小学生の頃から中学生ぐらいまでは特にそう思っていました。
だって、初めて子供の頃にカセットテープで聴いていた音楽がNHKラジオで放送から録音した、どこかの国(たぶんスイス)の民族音楽でしたし、ほかにもテクノ、クラッシック等いろいろな音楽の要素が坂本さんの音楽にはありましたから。
YMOは小学校2年生、戦場のメリークリスマスを小学校6年生、だったと思います。
そして、恥ずかしながら、最初、坂本さんがYMOの一員であることを知りませんでした。
それを知ったのは高校生の頃。
そのあたりも含めて、これまでにこのブログで書いていますが、高校生の頃は他のいろいろなミュージシャンの音楽を聴き始めた頃でもありました。
特にその頃から今でも聴いている音楽と言えば、サザンオールスターズ。
日本の音楽のいわば「常識」的な音楽と言いましょうか、以前にも「音楽が好きな人間として聴いておかなければならないもの、常識的に知っておかなければならないミュージシャン」 と書いたことがあります。
そんなサザンオールスターズが坂本さんの逝去の後、このような曲をリリースされました。
実は初めて聴いた時に涙腺が緩んでしまいました。
サザンが坂本さんを念頭に神宮外苑のことについて曲を作ってくれるなんて、僕は嬉しかったわけです。
それからでしょうか、また歳のせいもあるのか、ほかのサザンの曲も、聴くと最近は特に涙腺がユルユル。
思えばサザンの曲は人間が生きていく中での悲喜こもごもを表現しているものが多いんですよね。だからこその評価だと思います。
ということで、特定のミュージシャンの音楽だけを聴くことを否定しませんが、できればほかのミュージシャンの音楽も聴き視野ならぬ聴野(?)を広げていくことは良いことではないか?と思います。
またそうすることによって、元々聴いていたミュージシャンの音楽のさらなる良さを発見するかもしれません。
いやぁ、それにしても、音楽って本当に素晴らしいものですね。
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