年末にもこちらで少し触れましたが、その後のスマトラ沖地震。
国連の発表では、犠牲者は約15万人、まだ増える見通し、という。
また日本人の行方不明者は432人。外務省では、連絡がとれた場合には外務省に御一報いただきたいと呼び掛けていて、同時に今後も行方不明者の捜索に力を注ぐようです。
そして、今日、ジャカルタでは、被災国に対する復興支援を話し合う緊急首脳会議。
被害の大きさ、犠牲者の数、年末年始関係なく肉親の行方をさがす家族、支援する各国、など…いろいろなことに考えさせられる…。
そんな時、kwmrさんの「いい感じ: スマトラ沖地震、もしかしたらできたかもしれないこと...」を読んで、さらに考えさせられる。そういえば…新潟の時はやったのに、なぜ今回は、気が付かなかったのだろう…情報リンク集…m(_ _)m。(代わりといってはなんですが、kwmrさんのまとめられた募金等の宛先のリンク集を再びリンクしておきます→「いい感じ: スマトラ沖地震...」)
それと、「もしかしたらできたかもしれないこと...」の記事からリンクされているアマチュアカメラマン撮影の人々を襲う津波の写真群。さらにそのページからリンクされている、まだ海に眠る犠牲者のご遺体の数々…の写真。
マスコミが絶対に伝えない被害の現実。単に、俗に言う「グロ画像」かもしれないが、その現実を直視することによって、津波の恐怖を頭に焼きつかせること。そして、次は我が身かも?と備えること。教訓とすること。
全世界がそうすれば、今回、膨大な数となった犠牲者の死も無駄にはならないだろうと思う。
最後に、新潟県中越地震の時も紹介した「募金パーク」さん。
今回もスマトラ島沖地震津波の1クリック1円募金を行ってらっしゃいます。ご賛同できる方はぜひ。
TB。--------
「いい感じ: スマトラ沖地震、もしかしたらできたかもしれないこと...」
先日、イラクを電撃訪問していたブッシュが、地元のイラク人記者に靴を投げられていたが、むしろ、そちらの方が電撃的に思った。
でも、記者であるならば、もう少し頭を使って、キョーレツな嫌味でも言ってのけた方が、カッコ良かったかもしれない。
やはり、暴力的なことはいけない。結局、ブッシュと同等となってしまう。
それでも、観ていた僕としては、やっぱり少しスッキリする想いもあった。
ブッシュは、靴を避けていたようであるが、その後ろにあった星条旗を、2つ目の靴が揺らしていた。
それから、同行していた女性報道官が、現場の混乱時に、報道陣の機材(おそらくカメラのレンズ思われる)が顔面に当たり、顔にアザをつくった、らしい。
ところで、インターネットの方では、早速、このことをネタに、サイトが立ち上がっている。内容は、フラッシュソフトのゲームサイト。
その名も、「Bush's Boot Camp」。
ブッシュに靴を当てるゲーム、ではなく、ブッシュめがけて飛んでくる靴を銃で撃ち落すゲーム。
これが、結構、難しい。
ま、ゲームが苦手、というか嫌いな、僕だからかもしれないが、それでも、下記リンクの記事を読むと難易度は高いとされている模様。
関連リンク。--------
「仕事早っ! ブッシュ靴投げ事件をネタにさっそくFlashゲーム登場:欧米ゲーム事情/ゲーム情報ポータル:ジーパラドットコム」
◆朝から、インド・ムンバイでのテロの話で、テレビのニュースは持ちきりだ。
◆おそらく、夜中、寝静まっている時の襲撃のようだ。
◆何の関係もないのに、寝ているところを、いきなり銃や爆弾を持った奴らに集団で襲撃されるのだから、たまったもんではない。
◆もちろんのように、かなりの死者とけが人が出ており、その中には、日本人も含まれている。
◆インドには行ったことがないが、ムンバイは経済都市らしく、結構な数の日本人がいらっしゃるようだ。
◆ということは、主要各国からも、それなりの数の外国人もいるはずで、そういう意味においても、無差別殺人である。
◆それにしても、なぜ、関係ない人間まで巻き込むのか?
◆暴力・殺人行為自体、いけないことだが、さらに、レベルが低すぎる。
早速、今日、イギリスのブラウン首相の嫁はんが来日。成田から入国したそうだ。
今週に入って、やたらと警官をよく見る。
夜中は、一般市民よりも警官の方が、多いんじゃないか?と思うほどだ。
メインの会場は、洞爺湖だが、東京も結構、すごい警備だ。
何年か前の大阪でのAPECの頃を思い出す。
そうじゃなくても、東京の中心部は、たまに、要人来日などで、よく警備が行われているし、もちろんのこと、霞ヶ関は常に警備が厳しい。
とかく、警備で日常の生活に不便が出てきがちで、いろいろ言われている。
でも、やっぱり、何も起こらないほうが良いに決まっている。
なので、サミットが終わるまで、とにかく平和裏に時間が過ぎていってほしい。
サミットの中身より、どちらかといえば、そちらの方が気になる。
その次ぐらいに気になるのは強いて言うなら、原油価格の高騰をどう扱うのか?ぐらいか?
テレビを観ていたら、どこの局も、何かしらの方法で長野の中継をしており、それ自体、マスコミの「何かが起こるだろう」的な嫌な期待が感じられて観る気がしなかったが、聖火リレーが星野監督によってスタートした、午前8時15分、NHKは関係なく、いつもそうしているように、連続テレビ小説「瞳」をスタートさせていたことが、少し救いだった。
それにしても、長野の光景を見ていると、複雑である。
うまく言えないが、ここまでくると、もう、ナショナリズムの台頭がオリンピックの本質をも変えてしまいそうだ。
今でも、人が殺されているチベット。どこまでも思い上がりな中国。その巻き添えになっている感のある長野。
しかし、10年前、その長野でも、いくらかのナショナリズムを感じざるを得なかった。
聖火は、もちろん、オリンピックのシンボル的要素だ。そして、もともと、火というものは、人間を高揚させる要素も持っている。
それゆえ、このようなことになるのは理解できるが、僕が思うに、今回のことで、世界にチベットのことを考えさせる機会は十分に与えることはできているように思うので、あとは、僕らが、チベットの真実を知り、考えることが不可欠で、同時に世界の現実を想うことが重要なのだろう。
「chinese soldiers shooting tibetan pilgrims at mount everest」
もっと別の形で中国につたわるように記事を書こうか?とも思ったが、今日はとりあえず、普通に書いてみる。
状況がまだ、ハッキリしてこない(というか中国政府が事実を隠蔽しようとしているフシがアリアリ)し、あまり早まったこともしたくないと思ったからだ。
藤原さんのほうは、早速、反応されている。
とにかく、中国政府は、相手がチベットとなると、ハナから、武器を使おうとし、力技だけで押さえ込もうとしているようだ。素人目にも通常のデモ鎮圧の手法ではないように思う。
その、はじめから武器を使おうとするのはやめないといけないし、もちろん、人を殺してはいけない。
そして、本当の民主国家であるならば考えられない情報統制も一切解き、今回の抗議活動の事実を明らかにするべきでしょう。
さらに、気になる、こんなニュースも出てきている。
もしかすると、場合によっては、北京オリンピックが終わるまで情報統制は行われるかもしれませんな。
また、展開によっては、直前になってモスクワオリンピックみたいなことも想像してしまいます。
もう、いちいち書かないけど、毎年この日になると、いろいろ考えてしまう。
個人的にも。それ以外でも。
あの日以来の、世界の不安定さと、僕の置かれた境遇。
どちらも、まだ終わってはいない。
そして、世界も僕も終わっていない。
もちろん、これからも、前を向いて、生きる。
似た境遇のみなさん、これからも、ともに頑張りましょう!!!
TB。--------
「junzirog:あの日、9月11日。」
「junzirog:9.11 - あれから、5年。」
個人的にも運命の日となった、2001年9月11日から、5年。
率直なところ、あれから、やはり世界も日本も悪くなったような気がする。
日本にとっては、この5年は小泉さんとの5年だったわけだが、ただただ、気の抜けたライオンが叫んでいただけで、実体はどうか?
社会の不安は、まったく取り除かれていない、と思う。むしろ、増えたか?
次の首相は、どうも安倍さんらしいが、誰がなっても、この混沌な不安を取り除いてほしい。そして、ブッシュにも、できるだけ早い時期に大統領を辞めてほしい。(それが、平和への近道かも)
僕が海外の写真家で唯一、好感をもっているジョエル・マイヤーウィッツが、あの日から現場「グランド・ゼロ」を撮影し続けているが、この5年を目処としたのか、1冊の本にまとめたようだ。
いま一度、あの日を思い出し、今後の世界を想ってもらいたい。
関連リンク。--------
TB。--------
「junzirog:あの日、9月11日。」
どんな理由があろうと、人を殺すのはダメでしょ。
それも、関係のない人達を。
くだらん。
ロンドンのテロのニュースを知り、単純に、そう思った。