個人のせいではなく、社会のせい。こんな社会に誰がしたのか?
さらに厳しい現実を見せ付けられた番組、NHKスペシャル「ワーキングプア」。
去年、パートI、IIと2回にわたり放送され大きな話題となり、2007年度新聞協会賞など多くの賞を受賞した、この優れたドキュメンタリー番組が、パートI、IIを再構成し、再び今日、放送される。
12月10日(月) 午後10時00分~11時28分←今日です。
総合テレビ
そして、次の日曜日には、
12月16日(日) 午後9時15分~10時29分
総合テレビ
関連リンク。--------
「NHKスペシャル」
この世の中、一寸先は闇ではなく、地獄。
誰もが、同じような生活におちいる可能性を秘めている、いや、既にそのような生活を生きている人々が多いからこそ、多くの反響を呼んだのでしょう。
最近、国会(?)で生活保護の方の水準を下げるという、まったくこの問題の本質を捉えていない本末転倒な議論が出ているようですが、こんな今だからこそ、再び、できるだけ多くの皆さんに観ていただき、再び、考えていただきたい問題です。
反応というか、結局のところ、前向きにやっていくよりほかないと思うんですが、この現実を知って前向きにやるのと、知らずに前向きにやるのとでは、おのずと違ってくるように思います。
まぁ、それは人によるとは思いますが、具体的に何かするとか、助けるということではなく、同じ時代にある現実として、それを知るということだけでも、これからの人生に何らかの参考になると思うわけです。