巷でかなりの普及度を誇っている、USBメモリ。
(たまに、USBメモリのことを、「メモリースティック」と言っている人がいますが、完全に間違いで、「メモリースティック」はソニーのデジタルカメラなどに使われているメモリーカードのことを指します。)
便利なように見えて、実は、不便なこともあります。
最近のUSBメモリの容量は、4GBから16GB、32GBの分まであったりします。
そうすると、データをいっぱい入れてしまいます。
こうなると、データの整理がつかなくなってしまったり、どこに何のデータがあったか忘れてしまったりします。
そんな風に、持ち主でさえ、そうなんですから、データ受け渡しで預かったりした相手は、もっとわかりません。
そこで、データの場所を聞くことになるのですが、
「Aというフォルダの中の、さらに、Bというフォルダの中の、もひとつCというフォルダの中の…、(挙句の果てに)…データの名前、なんやったっけ?」
「もう、ええわい。」
なんて事に、なりかねません。
そこで、
- USBメモリ自体を最初に開いたところ(一番上の階層)に、データ受け渡し専用のフォルダを作り、そこにデータを入れてから、相手に渡す。もしくは、USBメモリの最初に開いたところ(一番上の階層)自体を受け渡し専用のスペースにしておく。
(相手さんのお名前のフォルダを作っておくものいいかも。) - 容量の少ない目のUSBメモリを受け渡し専用で使う。(昔、使っていたのを再利用するとか。)
- USBメモリを使わず、CD-R、DVD-Rなどで受け渡す。(大事なデータほど、これがおすすめ。同時にバックアップを作成していることにもなり、上書きができてしまうUSBメモリに比べ、受け渡された相手も安心。)
そんなことなので、ポータブルなら、まだ仕方ないですが、据え置き型の外付けハードディスクで受け渡しなんて、やめてください。