新感染者の発生が減ったと言って、政府は緊急事態宣言を解除したが、感染者がいなくなった訳ではありません。ウイルスが撲滅された訳ではありません。ところがあたかもウイルス禍が去ったかのように錯覚して、感染拡大防止に不注意な人々が活動を開始した感じがします。
当然のことながら新感染者が増えることがおこります。すると驚いて人々は行動を自制します。つまり今後も経済活動は抑制されると予測します。ウイルス禍だからしょうがないと言っていると、事業家・仕事人で破綻する人が増え続けます。政府は生活困窮者を救済し続けなければなりません。
ウイルス禍が去るのを心待ちにしているだけだと状態は悪くなると思います。よく観察するとウイルス禍の中で事業・仕事をやっている人々がいます。人々が生きるために必要なもの・サービスの提供事業・仕事はまさに死守されています。すべての事業・仕事がお休みになっている訳ではありません。彼らは感染拡大を防ぎながら必死で事業・仕事を継続しています。彼らのおかげで何とか社会が機能しています。
もし今気を緩めて、感染拡大防止に注意を払わない事業家・仕事人が、緊急事態宣言が解除されたと言って経済活動を始めると感染拡大が再びおこる恐れがあります。自分の事業・仕事が、感染拡大を防ぎながら行えるかよく検討した方がいいと思います。もし、むずかしいならば、事業・仕事を変える大胆な行動をとらないと破綻を避けることができないと思います。
政府も、経済政策を変えなければならないと思います。借金しながら救済しているだけでは経済は改善しません。縮小すべき産業、拡大すべき産業があると思います。