ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

強者は弱者に配慮しない

2015年05月31日 | Weblog
強者の圧力に弱者が助けてと悲鳴を上げるのは強者が不法を犯しているからです。
かつては弱者の側に立ち強者と戦った中国共産党が今は何んと弱者を苦しめています。
今、強大国中国は東シナ海周辺の弱小国を苦しめています。
つまり中国共産党は強者に豹変しました。

いつの時代、どの社会を見ても強者が弱者に配慮することはないようです。
弱者も強者になると弱者を苦しめる強者です。
弱者から強者になった優越感にひたり、弱者を馬鹿にします。

日本は貧富の格差が拡大中で、世界の中では、格差の大きさは大きい方から数えた方が早いそうです。
それなのに政府も人々も問題視していません。
特に貧しい人々が不平不満を言わないことが不思議です。

貧しい人には貧しい人なりの工夫と努力があり、何とか生活しているからでしょうか。
貧しい人が悲鳴を上げない程度に政府は上手に貧しい人を助けているのでしょうか。
貧しい人は貧しいのは自分の責任と考えているのでしょうか。

貧者が貧しいのは自己責任と思うことはいいことですが、政府が強者の味方をして、強者がますます強者になる社会の仕組みをよしとしているのは問題です。
社会が必要としている仕事はいかに簡単であっても1日8時間程度まじめに働いたら普通に生活できる、たとえば結婚して家庭を持てるような労働対価を考えるのが政府の責務と思います。
事業や仕事の自由は重要ですから、高収益を上げる人がいてもいいのですが、富者が貧者を苦しめてますます富んでいる社会は不健全です。
個人で見ると世界的富者が出ても、社会全体から見ると貧者が多いと、社会の活力は低下していきます。

危険がいっぱい

2015年05月29日 | Weblog
火山の近くでも草木におおわれた土地は生活できるということかもしれませんが、今日の口永良部島の新岳の噴火について住民は非常に危なかったと思います。
死者が出ず、幸運でした。

口永良部島は小さな島で生活が不便ですから住民が多くなるということはないと思いますが、生活が便利な本土などの火山の近くに出来た町は住民が多い所が多いと思います。
日本は火山活動期に入ったと言われていますから火山近くの住民は心配なことだと思います。

富士箱根伊豆国立公園は、今では火山からなる自然公園ではなく、自然と町が混在する住民が多い地域です。
火山性地震、地表の盛り上がり、噴気の成分の変化などを観測することで大噴火の予知がしやすくなっているようですが、いつ起こるとはっきり予知できないそうです。
現在の箱根大涌谷はゆっくりと変化しているのでまだ避難計画と実行がやりやすいのですが、突然の大噴火はそうはいきません。
(注)大涌谷は大噴火することはないと予測する人がいますが、わからないという人もいます。

観光客は行くことを控えることができますが、住民が早めに避難することは容易なことではありません。
突然大噴火が起こると、助かれば幸運だったということになります。

政府が危険地域を指定して居住を制限することは可能と思いますが、すでに町ができてしまった危険地域については政府は何もできないでしょう。
いざという時の避難を考えることで精一杯です。
政府が安全を保証できるような避難はないと思います。
最後は自分の命は自分で守れということになります。

安全を考えるべき問題は天災だけではありません。
人間がつくったものでも危険なものがいっぱいあります。
東京電力福島第一原発事故の記憶がありますので、原発は恐怖です。
複雑な都市も恐怖です。地震や停電に脆弱です。
隣国との関係悪化も恐怖です。戦争は恐るべき殺人と破壊です。

政府も人々も住宅意識、町意識が乏しい

2015年05月27日 | Weblog
川崎の簡易宿泊所の火災で10人が死ぬ大参事が起こり、簡易宿泊所の危険性が大問題になっています。
火災を起こした簡易宿泊所は建築基準法に違反していたのではないかと言われています。
しかし簡易宿泊所の経営者によると当局から何も言われなかったそうです。
発表された経営者の弁明を読むと、建物が古いにもかかわらず、安全性を心配した気配がなく、無責任な経営者との印象を受けます。

宿泊所も含めて住宅が建築基準法を満たすことは最低必要条件です。
しかし建築基準法を満たしていても危険はいくらでもあります。

私の娘が住んでいた木造アパートはガスコンロが壁に近い所にあり、壁が焼け焦げていました。
子供が家の中を走り回ると階下の男性が天井をどんどんと何かで突き上げたり、怒鳴り込んで来たりしました。
恐怖のアパートでした。
建築基準法に問題があると思います。

都市部ではいわゆる木造狭小住宅が、壁と隣家の壁の間の距離が1mの間隔で密集しているところがいくらでもあります。
総二階が多いので、実質木造アパートと同じです。

都市部の住宅と町を見ますと日本は貧困と思います。
日本は経済力世界第3位だそうですが、どうして住宅や町が貧困なのでしょうか。
政治が貧困なのではないでしょうか。
日本の経済力をもってすれば危険な住宅は宿泊所も含めてなくすことができると思います。
政府も人々も住宅意識、町意識が乏しいのではないでしょうか。

政府の食料計画に問題がある

2015年05月26日 | Weblog
政府は昨年に続いて今年もバターの需給の予測を誤りました。
今年後半の不足を補うためバターを緊急輸入するそうです。
どうして誤ったのでしょうか。

国内生乳増産ができないと予測していたら政府は最初からバター輸入増を計画したはずです。
安倍晋三内閣は食料計画について真剣さを欠いています。
計画がいい加減です。

日本の酪農は衰退中です。
国内生乳生産量は減少中です。
昨年も牛乳を優先したのでバターづくりに回せる生乳が不足したと言われました。
今年は状況はさらに悪化しているようです。
酪農衰退の最大の原因は、酪農が輸入飼料に依存しているため、円安で飼料代がかさんだからだと言われています。
一方、輸入乳製品が安いため、生乳販売価格を上げることができないそうです。
結果、酪農の収益性が大幅に下がり、廃業する人が増えたと言われています。

安倍内閣は真剣に食料問題に取り組んでいないと思います。
不足したら緊急輸入すればいいという考えは安易すぎると思います。
もし世界の需給がタイトだったらどうするのでしょうか。
バターの需給予測失敗ぐらいは問題が小さい方ですが、主食である米や小麦の需給予測に失敗するようになると大問題です。

TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)についてはどうなるのかよくわかりませんが、政府はしっかりした食料計画なきまま食料貿易自由化を進めていると思います。
これは非常に危険なことだと思います。
農業改革が必要と思いますが、実行できない改革計画では改革は実現しません。
改革できないままアメリカなどの圧力に負けて貿易自由化を進めすぎると農業壊滅が起こります。
バター不足は、安倍内閣の食料計画がいい加減である証拠だと思います。

バター不足問題に限らず、安倍内閣は予測力も企画力も実行力もない、ただ甘い言葉を操るだけの内閣と思います。
今話題の安保法制も、安保どころか日本がアメリカの戦争に巻き込まれ、自衛隊員やさらには一般の日本人がアメリカの敵に殺される恐れを高めることになります。
犠牲を出したのに世界平和には貢献せず、戦乱を拡大するだけになる恐れが大きいと思います。
安倍内閣が問題にする隣国の脅威ですが、日本は隣国との外交で攻撃される恐れをなくすことが可能と思います。
むしろ台湾有事、韓国有事、南シナ海有事の方が心配です。
その時、洋上アメリカ軍がどう動くか、在日アメリカ軍がどう動くかが問題です。

安倍内閣の政治や外交の結果はこれから出てきます。
たとえば経済成長ですが、成長しているでしょうか。
金融緩和で株高になったことが経済成長でしょうか。
バブルではないでしょうか。

日本は神が問題を解決してくれる国か

2015年05月23日 | Weblog
東京電力福島第一原発(事故原発)の処理処分は世界の英知を集めて行うと政府が言っています。
そのとおりだと思います。

英知を集めても容易ではないのが事故原発処理です。
世界の英知が集まりにくいのも事故原発処理です。

事故原発を処理処分できず、永遠に放射能漏洩が続く恐れがあります。
責任は日本にあると考えて、お金がかかることを覚悟して、つまり経済横這いも覚悟してまずは事故原発を巨大な密閉系に入れることを実行すべきではないでしょうか。
その密閉系の中でメルトダウンした核燃料を取り出す作業をやるべきではないでしょうか。

事故原発のことを忘れていれば神が問題解決してくれるなどということはありません。
のんびりやっていればそのうちに放射性物質は海に拡散して事故現場から消えるなどということはありません。

事故原発の処理処分もできないのに、第二の原発事故が起こったら日本はどうするのでしょうか。
依然として甘い安全基準で川内原発、高浜原発、伊方原発などを再稼働する政府の方針が不可解です。
それを認める人々の包容力の大きさが不可解です。

政府は、原発も景気や安保に必要と考えています。
景気だ、東京オリンピックだ、リニア新幹線だ、安保法制だと騒いでいます。
政府に対する人々の不平不満を減らすには景気と安保を政治の中心に置けばよいと考えています。
その狙いは当たり、人々は政府に満足しているようです。

しかし原発神話も危険ですが、景気神話も安保神話も危険です。
根幹が腐っているのに枝葉を繁茂させたら木はどうなるでしょうか。
枯れます。

枝葉を剪定し、根幹への負担を軽くし、まずは根幹を回復させることが今の日本にとって必要なことだと思います。

行政単位はいかにあるべきか

2015年05月19日 | Weblog
大阪府を大阪都にする案は住民投票で僅差で否決されました。
私は横浜市民ですから大阪府・大阪市の問題点の詳細はよくわかりませんが、都にする目的の一つは合理化・近代化であったと思います。
都にならなくても大阪府の名称は大阪府のままで、府の行政機能を合理化・近代化すればいいのではないでしょうか。

外から見ていると、都とは中央政府がある地域と思うので、大阪都構想は日本を二分して大阪以西が独立を目指すとの印象を受けました。
西日本が独立して大阪がその都になるという考えは面白いと思います。
しかしこの考えは大阪府だけで決めることはできません。

横浜市の行政を見ていますと、私は港南区民ですが、区の公共施設が貧弱と思います。
港南区の人口は22万人です。
私の故郷(地方の市)の人口は17万人ですが、公共施設は港南区よりはるかに充実しています。
市に較べれば区の行政に必要なお金は少なくてすむはずなのに行政サービスが貧困です。
横浜市では税金が市の考えで偏って使われ、港南区民のニーズは後回しになっているのではないでしょうか。

港南区の自治機能を高め、市のように自治できるようにした方が行政サービスを改善できるのではないでしょうか。

どうも単純に、統合して行政単位を大きくすれば行政サービスがよくなるとは言えないようです。
大きな行政単位では地域に合った行政サービスができていないことがあると思います。

国も同じで中国のように人口が多い国がいいかというとそのようなことはないと思います。
国として外国に強い姿勢を示すことができても、国内の政治の質が劣悪では人々のためになっていません。

日本は人口が減る、国力が低下すると言って悲観的になっている人がいますが、国は、人口より、政治の質の方がはるかに重要だということを認識すべきです。

在日アメリカ軍基地の問題点

2015年05月15日 | Weblog
在日アメリカ軍基地は日本の防衛のためだけに置かれているのではありません。
これまでの基地の役割から見ると、アメリカの世界戦略のために置かれていることは明白です。
目的の一つに日本の防衛に協力することがあるだけです。

安倍晋三内閣の安保法制で、安倍総理が、日本近海でアメリカ軍が攻撃されたら日本に危険が及ぶ恐れがあると言っていますが、ちょっとわかりにくいと思います。
在日アメリカ軍基地の役割には台湾や韓国の防衛に協力することも入っていると思います。
特に台湾は国内にアメリカ軍基地はありません。
中国が軍事力をもって台湾を吸収しようとした場合、台湾が吸収されることを拒否すると当然のことながら台湾はアメリカに援助を要請すると思います。
するとアメリカは、まずは日本近海に配備した洋上艦隊から台湾を支援するのではないでしょうか。
アメリカ軍が日本近海で攻撃されるとは台湾有事の場合のことを言っていると思います。

この時、在日アメリカ軍基地は当然のことながら戦時体制に入り、台湾防衛に参加すると思います。
すると中国は当然のことながら在日アメリカ軍基地をミサイルなどで破壊すると思います。
日本に危険が及ぶ恐れがあるとはこのことを言っているのではないでしょうか。

韓国が朝鮮(北)から攻撃された場合も在日アメリカ軍基地は戦時体制に入ると思います。

いかに日本が平和を重視していても在日アメリカ軍基地があると日本の防衛とは無関係にアメリカの戦争に日本は巻き込まれます。
在日アメリカ軍基地が集中している沖縄島は敵の攻撃にさらされます。
太平洋戦争でひどい目に会い、戦後はアメリカ軍基地に悩まされ続け、今度は台湾有事や韓国有事でまた戦場になるのでは沖縄島は踏んだり蹴ったりではないでしょうか。
在沖縄アメリカ軍基地を無くすことは沖縄島の平和のために必要です。
日本は沖縄島の苦悩を理解し、沖縄島を平和の島にするべきです。

東アジアを平和にするには、対立ではなく、協力の関係を追求することが大事です。
長いアメリカと日本の関係がアジアの平和追求の障害になるというのはまずいことです。
東アジア会議の創設はアメリカは喜ばないと思いますが、東アジアの平和のためにはいつかはつくらなければならないと思います。

日本は美しい町づくりで遅れている

2015年05月12日 | Weblog
Googleで「美しい庭」で画像検索するとほとんどが日本の庭です。
日本人が日本の庭は美しいと思っている証拠です。
私も日本の庭は美しいと思っています。

ところが「美しい町」で検索するとほとんどがヨーロッパの町です。
日本人は日本の町はそれほど美しくないと思っている証拠ではないでしょうか。
町の一部が美しいと感じることはありますが、どこか日本の町は雑然としていて全体が美しいと感じる町はないのではないでしょうか。

町の美を考えるあまり不便な家や庭にしてはいけませんが、美しい町づくりを意識して、家づくり、庭づくり、道づくり、公園づくり、自然の保全を考えることがこれからの日本、大切ではないでしょうか。

美しい町を意識しないで自分の家や庭をつくっているから町が雑然としているのだと思います。
道行く人が美しいと思うかと考えながら家づくりや庭づくりをやると町は美しくなるのではないでしょうか。

日本人は囲いをつくる慣習を持っていますが、囲いをつくると、美しい町をつくることを考えなくなるのではないでしょうか。

住宅だけでなく、事務所、商店、その他の建造物も美しい町づくりを考えて設計するといいと思います。
自分の都合だけで設計すると建造物があるだけの雑然とした町になります。

未来を読めない人々が子孫を苦しめる

2015年05月09日 | Weblog
やっと沖縄県も中央のお金に振り回されない自主的な地方になったと思ったが、意外なことが起こりました。
アメリカ軍普天間飛行場の移転先とされる名護市の辺野古、隣接する豊原、久志の3区が、移設容認と引き換えに通学路、下水道の整備、雇用確保などをやってほしいとの要望書を菅義偉内閣官房長官に提出していたそうです。
沖縄県も名護市も移設反対でまとまっていたが、何んと肝心の辺野古などが移設賛成に転じました。
反対が通らないなら条件をよくして賛成した方が得と地元は考えたのでしょう。

しかし普天間飛行場周辺の人々が悲鳴を上げてきたように、辺野古飛行場ができたら今度はその周辺の人々が悲鳴を上げることになるでしょう。

辺野古、豊原、久志は、本当に悪環境に耐える決心ができたのでしょうか。
現在この3区に住んでいる人々が賛成しただけです。
将来は周辺の人々は悲鳴を上げ、賛成した現代人を恨むことになるでしょう。

未来を読めない人々が子孫を苦しめます。
現在の普天間飛行場周辺の人々が苦しんでいるのを見ているのに、自分達の子孫が苦しむということがわかっていません。
目先の利益に目が眩んだからです。

安倍晋三内閣も悪いと思いますが、お金に踊る地方の人々も悪いと思います。

日本の人々は政府に弱いのでこれからの日本が心配です。
政府が信用できる政府ならいいのですが、原発問題、自分の借金問題、隣国との外交問題など深刻な問題をかかかえています。
解決の見通しが立っていません。
問題は大きくなる方向です。
戦中戦後のように再び破滅するような悲劇が日本を襲う恐れがあります。

日本は民主主義の危機

2015年05月08日 | Weblog
日本政府は何か外国政府と約束をするのですが、国民に真実を説明できないことを約束するようで国民には約束の内容を説明しません。
しかしいつまでも秘密にしておくことができません。
日本政府は外国政府との約束を守るため、真実を説明せず、偽りの説明をして日本政府の言うことに従ってほしいと人々に言います。
人々が反対すると、政府は、約束は約束である、あるいは国際公約であると言って「粛々と」実行し始めます。
政府の断固たる姿勢に接すると人々はへなへなとなります。

政府が強権的になる理由は、事前に人々に相談して外国政府と交渉すると、何もまとまらないという思いがあるからです。
そこで政府が交渉するという姿勢になります。
ところが外国政府との交渉は、外国が自分の国益を考えて交渉しますから日本政府の思うようになりません。
妥結するため日本政府が譲歩しますが、その譲歩が日本の人々に理解されません。

すると政府は人々に味方をするのではなく、外国政府に味方します。
日本政府が外国政府とした約束を守るためです。
こうして政府は人々に対して強権的になります。

現在の日本は民主主義の危機と思います。
政府が人々を押さえつけるか、人々が政府を制御するかの瀬戸際にあります。
国内の新聞テレビはすでに政府に制御されています。

日本の人々は政府に弱いと思います。
政府に反対すると不利と思って政府に従う傾向が強いと思います。
選挙は無記名投票ですから素直に自分の考えで投票すればいいのですが、棄権したり、自分を殺して政府を立てます。
結局、人々は政府の言いなりになってひどい目に会い、不幸になります。

個人の考えがしっかりしていないのではないでしょうか。
どうしても政府の言うことに流されてしまうのではないでしょうか。
個人は弱い、政府に従うしかないとなるのではないでしょうか。

個人主義、民主主義、主権在民を理解しないと、人々は不幸になると思います。
個人主義を確立するためには、自信と自分がよく考えることが大事と思います。