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風薫る・・

 5月になった。毎年この時期、愛犬弁慶が薄汚い。毛が生え変わる途中で、まだら状態になって見るも無残な姿をしている。たまに抜いてやるが、いくらでも抜けるから切りがない。よしっと気合を込めて一気に抜いてやらないと、きれいにならない。頑張ってみた。
(before)                           (after)

      

とりあえずはこれ位にしておいたが、庭が弁慶の毛だらけになってしまった・・・。少し汗をかいたが、ついでに二階の私の寝室の隣に置いてあるシンビジュウムの鉢を外に出すことにした。もうそろそろ日に当てないと元気がなくなる。一輪だけ咲きかけの花芽が長く伸びているが、外の空気に触れたほうが開花が早いかもしれない。全部で7鉢、一度に2鉢を左右の手に抱え、4往復した。かなり疲れた。

 

 今のところ咲きそうな芽は一輪しかないから、大事にしなければならない。葉の芽はいくつか出ているが、花芽がこれだけと言うのはいかにも寂しい。寒い間中、水遣りと栄養剤の注入は欠かさずやったから、もう少し華やいだ姿を見せてほしかった。ひょっとすると日を浴びたら、花芽が出てくるかもしれないから期待しよう。
 あっ、と思った。そういえば、ここ数日、カブトムシの幼虫の水槽に水撒きするのを忘れていた。慌てて水槽を棚から下ろしてみたところ、幼虫が1匹表面に出ていた。少し大きくなったようだが、ひょっとして干からびてしまったのかな、と心配して触ってみたところ、もぞもぞ動いたので、安心して水をたっぷりと撒いてやった。すると急にもくねくねと動き出して、見る見るうちに土の中に姿を隠してしまった。

  

  

 この間およそ2分ほど、鈍重にしか見えないカブトムシの幼虫が、これほどの動きをするなんて意外だった。全身をくねらせて土の中に身をうずめていく様子は、初めて見ただけにちょっとした感動ものだった。
 
 生き物を飼うのは世話が大変だが、時々思わぬ発見をさせてくれるので、やはり楽しい。でも、もうちょっと世話に時間をかけなくちゃいけないね・・。 
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