やっと安倍内閣は対策の誤りに気付き、専門家会議を設けることにしたそうです。独裁主義の中国も対策に失敗していますが、民主主義の日本も失敗しています。どうも民主主義だからいいとは言えないようです。民主主義でも安倍総理が威張り、ほかの閣僚や国家公務員が安倍総理に忖度しているようでは、民主主義は作動しません。政治家は威張らず、無知な分野は専門家の助けを借りる姿勢が必要です。
誰が今回の対策の最高責任者だったのかよくわからないのですが、結果的に異常に大勢の人が新型コロナウイルスに感染したことから判断して対策は失敗でした。船内集団感染がおこってしまいました。クルーズ企画会社はまったく対策を考えていなかったのでしょうか。日本にはクルーズ船における感染拡大対策に関する知識を持った専門家がいなかったのでしょうか。国連世界保健機関(WHO)にも日本に指示できる専門家がいなかったのでしょうか。イタリアはクルーズ船における感染拡大を防いだというお話しがありますが本当でしょうか。今回の失敗を深く反省して、クルーズ船で感染症が発生した場合の対策に関する知識を高めてほしいと思います。クルーズ企画会社も船内で感染拡大がおこるとの前提で対策を考えておくべきです。知識がない会社はクルーズ企画などしてはいけないと思います。
クルーズ船ダイヤモンド・プリンセスでは、毎日新型コロナウイルス感染者数が増えているようですが、過去感染したのか、今感染しているのかわかりません。船内客室などに隔離されているとのことですが、これで感染防止になっているのかわかりません。消毒などは行われたでしょうか。空調システムで伝染することはないでしょうか。専門家が派遣されたそうですが、約3700人と非常に多くの人が乗っているので、陸の安全施設に隔離することが容易ではなく、そのまま船の客室などを隔離に利用していると思いますが、超大型客船とはいえ、群れているのと同じ状態なのでしょうか。現状で船内感染が進行中なら船内客室などに隔離する方法はよくないということになります。