昨日のお昼前、
「安倍元総理大臣が演説中に倒れる。」
スマホの画面通知に出ていた一文。
「演説に懸命になって熱中症にでもなったか?」
と思ったのですが、
その通知を開いてみると、
「銃声」の文字。
これは只事ではないとニュース記事をよく読むと、
「銃声は2回」
と書いていたので、
「これは確実に殺しにいっている。」
と判断できました。
実は、今回の現場からそんなに遠くないところで働いているので、考えてみればお昼前にまわりが騒々しかったように思いました。
以降、空にはヘリコプターが夕方ぐらいまで飛び交い、帰宅途中、大和西大寺駅から見た現場の方角は結構人がいたように思います。
実際に家に帰ってからテレビを見ると献花に訪れている人が多かったようです。
今日になってからは行列ができるほどだったとか。
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どちらにしても、言論へのいかなる暴力での対抗は認められるべきものではないです。
今回、選挙期間中にこのような暴力によって演説者が殺されるということはあってはならないことであり、徹底的に非難されなければなりません。
このような事件(テロあるいは暗殺)が今の日本で起こってしまったことに非常に残念であり、これは国の恥です。
またなぜこのようなことが起こってしまったのか?検証されなければなりませんが、先ほど奈良県警本部が記者会見し警備に問題があったことは否定できないとの内容のコメントを出しています。
これについては後ほど別記事で書きたいと考えています。
(7月10日追記:いろいろな情報が流れてきているので、後日日数をおいてから書きます。)
何よりも、この記事で僕がいちばん伝えたいことは、
まず、明日は参議院議員選挙の投票日です。
昨日の件と参院選の皆様が行う投票に関係はありません。
昨日の件で投票先を変えるというのも変な話です。
冷静に本来のご自身の政治への意志表明として投票行動を行ってください。
そして、これまでにも暴力や暴力的なものによって自分の主義主張を表す輩が増えている傾向がありましたが、これを契機にさらに増えることが考えられます。また治安の低下も十分に考えられます。
本当は徹底的に抗うことが重要ですが、個人ではなかなか難しいどころか危険なケースもあります。
そのような時は無理に抗うことはせず逃げて自身の命を守ってください。
被害に遭われた時は躊躇せず警察に通報することが肝要です。泣き寝入りしないこと。
このような暴力や暴力的なものをなし崩し的に認めるような風潮を助長してしまうようなことになると、今よりもひどい世の中になってしまうかもしれません。
今回の銃撃事件はテロであり暗殺です。
戦前の日本の軍部によるテロ事件を想起する方も多いようです。
それだけに、明日の参院選の投票は、どこかでそのような風潮を認めている政党や候補者に投票すべきではないでしょう。また差別を煽っていたりする政党や差別主義者の候補者など、すなわち「国民の分断」に加担している政党や候補者にも投票するべきではないでしょう。
少しでも今より酷い世の中にしないためにも。
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