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医療関係者の使命感にいつまで頼り続けるのか?

2021年04月19日 23時59分02秒 | 政治

17日、上記のNスぺを観たのですが、話に聞いていた内容でありながら、あらためて現実の過酷さがよくわかりました。

実は、先日も母が急性腸炎で救急搬送されまして、そのまま10日間ほど入院していたのですが、救急救命士の皆様、病院の医師、看護師の皆様はじめ医療関係者の皆様すべて良くしていただき、母親も大変感謝しておりました。
それが仕事とはいえ、患者に寄り添って重要な役割を担っている医療関係者の皆様は今本当になくてはならない存在です。
コロナ禍の中、今一番世の中で偉大な存在は医療関係者の皆様ではないか?というぐらい思ってしまいます。

考えれば(考えなくても)、新型コロナウィルス感染症が拡大し始めてから丸一年が経ち、まだ終息が見えません。

今また第4波の到来で、医療現場はまたもやひっ迫した状態になってきています。大阪は緊急事態宣言の要請を国に行うとか。

「またか。」

と言いたくなるぐらい同じようなことの繰り返しを見ています。


一方、外国に目を向けると、
イギリスでは3回目のロックダウン中ですが、ワクチン接種が進んでいるのと、新規感染者数が少なくなっている状態で、解除までのロードマップを示し段階的に解除していっており、現在「Step 2」。このままうまいくいけば来月17日以降に「Step 3」、6月21日以降に完全に解除となるようです。

また、イスラエルでは、(先ほどテレビを観てびっくりしたのですが)2回のワクチン接種を終えた人々が踊っていました。
2回のワクチン接種を終えて1週間以上経過した人々に「グリーン・パス」というものを発行し、スポーツジムやコンサート会場、イベント会場などでの提示を義務付けて施設などを利用できるようにしています。そうすることによって、ワクチン接種率をさらに向上しようという計画です。
実際、イスラエルは世界の中でも接種が速いペースで進んでいます。

このように、徐々にですが元の生活に戻っている感があるイギリスとイスラエルですが、その制度設計をしているのは政治の力です。

それにくらべ日本はどうでしょうか?

政治が動いているとはいえ、各施策が後手後手で場当たり的で、出た結果に付け焼き刃的な対処しかできず、結局元の木阿弥。

大阪では18日に日曜日にもかかわらず、1220人の新規感染者を出し、すでに医療崩壊の状態。滋賀県に対して医療の応援要請を行い、滋賀県の三日月知事はこの要請に応じてくれました。(ありがとうございます。)
そして、先ほども書きましたが、吉村知事は国に緊急事態宣言の要請を行うようです。

さらに、この第4波のさなかに、もう第5波も来るんじゃないか?という予測も出ています。

このような状態では、いつまでたっても元の生活に戻れる気配がありません。
日本の政治は、この一年間、何を学んできているのでしょうか?(もしかして学習能力がないのでしょうか?)

日本はオリンピックをやると言っている以上、世界のどの国よりも早く「終息」を目指さなければならなかったはずです。
そのために、早い時期からオリンピックに照準を合わせ、新型コロナウィルス感染症に頭を使って対処し、ワクチン接種も早い時期からやらなければならなかったはずです。

しかし、この現状。
ワクチン接種も世界から遅れをとり、やっと高齢者からの接種が始まったばかりです。

今からでも政治の力で、先手先手の対処を考えて実施してほしい。
もう、医療はもちろん飲食業や観光業など日本の社会全体が疲弊してきています。

もう、いい加減、本当に政治が意味のある動きをしないと…。

以前も書いたと思いますが、
このままでは日本だけがいつまでたってもコロナ禍がなかなか終息しない状態で、終息が世界でいちばん最後になるのではないか?
そのように心配してしまいます。

そうなれば、新型コロナウィルスで死ぬ人も、新型コロナウィルスでなくとも疲弊した経済などそのほかの影響で死ぬ人も、非常に多くの人数になるのではないか?と危惧してしまいます。

それを避けるためにも、政治の意味のある動きを促すためにも、
医療関係者はもちろん飲食業や観光業の関係者など、困っている人々から現場の声を上げ続けるのをあきらめないことです!

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