junzirogoo!!!

日々勉強。〈COPYRIGHT © 2004-2024 KANGAWA, ALL RIGHTS RESERVED.〉

「とめよう!戦争への道・めざそう!アジアの平和 2023秋 関西のつどい」に参加。

2023年10月22日 17時55分00秒 | 政治

昨日、エル・おおさかで行われた「とめよう!戦争への道・めざそう!アジアの平和 2023秋 関西のつどい」に参加してきました。
コロナ禍明け前後の今年5月、自主ロックダウンを解除してからできうる限りこのような社会訴求的イベントには参加するようにしている一環です。

毎年、春と秋にやっているそうですが、今回は、ジャーナリストの布施祐仁(ふせゆうじん @yujinfuse)さん、平和運動家で普天間基地の辺野古移設や高江ヘリパッド建設の反対運動のリーダーである、山城博治(やましろひろじ)さんのお二人を講師として合計約100分の講演会の後、デモでした。

今回の講演については、まず布施さんが日本・沖縄を取り巻く現状をわかりやすく解説し、その後で沖縄の生の声である山城さんのお話をお伺いするという、非常に関連のあり理解が深まる講演だったと思います。このお二人で1セットとして本土の主要都市を講演してまわると、本土の人々の沖縄への理解は一層深まるのではないか?と思いました。


布施さんは「岸田大軍拡の本質を暴く」と題して、社会保障費を削減してまでもアメリカと一体化して追随する日本の国家安全保障戦略がまさにアメリカに言われるがままで、アメリカの対中軍事戦略に乗っかった南西諸島の基地の設置や自衛隊施設の強靭化であり、ミサイルの大量取得であり、台湾有事に備えた日米共同作戦計画であると解説。
一方、ASEAN諸国はこれまでの大国に利用された歴史や紛争が多かった歴史をかえりみて、紛争の平和的解決の外交を行いアメリカも無視できない存在になっていることも解説。
ここで日本は、今のままアメリカに追随して日米同盟を重視・強化し大軍拡を行い、中国との軍事的緊張を高める方向に進むのか?
平和憲法を活かし、ASEANと力を合わせて外交によって米中の緊張緩和を図り、戦争を予防する方向に進むのか?
このどちらを選択するかで大きく日本だけでなくアジア・世界の未来は大きく変わることを主張されていました。
そのためにも、「抑止論」を乗り越えること。単に平和だけでなく私たちの生活・暮らしを守るためにも強い意志をもって、国民世論を盛り上げなければならないことを最も重要なこととして話されていました。


山城さんは、「とめよう!沖縄・南西諸島の軍事化」と題して、先日判決が出て沖縄県が不利な状況になっている辺野古の問題から話され、国の政治家や玉城知事を交えたこれまでの山城さんの戦いのお話、沖縄の現状、これからのお話、特に若い世代に引き継ぐことの重要性を語られ、来月23日に開催される「県民平和大集会」についても触れられていました。

その後のデモは、エル・おおさか→南森町→扇町公園のコースで、20~30分ぐらい歩きました。
先頭のほうを歩いていたのでデモ参加人数がおおよそどれぐらいだったのかわかりませんでしたが、扇町公園に僕が到着してからもデモの列はかなり後ろに続いていました。集会参加人数が主催者発表で500人超えていましたので、そのままほとんどの皆さんがデモにも参加されたようです。

デモの先頭を歩く、山城博治さん(中央右)と服部良一さん(中央右)

今回の集会・デモで見た政治家:大椿ゆうこさん(参議院議員・社民党副党首)、ながさき由美子さん(社民党大阪府連代表 ・衆議院大阪9区立候補予定者)、服部良一さん(元衆議院議員・社民党幹事長)(見た順)

関連リンク。========
主催:とめよう!戦争への道・めざそう!アジアの平和 2023秋 関西のつどい実行委員会(大阪教組/大阪平和人権センター/しないさせない戦争協力関西ネットワーク/戦争をさせない1000人委員会・大阪)



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Pマークって、形骸化していま... | トップ | HIS(ヒズ) 「日本の人」 =... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

政治」カテゴリの最新記事