鎌倉大仏ハイキングコースから由比ガ浜方面を見る。
今日は昭和の日です。
昭和と聞くと戦中戦後の悲惨な社会とその後の経済成長社会を思い出します。
そして今は平成、また厳しい社会を迎えました。
どうすれば変化に対応し政治を改善できるかと考えるのが国会や政府の役割と思うが、どうも国会も政府も機能していません。
国会議員や政府職員は、政治に絶望的になり、人々のことより自分のことを考えているのではないでしょうか。
このような時には国長である福田康夫総理の指導性が非常に重要です。
ところが福田氏は保守的で現在の局部的問題の解決に追われ、人々の生活の未来像を想像して今やるべきことをやるという政治ができていません。
それなのに妙に福田氏は自信家で、内閣支持率低下はどこ吹く風、「野党はわかってくれると思う、民意は私の考えと同じ」と言って平然と総理職にあります。
自民党・公明党も不思議な政党で、福田氏を支えていくと言います。
要するに現在の自民党・公明党の国会議員は、今国会議員であることを重視し、任期途中で国会議員職を失いたくないと思っているだけで、人々の生活は考えていないようです。
こうしている間にも政府の機能はどんどん低下していきます。
人々は劣化した政府のサービスに苦しみます。
近未来の最大の苦しみは政府が破綻し社会が混乱することです。
政府が破綻しても自分は生きると考えて政府破綻に備えるべき時代にすでに突入したかもしれません。
ここに来て暗い社会を予感することは悲しいことです。