孫々、大量の放射性物質・廃棄物の安全管理に苦労します。
放射能汚染の不安は永遠になくなりません。

選挙を棄権して、お金のばらまきしかできない自民党・公明党の高笑いを聞くのは不愉快です。
棄権せず、原発反対の立候補者に投票したら私達も子孫のため役立つことができるのではないでしょうか。

12月14日は原発選挙でいい

2014年12月04日 | Weblog
電力会社が自分の責任で原発を稼働できないということは原発を稼働する資格も能力も持っていないことを意味します。
国が安全を保証することでやっと稼働できる状態です。
それでは大事故が起こった場合、国が保証できるかというとできないことは東京電力福島第一原発事故ではっきりしました。
事故から3年以上経過しましたが、放射性物質の安全管理は全くできていません。
大気汚染は防いでいますが、地下水汚染は防ぐことができず、漏洩が続いています。
汚染地下水は海洋に漏れるだけでなく、陸部でも地下で拡散していると思います。

要するに日本は国も電力会社も原発稼働は安全と言う能力も資格もありません。
それなのに国は原発を稼働する方針です。
いったい誰が日本人の命を守ってくれるのでしょうか。
日本の原発稼働を止めてくれる世界機関はありません。

日本人の命を守ることができるのは私達日本人しかいないことを私達は知るべきではないでしょうか。
日本人はいつまでたってもオレオレ詐欺にやられています。
まことに騙されやすい国民性を持っています。
騙されても騙されても政府を信用する国民性を持っています。

生きるのは政府ではなく私達日本人です。
政府に命を預けますと、第二次世界大戦の場合と同じで再び大勢の日本人の命が愚かな政府のせいで失われます。
12月14日の衆議院選挙では、まずは原発廃止を決めるため原発反対の政治家を衆議院に送ることが非常に大事と思います。
放射能汚染の不安があると生活・生産に不安がある訳ですからいくら経済を論じても元気が出ません。

なおアベノミクスの評価はすでに出ています。
この評価のために選挙する必要はないと思います。
安倍晋三内閣は消費税率を10%に引き上げることができないから衆議院を解散しました。
税と社会保障の一体改革は実行不可能になりました。
社会保障は悪化します。
アベノミクスは失敗しました。
12月14日は原発選挙でいいと思います。

原発なしの条件で苦しくても私達が生活・生産を改善していけば日本は再生します。
政府は自分の合理化近代化を考えないと潰れると思います。