まぁ、そんなことになるだろうという気はしていました。
先月、「質問権」行使から「解散命令請求」に至るかどうかについて書いた記事でも、結局、「解散命令請求」を出す気があるのか?時間稼ぎではないのか?という旨の記事を書きましたが、その「解散命令」とセットで初めて統一教会のような反社会的集団に対して効力を発揮し意味がある「被害者救済法案」でも、結局、抜け道だらけの「ザル」法案になりそうな状況らしく、寒くなってきているのに、それとは別の「悪寒」を感じそうです。
どこかのSNSで、「むしろ、統一教会を救済している」と揶揄しているのを見て今回のタイトルにもさせていただいたのですが、本質的にそう言われても仕方ないような状況です。
4党(自民党、公明党、立憲民主党、日本維新の会)協議などもやりそれなりの時間も割いていたのに、出てきたものは「使えない」シロモノで、この4党協議とは別枠で、3党(自民党、公明党、国民民主党)協議というのもあり、野党なのに4党から外された国民民主党との思惑と「野党の意見も取り入れた」としたい政府・与党の思惑が一致してできた3党協議ということらしく、もはや、ちゃんとした法律を作ることにやる気のないところをどこまでも露呈している状態で、この一連の「統一教会問題」の今後の展開に悪い予測しかつかず、本当に思いやられてしまいます。
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※お知らせ:先日より当ブログでは、旧「世界基督教統一神霊協会」、現「世界平和統一家庭連合」をその旧称に基づいて「統一教会」ではなく「統一協会」としてきましたが、有田芳生さんの著書「統一教会とは何か」にもありますように「統一教会」との表記が一般化しておりますので、今後、旧「世界基督教統一神霊協会」、現「世界平和統一家庭連合」の表記を「統一教会」と統一します。また同時に「旧」の表記を省きます。
ご理解、ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。