親しかった人と再会した時って、うれしいですよね。
それも、会っていなかった時間が長ければ長いほど、懐かしくもありうれしいものです。
昨夜、「美しき日々」を見ていて、
「冬のソナタ」もそうだったけど、この「美しき日々」も人との再会がキーになっているなぁ。
と、思ったんです。
ソンジェが持っていたヨンスの描いた絵。昨夜は、その絵を「僕達は過去に出会っていたんだよ」といわんばかりに、ソンジェがヨンスに見せるシーンがありました。もっと踏み込めば、「僕はこれから、君に恋します。」といわんばかりでしょう。
そういえば、「ホテリアー」もそうでしたね。
アメリカで出会っていたドンヒョクとソウルで再会するジニョン。そこから物語は始まっていきます。そして、お約束のようにテを出す、ドンヒョク。ま、そんな単純なストーリーではなかったですが、僕がドンヒョクで、ああゆう状況なら、間違いなくテを出します^^;
もしかして、韓国って、こういうドラマがウケやすいんでしょうか?
そのあたりのことで思ったのは、特に「美しき日々」を見ていると、貧しかった過去、そして、(いろいろあるが、なんとか)うまくやっている現在、という構図が、韓国の国の歴史とオーバーラップしているように思うんです。
要は、日本との不幸な歴史で傷付いた韓国国民。戦争が終わってもさらに朝鮮戦争があり、それが終わってもしばらく国内でいろいろありました。そんな中から立ち上がってきたという熱い想い。そのあたりとうまくシンクロするのかも知れません。
さらに言うと、日本も同じように敗戦から立ち上がってきた国です。そして、同じように自国の歴史とオーバーラップするような、このようなドラマが流行った時期があったように聞いています。日本の国民も、同じように熱い想いを持っていた時期があったはずで、今、韓国のドラマが、日本でウケるのは、不景気が長く続いているのもあって、そんな熱い想いを取り戻したい世相があるからではないでしょうか?そう考えていくと、特に「冬のソナタ」が中高年層にウケたのも納得できます。
そんな風に、日本で韓流ブームが起き、韓国でも日本の文化が段階的に解禁されている今、長い歴史の中で、この2つの文化もまた、かつての交流を取り戻すように「再会」しているような、そんな気分になるのでした。
ちなみに、23日(火)、こんな番組があります。
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