毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
歯医者
歯医者で、右上の奥歯を一本抜いた。2週間前に抜いたのと合わせてこれで4本抜いたことになる。こうなることを覚悟の上で今までほったらかしにしてきたのだから、そのツケが回ってきて何本抜かれようとも自業自得だ、諦めるしかない。とにかく歯医者に行くのがいやでいやで、我慢がとうとう限界にまで達して「もうこれ以上痛みを我慢できない」、と自分で思い知るまで動けなかったのだから、後悔しても仕方がない。周りからは、バカな奴だと思われているが、自分としてはここまで追い詰められなければ思い切れなかっただろうし、これより他に手立てはなかったと納得しているのだから、こうなったらもう歯医者に通い続けることだけに気持ちを集中させるしかない。
何を大袈裟な、たかが歯医者に何をそこまで一大決意が必要なのだ?と笑われそうだが、通院3回目になる昨日も10時半の予約で歯医者に向かう前から気分がどよよ~んと落ち込み、思考回路が停止してしまった。10時過ぎにいつもの喫茶店に寄ってから歯医者に向かうのがここ3回の行動パターンだが、気持ちが落ち着かず、喫茶店で頼んだアイスティーが喉を通らない。前回などは、「まったく・・」と言いながら、妻は私が残したアイスティーを携帯のカメラで撮り、娘に「歯医者に行く前のお父さんの様子」などといったメールを送ったらしい。その返事に「もう50前なんだから一人で歯医者くらい行きなよ」と返信が来たと教えてくれたが、まったく娘の言うとおりだ。だけど、いやなものはどうしようもない。自分としては歯医者の診療椅子に座るだけでも必死の覚悟がいるのに、その前に狭い待合室で自分の名前を呼ばれるのをじっと待つなんてことをしたら、診察室に入る前に緊張の余り失神しているんじゃないか、そんな気にさえなるものだから、妻に頼み込んで、待合室で私に代わって待っていてもらうようにしている。その間、私は病院の駐車場に停めた車の中で、一人心を落ち着けようと悶々としている・・。毎回30分ほど待たなければいけないのだが、もうそれだけでかなり困憊してしまい、妻に呼ばれて診療室に入ったときにはかなり疲弊してしまっている。そのおかげなのか、椅子に座ると力が抜けて、ちょっとは度胸が付く。
ここまで来ると、「なるようにしかならない」とさすがのヘタレでも思い切れるのか、口を大きく開けてなんとか迷惑を掛けずに治療を終えることができる。従兄弟がさりげなく気を使って、私の治療を先に済ませてくれているようで、申し訳ない気持ちでいっぱいだ。せめてもの感謝の気持ちを表すために、「有難うございました」と丁寧にお礼を言って、帰っていくことにしているが、本当に心からありがたく思っている。その好意に報いるためにも、とにかく「もう来なくていいよ」と言われるまでは、どんなことがあっても頑張って通わなければ、とややもすると尻込みしてしまいそうな己に喝を入れている。
それにしてもどうしてここまで情けない男なんだろう。普段は塾の生徒に偉そうなことを言っている男が、歯医者くらい(歯医者だけではなく、医者というところは全て・・)一人で行けずにどうする。「もうこれで3回目なんだからいい加減に一人で行ってよ」と妻も文句を言うが、順番を待って一人待合室で座っている己を想像しただけで心臓がドキドキしてくる。とても自分一人では行けそうもないから、「歯医者だけは我慢してくれ、お願い!」と懇願している毎日である。あ~~あ、本当に情けない。
思うに、自分の頭の中では十分理解しているはずなのに、どうしてもその通りにできないことはあるものだ。誰にだってあるとまでは思わないが、そうしたものを持っている人は少なからずいるのではないだろうか。それを「甘え」と言えば言えるかもしれないし、「心の弱さ」がその原因なのかもしれない。私の場合、そうした己の「弱さ」を乗り越えようとはせずに、妻に助けを求めてしまう「甘さ」があるのは重々分かっている。分かっているどころか何とか克服したい、しなければと思っているが、今のところはできないでいる。今さらもう手遅れだ、と心の中の悪魔が囁くが、できることなら何とかしたい、もうこれ以上妻に迷惑を掛けたくない、その意気込みだけは忘れたくないと思っている。
果たして治療が終わるまでに一人で待合室で順番を待てるようになるだろうか?
きっと無理だろうな・・・。
何を大袈裟な、たかが歯医者に何をそこまで一大決意が必要なのだ?と笑われそうだが、通院3回目になる昨日も10時半の予約で歯医者に向かう前から気分がどよよ~んと落ち込み、思考回路が停止してしまった。10時過ぎにいつもの喫茶店に寄ってから歯医者に向かうのがここ3回の行動パターンだが、気持ちが落ち着かず、喫茶店で頼んだアイスティーが喉を通らない。前回などは、「まったく・・」と言いながら、妻は私が残したアイスティーを携帯のカメラで撮り、娘に「歯医者に行く前のお父さんの様子」などといったメールを送ったらしい。その返事に「もう50前なんだから一人で歯医者くらい行きなよ」と返信が来たと教えてくれたが、まったく娘の言うとおりだ。だけど、いやなものはどうしようもない。自分としては歯医者の診療椅子に座るだけでも必死の覚悟がいるのに、その前に狭い待合室で自分の名前を呼ばれるのをじっと待つなんてことをしたら、診察室に入る前に緊張の余り失神しているんじゃないか、そんな気にさえなるものだから、妻に頼み込んで、待合室で私に代わって待っていてもらうようにしている。その間、私は病院の駐車場に停めた車の中で、一人心を落ち着けようと悶々としている・・。毎回30分ほど待たなければいけないのだが、もうそれだけでかなり困憊してしまい、妻に呼ばれて診療室に入ったときにはかなり疲弊してしまっている。そのおかげなのか、椅子に座ると力が抜けて、ちょっとは度胸が付く。
ここまで来ると、「なるようにしかならない」とさすがのヘタレでも思い切れるのか、口を大きく開けてなんとか迷惑を掛けずに治療を終えることができる。従兄弟がさりげなく気を使って、私の治療を先に済ませてくれているようで、申し訳ない気持ちでいっぱいだ。せめてもの感謝の気持ちを表すために、「有難うございました」と丁寧にお礼を言って、帰っていくことにしているが、本当に心からありがたく思っている。その好意に報いるためにも、とにかく「もう来なくていいよ」と言われるまでは、どんなことがあっても頑張って通わなければ、とややもすると尻込みしてしまいそうな己に喝を入れている。
それにしてもどうしてここまで情けない男なんだろう。普段は塾の生徒に偉そうなことを言っている男が、歯医者くらい(歯医者だけではなく、医者というところは全て・・)一人で行けずにどうする。「もうこれで3回目なんだからいい加減に一人で行ってよ」と妻も文句を言うが、順番を待って一人待合室で座っている己を想像しただけで心臓がドキドキしてくる。とても自分一人では行けそうもないから、「歯医者だけは我慢してくれ、お願い!」と懇願している毎日である。あ~~あ、本当に情けない。
思うに、自分の頭の中では十分理解しているはずなのに、どうしてもその通りにできないことはあるものだ。誰にだってあるとまでは思わないが、そうしたものを持っている人は少なからずいるのではないだろうか。それを「甘え」と言えば言えるかもしれないし、「心の弱さ」がその原因なのかもしれない。私の場合、そうした己の「弱さ」を乗り越えようとはせずに、妻に助けを求めてしまう「甘さ」があるのは重々分かっている。分かっているどころか何とか克服したい、しなければと思っているが、今のところはできないでいる。今さらもう手遅れだ、と心の中の悪魔が囁くが、できることなら何とかしたい、もうこれ以上妻に迷惑を掛けたくない、その意気込みだけは忘れたくないと思っている。
果たして治療が終わるまでに一人で待合室で順番を待てるようになるだろうか?
きっと無理だろうな・・・。
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