町の人々が公園の広場でささやかな盆踊りを楽しめるのは素晴らしいことです。
女性は美しい浴衣姿が定着しています。
男性は着物が駄目ですね。気持がまだ盆踊りに溶け込んでいません。
西アジアの戦争で破壊された町の映像を見ると、美しい町をつくろうという運動を空しく思います。
美しい町をつくっても戦争するなら何の意味もありません。
日本は憲法で戦争を放棄しています。
それなのに、政府は、アメリカのイラク戦争は正義であると述べて、自衛隊を使って燃料の供給や物資の輸送を行い戦争に協力しています。
近年の隣国との関係を見ますと、政府は戦争したいと思っているかのようです。
憲法を変えて日本を戦争できる普通の国にしたいと言う人が増えています。
日本は変です。
私は5才のときアメリカの猛攻で破壊された自分の町を見ました。
戦後は、風で吹き倒されそうな貧弱な家で栄養失調の状態で育ち、病気ばかりしていました。
就職してよく食べることができるようになりやっと健康が回復しました。
日本は戦争しない民需産業を重視する国になって本当によかったと思いました。
ところが晩年、美しい町をつくろうという運動で一生を終えたいと思っているのに、再び自分の町が戦争で破壊される恐れが出てきたことに悲哀を感じます。
近年日本は数学の水準が下がってきたと言われています。
戦争の数式は1-10=-9です。
しかし政府は、1-10>0と教えます。
なぜか日本の人々は、政府は変と言いません。
日本の数学の水準が下がっているというのは事実のようです。
どうして政府はこのような数学を国民に教えるのでしょうか。
実質財政破綻していますので破れかぶれになっているのでしょうか。
政府に対する人々の不満を隣国への敵意に転換しようとしているのでしょうか。
縮小しつつある軍需産業を拡大するためでしょうか。