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マフラー

 冬になっても、私の塾内での服装はカッターシャツにジャケットを羽織るだけの簡単なものである。綿パンを履いて素足でいるので、生徒からよく「寒くないの?」とたずねられるが、さほど寒いと思ったことはない。勿論それは塾の各教室が暖房設備で暖められているからなので、外に出ればやはり寒い。素足というのは、もう長い習慣で何も感じないのだが、上半身は当たり前に寒い。かと言って、外に出てもすぐにバスに乗り込むため、コートなどを着るまでもない。そこで、防寒具として私が冬になると必ずしているのが、マフラーだ。マフラーを首に巻けば、全身が暖まってくる気がするのは不思議だ。
 
 

これらは私が愛用しているカシミアのマフラーだ。左はもう10年以上使っている。娘が中高生の時には、ずっと彼女の首に巻かれていたのだが、大学生になったら、ブランド物など恥ずかしくってしてられないなどと偉そうなことを言って、私のもとに帰って来た。その間に私が自分用に買ったのが、右のものである。今ではこの2枚を併用していて、手元にあるほうをグルグル首に巻いている。
 これ以外に、弟から譲り受けた同じブランドのウールのマフラーも使っていたことがあるが、表面がチクチクしてやたら痒くなってしまったので、すぐに使うのを止めてしまった。カシミア製の方は、柔らかくて10年経ってもその肌触りは以前とほとんど変わっていない。価格は高いが、長い目で見ればカシミア製の方がずっとお得だと思う。
 マフラーの巻き方は色々あるようだが、今の私はジャケットの上から適当にグルグル巻きにしているだけだ。


妻からは、どこかの国のゲリラみたいだからそんな巻き方は止めろとよく注意される。だが、この巻き方が一番手っ取り早いし、誰も私のことなど気にかけたりしないだろうから、これで十分だ。しかし、少し前にはちょっとおしゃれな巻き方をしていた。マフラーを縦に2つに折って、それを横に2つに折る。それを首に巻きつけて、一方の端を二つ折りのマフラーの間に入れて完成。


これは学生風な感じで、すっきりしていてなかなか気に入った巻き方だが、最近では折るのが面倒になってしまってこの巻き方はしなくなってしまった。身だしなみに無頓着でいるわけでは決してない。私なりにこざっぱりしようとはしている。でも、簡単で暖かなほうを・・とついつい妥協してしまっている。これじゃあ、オヤジ化が進むばかりだ。
 これではいけないと思って、ネットでおしゃれな巻き方を探してみた。すると「ヨン様巻き」というのが写真つきで紹介されていた。私は韓流スターは好きではないのだが、物は試しにやってみた。

写真を見ながら30分ほど頑張ってみた。う~~ん、うまくいかない・・。やっぱりぶきっちょなのかなあ・・。
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