「緑豊かなまち横浜」の緑を破壊してきた横浜市が、未来のために「横浜みどり税」を負担せよと言ってきました。
横浜市は変です。
固定資産税の半分ぐらいの都市計画税はどこに使ったのでしょうか。
緑を大切にする都市条例や基準はつくったでしょうか。
都市計画税を納めてきた大半の市民とは関係ないみなとみらい21地区に、税金だけでなく借金までして、大金を投入し、緑のない無機質な町をつくったのは横浜市です。
横浜市の町は、住宅密集地化が規制なく放置されてきたので、狭苦しく、雑然とし、防災上すでに危険です。
山の急斜面まで住宅で覆われています。
断崖絶壁の上にも下にも住宅が密集しています。
車の通りがはげしいのにまともな歩道がない道路は至る所にあります。
税金がなかったから緑を大切にすることができなかったというのは全くのうそです。
横浜市は今だって緑より土建を重視しています。
区役所、市民ホール、学校、図書館、病院、その他の公共施設は、建物はあるが、緑の空間はありません。
横浜市は、市街化調整区域を設けたことで大仕事をしたと思い込み、区域外については土地所有者や不動産会社の金銭欲を黙認しました。
市街化調整区域だって今や崩壊の危機です。
緑を大切にするためには、横浜市側が市民を指導するくらいの理想を持つべきです。
ところが横浜市は、緑を求める住民の願いに理解を示しませんでした。
私が住む町内会は、住環境悪化を防ぐため地区計画を求めています。
しかし、横浜市は、住民のほとんどが賛成しないなら認めないと言って、町内会を苦しめています。
過半数なら住民の賛成を得ることは容易ですが、ほとんどと言われると至難のわざです。
横浜市は、自分が怠慢なのに住環境の悪化の責任を住民に転嫁しています。
こんな無責任な横浜市がみどり税をとって何をするのでしょうか。
予算の使い方を合理化することを面倒がり、ただ税収を増やすことを考えているだけだと思います。
この反省なくしてみどり税をとっても横浜市の住環境悪化は止まらないと思います。
次の市会議員選挙では住環境軽視の市会議員を落とさないとみどり税は生きません。