地球温暖化を問題にして炭酸ガス排出削減を主張すると、地球は寒冷化すると予測して削減は意味がないと反論する人がいます。
しかし削減反対論者も、大気の炭酸ガス濃度が増加していることは否定しません。
炭酸ガスの増加は酸素の減少を意味します。
酸素濃度が低く、炭酸ガス濃度が高い状態では人類は息苦しいでしょう。
大気の構成変化に対しては早めに用心することが健全です。
したがって炭酸ガス排出量削減は望ましいことです。
植物は炭酸ガスを吸収し、酸素を放出します。
ところが、すべての人が否定できない事実として地球の緑の割合が減少しています。
危険です。
砂漠には生物がいません。
草木の少ない地球が人類に悪いことは明白です。
今回の国連では炭酸ガス排出削減や核兵器削減は大いに議論されましたが、緑化は議論されませんでした。
緑化を重視すると精神的に炭酸ガス排出削減や軍縮がやりやすくなると思います。
アメリカは日本円にして100兆円かけて、アフガニスタン、イラクで戦争を展開しました。
この戦争で10万人単位の人が死んだり、無数の町が破壊したりしました。
アメリカの戦争のせいで大半のアフガニスタン人、イラク人が反アメリカになりました。
いったいアメリカは何を得したのでしょうか。
反対に100兆円緑化にかけていたら今頃は大半の人が親アメリカになっていたでしょう。
永続的な緑化事業を企画すれば、貧しい人々に安定した林業の職を提供できます。
テロリストになりたい人は激減するでしょう。
広大な森林は自然のダムです。
周辺に広大な農地を開発することができます。
緑豊かな美しい町ができます。
町の人々は生産の喜びを知るでしょう。
私達日本人はまず自分の住宅の周りを緑豊かにし、次には自分の町を緑豊かにすることを考え、その考えを国、世界へと広げていくと、世界平和が知らない間に実現するでしょう。