ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

複雑な価値観の沖縄県民

2010年11月29日 | Weblog


11月28日の沖縄県知事選で仲井真弘多氏が当選しました。
沖縄県民は存続するアメリカ軍に苦悩し続けるでしょう。
県民の複雑な価値観に驚きました。

私はアメリカ軍普天間基地が神奈川県やその他の県に移設されることに反対です。
したがって沖縄県民には普天間基地は廃止か移設先はアメリカのどこかと主張してほしかったです。

中国政府の東シナ海における侵略的行動に対する対策は日本がしっかりと対策を考えるべきです。
アメリカ政府に考えてもらう問題ではないと思います。
今年中に中国に抜かれるそうですが、現時点ではまだ経済世界第二位の日本がいまだにアメリカから独立しようとしない精神状態でどうして日本は元気が出るのでしょうか。

逗子海岸の流鏑馬

2010年11月26日 | Weblog


約50年前海水浴に逗子海岸に行ったことがあります。
泥海で気持ちが悪かったので再び行く気持ちになりませんでした。
そして約50年がたってしまいました。

11月28日逗子海岸で流鏑馬がありましたので約50年ぶりに逗子海岸に行きました。
多くの人がサーフィンヨットを楽しんでいました。
夏の海がきれいになったかはわかりませんでした。

逗子の観光産業のため流鏑馬は近年毎年行っているそうです。
流鏑馬というと鶴岡八幡宮の流鏑馬が有名です。
そのため逗子の流鏑馬はちょっと知名度がありません。
それでも大勢の人が見物に来ていました。
流鏑馬を行ったのは鶴岡八幡宮の場合と同じ(社)大日本弓馬会武田流門人で、その迫力、わざ、美しさにみんな感嘆していました。

このあと逗子の町を散策してJR逗子駅に出ましたが、海水浴場、あるいは観光地という印象は全くありませんでした。
海岸に沿って道路がありますが、その道路まで住宅地になっていました。

無理して観光地にするより、海と山のある美しい住宅地として発展した方がいいのではないかと思いました。
流鏑馬なんか知らんという感じで庭の手入れをしている若い婦人を見かけましたがこれでいいのではないかと思いました。

現代の価値観は矛盾が多い

2010年11月23日 | Weblog

丹沢湖に流れ込む河内川上流川沿いにある樹齢約2000年の杉

この季節になると大規模イルミネーション(最近はLEDを使った電飾)が話題になります。
省資源・省エネルギーが重要と叫ばれている時代に不思議な気がします。

夜美しい町より昼間美しい町の方がいいのではないでしょうか。
どうせお金をかけるなら商売人は建物と草木と空間の調和がとれた美しい商売人の町をつくってみてはどうでしょうか。
人々は自分の家や庭や町を見てきれいと言えるようになるといいと思います。

楽な生活は続かない

2010年11月20日 | Weblog


日本は仕事がないというお話しは全く不可解です。
たとえば住宅や町は貧相なままです。
狭小住宅、狭い道路、電柱が住環境を駄目にしています。
いい住宅をつくり、いい町をつくれば仕事はいっぱいあります。
住宅や家具に日本の木材を使えば林業も復活します。

政府も人々も仕事がないと言いますが、実は仕事をしないのだと思います。
つまり楽をしてじり貧になっているのだと思います。
楽に慣れてしまったのだと思います。

柳田稔法相が、法律を勉強しなくてもいい、事案を勉強しなくてもいい、二つの決まり文句(1. 個別の事案についてはお答えを差し控えます、2. 法と証拠に基づいて適切にやっております)を国会質疑で使えば法務大臣は気楽な稼業であるという趣旨の発言をしました。

柳田氏だけではありません。
鳩山由紀夫前総理の失脚を見て、すべての大臣が政治改善を苦労してやるより、流れに乗っている方が楽だと思っています。

大臣だけではありません。
公務員も一般の人々も、苦労して問題を解決するという価値観を失っています。

遊ぶことが楽しいという価値観をちょっと抑え、仕事は楽しいと思ってみてはどうでしょうか。
楽をしている政府や楽をしている人々が楽をし続けることができるなんてありえません。

サミットで市民は元気が出たか

2010年11月17日 | Weblog


サミットは国際目標あるいは規範をつくる上に有意義です。
横浜APECサミットが無事終了してよかったと思います。
しかしサミット慣れしていませんから横浜は警備が大変だったのではないでしょうか。
私などはサミットを横浜でやってよかったと思うより、行政サービスの低下を感じ、迷惑と思った方です。
反政府武装組織がある国の首脳が来るサミットを開催すると首脳を迎える国や町は本当に苦労します。

横浜APECサミットで元気になった市民もいると思いますが、ほとんどの人は関係なかったでしょう。
市の行政としてはやってよかったと市民が感じる事業企画が大切です。

たとえば住宅基準や町基準を上げ、市民に目標を与え、その目標に向かって市と市民が協力して取り組むようにしないと市民は元気が出ないでしょう。

電柱をなくす考えもいいと思います。
共同溝を建設し、町から電柱をなくすことは市民にわかりやすい事業です。
このような事業を企画実行すると市民は元気が出ます。

沖縄県は動揺せず住環境改善を第一としてほしい

2010年11月14日 | Weblog


東アジアで指導力を発揮したいと思っている中国政府が、広大な陸部も十分管理できていないのに南シナ海や東シナ海で侵略的行動に出てこれらの海の周辺国と対立するのは不可解です。
仮にこれらの海をとったとしても経済成長を続けている周辺国との交流がうまくいかなければ中国経済は停滞します。
中国政府はどうなってしまったのでしょうか。
何か中国政府の外交に狂いが生じているようです。

しかしこのような侵略的行動は決して成功しません。
経済が停滞し、中国政府は非常に厳しい批判を国民からも世界からも受けるでしょう。
中国政府指導部が賢明であるならば侵略的行動は改めるでしょう。

ところで今回は中国政府に問題がありましたが、ここで日本が対立戦略に舵をとることは誤りです。
日本は信念をもって交流戦略を続けるべきです。
中国政府が外交を改めるのを待つべきです。

中国と戦争だと言って在日アメリカ軍維持やその機能強化を考えたり、自衛隊の機能強化を考えることはよくありません。
交流戦略を第一とし、中国政府の動向をよく見て日本の領土、領海、排他的経済水域を守るために必要な機能を備えることが望ましいと思います。
日本の過大防衛機能は中国の軍拡を招きます。
軍拡競争になります。

在日アメリカ軍依存は日本政府が中国政府から馬鹿にされる原因になります。
アメリカ軍普天間基地については廃止でいいと思います。
グアムに移転するかどうかはアメリカ政府に任せればいいと思います。
沖縄県は中国政府の侵略的行動に動揺せず、住環境重視の姿勢を貫けばいいと思います。

日本政府は中国政府の侵略的行動について国連で問題にすべきです。
また中国を問題視する世界の国々の政府と連携し、中国政府を牽制すべきです。
経済交流の縮小を恐れて中国政府の不法を放置すると後の軌道修正が非常にむずかしくなります。
経済交流の縮小は一時的です。
中国は日本との経済交流を必要としていますから大丈夫経済交流は復活します。

必要性の小さいダム建設はやめた方がいい

2010年11月11日 | Weblog

丹沢湖堰堤から見下ろしたダム広場公園の一画 左上の白い建物は発電所。

11月7日ダム湖である丹沢湖に行ってきました。
紅葉(こうよう)の季節ですが観光客はあまりいませんでした。
丹沢湖に観光客が来ないことは公衆トイレのひどさでわかります。
三保ダムに歩いて行く堰堤上の道の入口近く、丹沢湖記念館がある所が中心ですが、そこにある駐車場の男性用公衆トイレは男性が小便をする姿が外から見えます。
トイレを作り直すお金がないようです。
成り立たなくて閉鎖した店があちこちにあります。
丹沢湖記念館は記念館というより落ちぶれたおみやげもの売り場です。

千代の沢園地という湖畔の公園がありその駐車場が車が多いのでどこが美しいのかと思いますと、実は美しいからではなく、近くに橋があって橋の上から釣りをする人が車をとめています。
歩道もない幅の狭い橋で多くの人が釣りをしています。
危険です。

三保ダムの下にダム広場公園があります。
ここは広い芝生の広場の周辺にケヤキやイチョウが植えられており、今紅葉がきれいです。
芝生の手入れもよくできています。
しかしダムの下という立地がよくありません。
美しいのに観光客はきません。

ダム湖ができれば観光産業が成り立つと思うのは間違っています。
丹沢湖の場合、湖底に沈んで故郷を追われた人々は治水に役立ったという思いはあると思いますが、故郷が湖底に消えた淋しさはぬぐえないでしょう。

群馬県の八ッ場(やんば)ダムの場合は建設の必要性があるのでしょうか。
建設中は工事の仕事がありますが、その後は仕事がありません。
有名な吾妻峡も川原湯もなくなります。
人気のないダム湖だけが残るでしょう。
人々はダム湖畔の道を草津に、あるいは渋川に向かって走り抜けるだけでしょう。
今からでも遅くはありません。
自然や温泉を大切にしてもらいたいものです。

国民に真実を説明しない日本政府

2010年11月08日 | Weblog


今話題の、尖閣諸島沖領海で日本の巡視船に衝突した中国漁船の衝突ビデオらしきものはどうやら本物です。

私は日本政府がこのビデオを秘密にする理由として日本の巡視船が中国漁船の前に出て逃走を妨げようとしたため中国漁船が避けきれず衝突したと思っていました。
ところがどうやら中国漁船は意図的に衝突してきたようです。
それではどうして日本政府は公開しなかったのでしょうか。

日本政府は尖閣諸島帰属問題を棚上げにして中国との経済交流を進めたため尖閣諸島は中国の領土という考えを半分認めたことになりました。
当然のことながら中国の政府も人々も取り返せるとの希望を強めました。

今回中国漁船の船長は、中国の領海で漁業をやって何が悪い、妨害する日本巡視船が悪い、したがって日本巡視船に衝突したのは正当防衛であると考えたようです。
当然のことながら中国政府はこの船長の考えを認め、全面的に船長を助けました。

ところが日本の人々は尖閣諸島は日本の領土と信じています。
まさか日本政府が、尖閣諸島は中国の領土という中国政府の主張に配慮しているとは思っていません。
ビデオを見たら日本の人々は日本政府の軟弱な態度を激しく批判するでしょう。
だから公開しなかったのでしょう。

中国政府はビデオ流出を受けて日本政府に問題を大きくしないでほしいと申し入れました。
日本の過激派が日本の人々の反中、反政府感情の高まりを利用して組織を大きくし、その矛先が中国に向かうことを恐れていると思います。
組織が大きくなり中国や日本で破壊活動をやるようになると東アジアは混乱します。

一番いい方法は中国政府が、日本が尖閣諸島を管理していることを認めることです。
ところが中国政府の言動を見ていると悲しいことですが問題は大きくなる予感がします。
強い中国政府を演じないとチベットもウイグルも内モンゴルもさらには東北地方も維持できなくなる恐れがあるからでしょう。

一方、日本政府は国民に真実を説明しないのでどんどん国民の信用を失い、過激派の政界進出をゆるす恐れが大きくなりました。

私達は反中感情、反政府感情だけで決して動いてはいけません。
過激派は過激派のために動きます。
私達のことなど考えません。
自民党、民主党でいいとは思いませんが、過激派の拡大ははるかに危険です。
法重視の新しい政治家を育てることが何よりも大切です。

開発途上国との競争に負けてはいけない技術分野

2010年11月04日 | Weblog


人が生きるには自然環境と生産環境と住環境の三環境が重要です。
三環境が調和していると人は生きやすいと思います。

日本は自然環境は昔から概して恵まれています。
生産環境は改善され、かなりよくなりましたが、どうやら峠をこえ、現在、下り坂です。
住環境は改善されてきましたが、十分な改善を見ないうちに経済横這い時代に入り、現在では狭小住宅が都市部の横にも上にも広がる危険な状態にあります。

経済については開発途上国の発展が日本の経済横這いの原因になっていますが、今のところ経済は横這いであって衰退ではありません。
しかし開発途上国との競争が苦しくて国内生産は縮小する動きです。
国内生産が縮小すると生産環境の破壊が生じます。
生産環境と相関関係が強いので住環境も破壊します。

苦しくても開発途上国と生産競争することが大切と思います。
もちろんすべての分野で競争することはありませんが、国際収支が赤字にならないように生産を守る必要があります。

有限な資源エネルギーを開発途上国と奪い合うような競争は悲劇を生みます。
省エネルギー技術、新エネルギー技術、省資源技術、資源リサイクル技術などの開発は先進国が取り組むべき先端技術です。
このような技術開発に成功すれば先進国は今後も経済成長が可能です。

今後も農産物は輸入すればいいという考えは賛成できない

2010年11月01日 | Weblog


第一次産業は日本も応分の責任を果たすことが健全です。
戦後農業は縮小しすぎました。
農業自給率を改善するためには農地が重要です。
しかし戦後の工業化の波に洗われ、多くの農業地帯が、建造物がいたるところに散在する非農業地帯に変わりました。

これらの非農業地帯は、現在の海外工業生産の増加時代を迎え、完全に工業地帯になる訳でもなく、住宅地帯になる訳でもなく、商業地帯になる訳でもなく、昔の農業地帯に戻ることもできず、性格のはっきりしない中途半端な地帯として衰退していくのではないでしょうか。

農業の復活は容易ではありません。

地方政府は、時間をかけ、散在した工場、住宅、商業施設などを計画的に集め、住みやすい地方都市を再建し、空き地となった所は将来農業に振り向けることができる広大な草地にしておくといいと思います。
この方が財政に無駄がないと思います。

水田地帯が非農業地帯に変わったような地帯は、想定外の大雨が降ったとき大洪水に見舞われ、厚く泥土に覆われるようなことが起こるかもしれません。
このような場合は思い切って都市計画に従がって移住、移転を進め、荒廃地は農業地帯として再開発するといいと思います。

今後の日本の産業は、第一次産業、第二次産業、第三次産業の釣り合いがとれたものでなければなりません。

近代的な第一次産業を育て失業者を吸収する政策が必要です。
公務員や自衛隊員を増やすなどの方法で失業率を下げるような愚策は決して実行してはいけません。