ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

近所の助け合い

2012年04月29日 | Weblog


行政はいろいろな相談窓口を置き、電話で相談にのってくれます。
私は近所の助け合いで非常にむずかしい問題をかかえ困っていたので横浜市の区の相談窓口に電話をしました。
すると電話に出た人は私の話しをよく聞いてくれました。
ところがその人は私の話しを聞いた後、「別の担当者に代わりますからお待ちください」と言いました。
私は、えっと思いました。

「別の担当者」が電話に出たのでまた長々と同じことを話しました。
担当者はよく聞いてくれました。
そして、「事件が起こったら110番してください」と言いました。
私は、呆れて、「事件が起こるまで近所は何もしないでいいのですか」と質問しました。

この担当者の対応に不安を感じたので、神奈川県の相談窓口に電話をしました。
かけてもかけても話中でかかりません。
1時間ぐらいかけ続けてやっとつながりました。
私はまた問題の内容を長々と説明しました。
相談員は親切に聞いてくれました。
ところが私の話しを聞いた後、「横浜市は政令都市ですからあなたは横浜市に電話をかけてください」と言って横浜市の相談窓口の電話番号を教えてくれました。
がくっときました。
相談窓口とは電話番号案内かと思いました。

しかし何とか解決方法を見つけたいと思って教えられた電話番号にかけ、また問題の内容を長々と説明しました。
横浜市の担当者も丁寧に聞いてくれました。
ところが、私の話しを聞いた後、何と区の相談窓口の電話番号を教えてくれました。
最初に電話をかけた、「110番してください」と言った相談窓口に戻った訳です。

これはまさにたらいまわしです。
相談窓口とは電話番号案内です。
解決方法を教えてくれません。

近所の助け合いで非常にむずかしい問題は行政は解決方法を持っていないということでしょう。
実際に助け合いをしながら自分達で、つまり近所で解決方法を考えるしかないということでしょう。

軽い気持ちで近所の助け合いが必要と思っていましたが、近所の助け合いは非常にむずかしことであることがわかってきました。

住宅街を走る車は恐ろしい

2012年04月25日 | Weblog


実際に私が昨日経験したことです。
住宅街の中の道路で起こったことですが、よちよち歩きの子が突然道路の真ん中に歩き出しました。
ちょうどそこへ車が走ってきました。
道路の反対側にいた私はすぐ道路の真ん中に出て車をとめようとしました。
すると車はスピードを緩めましたが、何とハンドルを子の方に向けました。
子はひかれたと思って真っ青になりました。

私の前で車は止まりました。
そしてほんのわずかな距離で子はひかれずにすみました。
助かって車の脇にいた子を抱き上げました。

運転手は子に気付かなかったと言いました。
住宅街を走る車の恐ろしさを痛感しました。

住宅街でも道路では保護者は決してよちよち歩きの子から目を離してはいけません。
車の運転手は小さな子の動きに気付きません。

住宅街を走る車の運転手は子供が飛び出してくると思ってよく見張ってゆっくりと運転すべきです。
小さいものはたとえ動いていても見落とすことが多いと思います。

住環境保全を軽視する臆病な町内会長

2012年04月21日 | Weblog


住環境保全を求める住民側と住環境を破壊する地権者、不動産業者、建築業者などとの間で訴訟が起こる場合があります。
この場合は住民代表が訴えられます。
町内会が住民に協力して業者等の開発に対する反対署名を集めたぐらいで町内会長が訴えられることはありません。

町内会が地区計画をつくると町内会長が訴えられると思っている町内会長がいますが、裁判を起こされるのは地方自治体です。
地方自治体が、町内会の審査申請に基づいてその地域を地区計画地域にする訳ですから町内会長が訴えられることはありません。

ところが町内会長の中に、住環境保全問題に町内会が関係すると町内会長が裁判にかけられると言って住環境保全問題を自治会マターにしない町内会長がいます。
臆病な町内会長です。
町の住環境保全を考えないような町内会長は町内会長になる資格はありません。
臆病な人が町内会長になると町は元気を失います。
住環境も悪化します。

美しいまちづくりは町の大半の人々が賛成することであり、町内会の重要な仕事の一つです。

やっているふり

2012年04月17日 | Weblog


困ったことに自分を人々に見せるために町内会長の地位を利用する人がいます。
このような人が町内会長になると、町内会長に使われることを嫌う人は町内会の行事に非協力になります。
すると町内会の行事は町内会長の取り巻きがやるようになります。
どの行事も同じ人がやっています。
町内会の行事は「やっているふり」になります。

町内会の行事は役員、ボランティア、人々が協力して実行することが大切です。
町内会長が会社の社長のように威張って命令で役員やボランティアや人々を動かそうと思っても動く人は少数です。

町内会長は無給でも無責任になってはいけない

2012年04月13日 | Weblog


町の中には狭小住宅に住んでいる人もいる、彼らを苦しめてはいけないと思って町内会長が町の住環境問題に関係しないようにしますと欲深な土地所有者や不動産業者の宅地細分化を防ぐことができず、町の住宅密集地化が進みます。
すると大半の住環境を重視する人を町内会長は苦しめることになります。
町内会長は大きな誤りを犯すことになります。

狭小住宅は望ましい住宅かと考えることが大事です。
よく若い人は狭小住宅しか買えないと主張する人がいますが、一見この意見は若い人に配慮しているように聞こえますが実は若い人のためになっていません。

実際に狭小住宅に住むことになった若い人がどういう苦悩を背負うことになるか想像できていません。
狭小住宅は若い人にとっても住みにくい住宅です。
家具などを入れると生活空間は非常に狭く感じられます。
窓を開けると目の前に隣家の壁か窓があります。
まわりは普通の住宅なのに自分の家は狭小住宅です。
どうしても差を感じます。
隣家からの延焼が不安です。

狭小住宅に住んでいる人の本音は若い人でも「普通の住宅に住みたい」です。

うそつきで欲深な不動産業者に騙されて、自分はお金がないからと思って狭小住宅を買ってしまう若い人が多いのですが、実は狭小住宅は割高です。
さすがに若い人でも古い狭小住宅は買いません。
しかし新築の狭小住宅を買います。
すると住宅コストが高くなります。
古い住宅がのった普通の土地を買えるお金で狭小住宅を買うことになります。
狭小住宅を買って苦悩するぐらいなら古い住宅がのっている普通の土地を買って家族といい住宅を建てる夢を持った方がはるかに幸せです。

狭小住宅に住んでいる人でも大半は町の住環境がいい方がいいと思っていることを町内会長は知るべきです。
町内会長は、一部の宅地細分化賛成論者の大きな声に惑わされると町の自治において大きな誤りを犯します。

三溪園の三溪そば

2012年04月09日 | Weblog

2012.4.8 横浜市中区の三溪園

三溪園は生糸貿易で大成功した明治の実業家原三溪の元邸宅です。
彼は広大な庭園を人々に開放して共に楽しんだそうです。
金は天下のまわりものということをよく知っていた富者でした。
この庭園は、まだ手入れ不十分なところが多くありますが、世界に誇れる日本庭園です。

原三溪は何でも工夫努力する人でしたが、彼が工夫してつくったものの中にそば料理があります。
そばと言ってもつゆなしそばです。
三溪そばという名称で園内の待春軒という茶店で食べることができるというので三溪園に行くたびに待春軒に寄りました。
しかし、いつも遅く行ったせいですが、売り切れたとか、もう店を終わったとか言われて食べることができませんでした。

そこで昨日(4月8日)は午前三溪園に行き、美しい桜を横目に見ながらまずは待春軒へ急ぎ、昼前でしたが三溪そばを注文しました。
店の人に、遅く来るといつもないと言われたので今日は早く来たというと、店の人はひいきにしてもらって嬉しかったのでしょう、丁重に給仕をしてくれました。

一緒に行った妻が、このそばの食べ方はいただきと言いました。
今後は家でも妻の料理で三溪そばを食べることができます。

私は料理知識がありませんから三溪そばをうまく表現できないのですが、ゆであげてちょっと油で炒めた麺に近いそばに、煮込んだしいたけ、たけのこ、ひき肉などが入ったとろっとした餡(あん)状のものをかけ、さらにその上に細く刻んだ薄焼き卵、ハム、絹さやなどをおいたものです。
よく混ぜて食べます。
中華風のくさみがありました。
このくさみが苦手な人はまずいと思うかもしれませんが、私はこの味付けもいいと思いました。

この日は桜が満開で大勢の人が花も団子も楽しんでいました。

ダンス、ダンス、ダンスよりみんなで町づくりをやった方がいい

2012年04月06日 | Weblog

横浜の丘陵の急斜面にできた町

広報よこはま市版4月号に「横浜の元気をつくる!」ということで2012年度の横浜市政方針が載っていました。
横浜市は環境未来都市、国際戦略総合特区、特定都市再生緊急整備地域に指定されたそうですが、その内容を検討すると、町の住環境悪化をとめる方策には触れていません。
臨海部にモデル地区をつくる従来の市政の継続であり、大半の横浜の町は貧弱な住環境におかれたままになります。

横浜について私が一番心配していることは狭小住宅が増えていること、住宅密集地化が進んでいることです。
低地、丘陵急斜面の直上、急斜面、その直下、まるでアメーバが増殖するかのように狭小住宅が地面を覆っています。
市街化調整区域が比較的守られていることは嬉しいことですが、その反動であるかのように区域外が、環境から見ても防災から見ても劣悪な町に変貌しつつあります。

都市条例で町の住環境基準を上げるだけで市民がその基準にそって行動し、横浜の町が美しく安全になります。
これは横浜市としてはお金をかけずできることです。
しかし欲深な土地所有者や不動産業者の言うことを聞いたり、不動産関連の税収を重視すると市は町の住環境改善ができません。

上記のモデル地区づくりは大半の市民生活に関係ないと思います。
したがって横浜の元気をつくることはできません。

大半の市民が参加できる市政は美しくて安全な町づくりだと思います。
従来と同じように市が臨海部に拠点をつくることではありません。
貧弱な町から臨海部に行ってダンス、ダンス、ダンスをやっても人々の元気は一時的です。
貧弱な町に戻ればまた元気はなくなります。

なお、これとは別に横浜市を神奈川県から独立させて特別自由市にする計画があります。
区を自治区とし、区長、区議を公選にすることが考えられているそうです。
これはいい方向です。

しかし、横浜は東京のベッドタウンの性格が強いと思います。
市の税収は固定資産税が多いと思います。
横浜の産業は成長しているとは言えません。
横浜港はお金をかけたが、今や貿易港として十分機能していません。
横浜は世界への窓口になっていません。
東京都や神奈川県と密接な関係を維持する必要があります。
特別自由市構想は勇ましいのですが、自立できない現実をしっかり考えておくべきです。

横浜の動物園の一つ「ズーラシア」

2012年04月03日 | Weblog

ズーラシアのペンギンがいるところ

ズーラシアは1999年に開園になった比較的新しい動物園です。
自然保護あるいは動物保護の流れが世界的になりましたので世界から珍しい動物を集めるという本来の動物園をつくることは現代では不可能です。
現代は法律の許す範囲で動物のいる公園をつくる形になっており、ズーラシアも動物園というよりは動物のいる公園です。

ズーラシアの特長は世界の動物生息環境を再現することに力を入れ、動物園全体に異国情緒のある広い草木の空間をつくっていることです。
動物の生活空間も草木の多い広い空間になっています。
また子供達がのびのびと遊べる広場を4つも設けていることです。

それほどアップダウンはなく、車椅子の方も回れるように工夫されています。

動物のいる公園としては水準が高いと思います。

昨日私は孫達を連れてズーラシアに行ってきました。
この日は天気良好、まさにズーラシアは子供天国でした。

しかし一つだけ問題を指摘しておきたいと思います。
ズーラシアの一番奥にチンパンジー達がいる所があります。
チンパンジー達が遊べる広い草木の空間は設けてあるのですが、私達が行ったときはチンパンジー達は部屋の中に閉じ込められていました。
部屋に閉じ込められ、さらに私達に見られていることはチンパンジー達にとってストレスではないでしょうか。
1匹は壁に向かって動かず、2匹は抱き合うようにして動かず、その近くにいた1匹も無表情で動かず、3匹は無表情で並んで腰をおろして動かず、まことに悲しげでした。
自由を奪われた奴隷が部屋の中に閉じ込められ、人に監視され、絶望しているような雰囲気でした。

チンパンジーは非常に人に近い動物です。
人に近い思考をします。
私はこのような扱いはやめるべきと思いました。
部屋に入れるなら人に見られない状態にしてあげるべきだと思いました。
もっと言うなら動物園の見世物にしてはいけないのではないでしょうか。