毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
じゃんけん
じゃんけんをしなくなった。子供の頃は何かあるとすぐにじゃんけんで決めていた気がするが、今では最後にじゃんけんをしたのがいつだったか思い出せないほどだ。子供の頃、何かの順番を決めなければならない時とか、面倒なことをしなければならない時とかに、じゃんけんで白黒つけるのはなかなか有効な手段だったように思う。じゃんけんで決まったら、もうそれ以上グズグズ言わずに約束したことを実行しなければならないと言う不文律があって、大抵の者はそれに従った。そんなときに未練たらしく「もう一回!」とかいう奴は皆から軽蔑されたものだ。まあ、そんな奴は大体が嫌われ者だったような気がするが・・・。
1ヶ月ほど前の毎日新聞に、じゃんけんの掛け声やあいこの時に続ける言葉についてアンケート調査した結果が載せられていた。それによると、じゃんけんの掛け声としては、「じゃんけんぽん」が最も多かったそうだ。「共通語」とまで書いてあったのはおかしかったが、語尾が「ぽい」「ほい」「しょっ」などと微妙に異なるバージョンもあったという。私の周りでは「じゃんけんぽん」と「じゃんけんぽい」とを併用しているような気がする。これには、地域によって大きな偏りはなかったらしいから、まさしく共通語なのだろう。
次に多かったのは、「いんじゃんほい」「ちっけった」「じっけった」だそうだ。「いんじゃんほい」は関西地方や愛知県でよく使われ、大阪や兵庫では語尾に「ほい」や「ほーい」をつけるのが特徴であるようだ。そういえば私の小さい頃は、「いんちゃんで決めよまー」などと方言丸出しでよくじゃんけんをした。その時の掛け声は「いんちゃんほい」と言っていたような気がする。名古屋のすぐ横なのに関西系?とちょっと不思議だ。また、「ちっけった」は東京や静岡・茨城など東日本に多く、「じっけった」は東北地方と岡山・香川など西日本の数県で使われるようだ。
他には、「ほーらいき」「おーこーりきえっせ」が秋田県。「いしけんぎー」が宮城で、「おーえっき」が青森。さらに、新潟では「ほーれんよっせ」、群馬は「ちっかっぽい」。長い掛け声もあって、富山は「じゃんへんへーのはっさんし」、山口は「じゃんけんもってすっちゃんほい」、福岡からは「じゃんけんじゃがいもさつまいも」という回答が届いたそうだ。色々あって面白い。中には男女で違う掛け声の地方もあるようで、和歌山では女の子が「じゃんけんほい」男の子が「じゃらけつほい」と言うのだそうだ。
さらに、「あいこ」だった場合にどう続けるかについての調査では、約8割の人が「あいこでしょを繰り返す」と回答したそうだ。他には、「あいこんです」「あいこっち」「あーらっせ」「どっこいほい」「勝負でしょ」などという面白い回答も寄せられたとある。あいこが何度も続く場合には、「しょ、しょ・・」と省略するケースも多いが、語尾を繰り返す場合、「じゃんけんしっ」では「しっ、しっ」となり、「ちっけった」なら「た、た」となるようだ。他には、「あわんでしょ」(秋田)、「しょっしょのしょ」(長崎など)、「あいらっしょ」(茨城)、「すっちゃんけ」(岐阜)と続けるところもあるらしい。私の場合は、「あいこでしょ、しょ、しょ・・」という一般的なパターンだったような気がするが、大勢でじゃんけんする場合、一旦あいこになると延々とあいこが続く場合もよくあって、飽きずにずっと繰り返していたのを思い出す。楽しかったなあ。
そういえば、チョキにはいくつか異名があって、石川では「キー」、北海道・新潟・岐阜などでは「チー」、愛知では「ピー」と言われるとあったが、確かに今でも私はチョキのことを「ピー」と言うことがある。というよりも、チョキなどというようになったのは大人になってからで、それまではずっと「ピー」と言っていたというのが実情だ。今の子供たちに「ピー」などと言ってもきょとんとされてしまうが、やはり私にとってはチョキではなく「ピー」だと思う。
この新聞企画は「呼び名で分かる」というシリーズだが、読むたびに色々な発見があって面白い。今の子供たちが話すのを聞いていると、TVなどの影響なのか方言を使う割合がずいぶん減っているように思う。「お国訛りは通行手形」などといわれた時代とは隔絶の間があるこの頃だが、それでもまだまだ言葉遣いからその人の出身地や世代が分るというのは興味深い。
1ヶ月ほど前の毎日新聞に、じゃんけんの掛け声やあいこの時に続ける言葉についてアンケート調査した結果が載せられていた。それによると、じゃんけんの掛け声としては、「じゃんけんぽん」が最も多かったそうだ。「共通語」とまで書いてあったのはおかしかったが、語尾が「ぽい」「ほい」「しょっ」などと微妙に異なるバージョンもあったという。私の周りでは「じゃんけんぽん」と「じゃんけんぽい」とを併用しているような気がする。これには、地域によって大きな偏りはなかったらしいから、まさしく共通語なのだろう。
次に多かったのは、「いんじゃんほい」「ちっけった」「じっけった」だそうだ。「いんじゃんほい」は関西地方や愛知県でよく使われ、大阪や兵庫では語尾に「ほい」や「ほーい」をつけるのが特徴であるようだ。そういえば私の小さい頃は、「いんちゃんで決めよまー」などと方言丸出しでよくじゃんけんをした。その時の掛け声は「いんちゃんほい」と言っていたような気がする。名古屋のすぐ横なのに関西系?とちょっと不思議だ。また、「ちっけった」は東京や静岡・茨城など東日本に多く、「じっけった」は東北地方と岡山・香川など西日本の数県で使われるようだ。
他には、「ほーらいき」「おーこーりきえっせ」が秋田県。「いしけんぎー」が宮城で、「おーえっき」が青森。さらに、新潟では「ほーれんよっせ」、群馬は「ちっかっぽい」。長い掛け声もあって、富山は「じゃんへんへーのはっさんし」、山口は「じゃんけんもってすっちゃんほい」、福岡からは「じゃんけんじゃがいもさつまいも」という回答が届いたそうだ。色々あって面白い。中には男女で違う掛け声の地方もあるようで、和歌山では女の子が「じゃんけんほい」男の子が「じゃらけつほい」と言うのだそうだ。
さらに、「あいこ」だった場合にどう続けるかについての調査では、約8割の人が「あいこでしょを繰り返す」と回答したそうだ。他には、「あいこんです」「あいこっち」「あーらっせ」「どっこいほい」「勝負でしょ」などという面白い回答も寄せられたとある。あいこが何度も続く場合には、「しょ、しょ・・」と省略するケースも多いが、語尾を繰り返す場合、「じゃんけんしっ」では「しっ、しっ」となり、「ちっけった」なら「た、た」となるようだ。他には、「あわんでしょ」(秋田)、「しょっしょのしょ」(長崎など)、「あいらっしょ」(茨城)、「すっちゃんけ」(岐阜)と続けるところもあるらしい。私の場合は、「あいこでしょ、しょ、しょ・・」という一般的なパターンだったような気がするが、大勢でじゃんけんする場合、一旦あいこになると延々とあいこが続く場合もよくあって、飽きずにずっと繰り返していたのを思い出す。楽しかったなあ。
そういえば、チョキにはいくつか異名があって、石川では「キー」、北海道・新潟・岐阜などでは「チー」、愛知では「ピー」と言われるとあったが、確かに今でも私はチョキのことを「ピー」と言うことがある。というよりも、チョキなどというようになったのは大人になってからで、それまではずっと「ピー」と言っていたというのが実情だ。今の子供たちに「ピー」などと言ってもきょとんとされてしまうが、やはり私にとってはチョキではなく「ピー」だと思う。
この新聞企画は「呼び名で分かる」というシリーズだが、読むたびに色々な発見があって面白い。今の子供たちが話すのを聞いていると、TVなどの影響なのか方言を使う割合がずいぶん減っているように思う。「お国訛りは通行手形」などといわれた時代とは隔絶の間があるこの頃だが、それでもまだまだ言葉遣いからその人の出身地や世代が分るというのは興味深い。
コメント ( 7 ) | Trackback ( 0 )