☆ 森絵都さんの短編集「架空の球を追う」から「銀座か、あるいは新宿か」「チェリーブロッサム」を読んだ。
☆ 森さんの作品は人物が生き生きとしている。頭の中で映像がまるでドラマの1シーンを見ているように広がる。
☆ 「銀座か、あるいは新宿か」は、高校時代の同級生である女性5人が半年に1度開いている飲み会の話。
☆ 別に天下国家を論じるわけでもなく、もはや40代に手が届きそうな女性たちのたわいもない話。例えば、次の会は銀座にしようかそれとも新宿でしようかといったような。
☆ どうでもいい話なのだか、読み進めてしまう。
☆ 女学生のようなキャピキャピした話だけれど、その中にそれぞれの人生の年輪が垣間見える。人生いろいろ、幸せに年を重ねて欲しいと思った。
☆ 「チェリーブロッサム」は、作者が遭遇した2つの場面が描かれていた。どちらもサクラがからんでいる。
☆ 1つは若い妊婦とそのカレらしき男の場面。女性の観察眼は鋭いと思った。なぜかは、一読あれ。
☆ もうひとつの場面は、ホームレスのおじさんの話。なんかほほえましい話だった。
☆ おじさんにも語りつくせない人生があったんだろうね。
☆ 森さんの作品は人物が生き生きとしている。頭の中で映像がまるでドラマの1シーンを見ているように広がる。
☆ 「銀座か、あるいは新宿か」は、高校時代の同級生である女性5人が半年に1度開いている飲み会の話。
☆ 別に天下国家を論じるわけでもなく、もはや40代に手が届きそうな女性たちのたわいもない話。例えば、次の会は銀座にしようかそれとも新宿でしようかといったような。
☆ どうでもいい話なのだか、読み進めてしまう。
☆ 女学生のようなキャピキャピした話だけれど、その中にそれぞれの人生の年輪が垣間見える。人生いろいろ、幸せに年を重ねて欲しいと思った。
☆ 「チェリーブロッサム」は、作者が遭遇した2つの場面が描かれていた。どちらもサクラがからんでいる。
☆ 1つは若い妊婦とそのカレらしき男の場面。女性の観察眼は鋭いと思った。なぜかは、一読あれ。
☆ もうひとつの場面は、ホームレスのおじさんの話。なんかほほえましい話だった。
☆ おじさんにも語りつくせない人生があったんだろうね。