じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

森絵都さんの短編集から

2017-09-06 16:47:05 | Weblog
☆ 森絵都さんの短編集「架空の球を追う」から「銀座か、あるいは新宿か」「チェリーブロッサム」を読んだ。

☆ 森さんの作品は人物が生き生きとしている。頭の中で映像がまるでドラマの1シーンを見ているように広がる。


☆ 「銀座か、あるいは新宿か」は、高校時代の同級生である女性5人が半年に1度開いている飲み会の話。

☆ 別に天下国家を論じるわけでもなく、もはや40代に手が届きそうな女性たちのたわいもない話。例えば、次の会は銀座にしようかそれとも新宿でしようかといったような。

☆ どうでもいい話なのだか、読み進めてしまう。

☆ 女学生のようなキャピキャピした話だけれど、その中にそれぞれの人生の年輪が垣間見える。人生いろいろ、幸せに年を重ねて欲しいと思った。


☆ 「チェリーブロッサム」は、作者が遭遇した2つの場面が描かれていた。どちらもサクラがからんでいる。

☆ 1つは若い妊婦とそのカレらしき男の場面。女性の観察眼は鋭いと思った。なぜかは、一読あれ。

☆ もうひとつの場面は、ホームレスのおじさんの話。なんかほほえましい話だった。

☆ おじさんにも語りつくせない人生があったんだろうね。
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給食費が自治体徴収へ

2017-09-06 10:48:11 | Weblog
☆ 毎日新聞から。文部科学省は学校給食費の徴収業務を、各学校から自治体の直接徴収に変えるという。

☆ 戦後、全国一斉に制度化された学校給食、今まで学校単位で徴収されていたのがむしろ不思議だ。

☆ 給食費の未納問題が大きな問題になっていた時期があるが、それに教員はどれほど苦労しただろうか。

☆ 今さらながらの教員の勤務状況の見直しの流れだが、これだけのことを変えるのに60余年もかかるのだ。

☆ 本当に重い腰だった。
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