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今年も残り半年になりました。

2021年07月01日 01時15分55秒 | 政治
コロナ禍がつづく2021年。
今年も6月が終わり、半分が終わりました。

残り半年、どうなるのか…。

まずは東京都議会議員選挙。
都民の皆様、投票は行ってくださいね。
127人の定員に271人の立候補があったようです(ちょっとややこしい)
各党国政選挙並みの体制で臨んでいるようで、その結果は秋までには行われる衆議院議員選挙への戦い方や結果に影響を与えそうです。

さぁ、誰に入れましょうか?

って、東京から離れて今年で早十年。
僕はもう大阪府民ですから、当然のことながらこの都議会議員選挙には投票権がないわけですが、ひとつ言えることがあります。

維新には入れないでください。

東京都民の皆様はわかっているとは思いますので、当然入れないと思っていますが、もし候補者が吉本の芸人と街頭演説をしていたら、一言「おもろないぞ!」と言ってやってください。それだけでその場を凍り付かせるにはかなり効果的です。(そんなことないか?)
まぁ、そんなことはムリにしなくていいですが。
というか、現場では相手にされないほうがいい。
彼らは自分たちの考えと違う人達は排除する考え方のようです。
馬場幹事長が立憲民主党を「日本に必要のない政党」と先日も某雑誌で言っていたようで、公党の幹事長がこのようなことを言ってしまうところに、非常に危険な考え方(ファシズム)の政党である可能性があることを露呈しています。
ちなみに、このブログでは何度も書いていますが、僕は2008年に橋下氏が大阪府知事選に立候補した時(要するに最初から)から一切の選挙で維新に投票していませんし、今後もしません。


そして、こういうふうな流れだと避けて通れない話題がオリンピック・パラリンピックのことだと思います。
これまで、このブログではあまりこのことに真正面から触れてきませんでしたが、それはいろいろと複雑な想いがあるからです。

そもそも僕はコロナ禍であろうとなかろうと、オリンピック・パラリンピックというイベント自体にはあまり積極的に歓迎ではありません。
表ではスポーツの祭典でありながら、実際、国同士の思惑が裏でぶつかりあっている様が辟易しています。長く言われているオリンピック誘致によって景気が良くなるという考え方も、もう古いと思っています。
またコロナ禍も伴って、世界各国の思惑、日本の政治の思惑、経済的な思惑(元々あった思惑とコロナ禍からの回復を含めた思惑など)、今年ほどいろいろな思惑が渦巻いているオリンピック・パラリンピックもこれまでなかったのではないか?と思います。

それでも毎回純粋にスポーツを楽しむイベントに向かってほしいと思いますが、毎回そうではありません。
その想いと同時に、かつてスポーツを取材する現場にいた者として、その場で伝わってくる日々努力している選手の想いというのも無視できないでいます。

ぶっちゃけ、個人的な考えとしてはコロナ禍のこの状態を踏まえれば、「オリ・パラは中止(か延期)」でありながら、選手の想いを想像する時、自分の立場では確固たる想いでそう言えない自分がいます。

一方で、選手の一部がオリンピック・パラリンピックを「中止(か延期)」した方がいいのではないか?と発言している報道も聞こえてきます。
ただ、やはりというか、この手の報道はかき消されています。

明確に聞いたのは、先日男子ハンドボール代表に選ばれ、Tiktokerでもある、土井レミイ杏利選手。
5月初旬、フジテレビのニュース番組で彼自身のことが取り上げられ、その中で「開催を中止したほうがいいのではないか。」と発言していました。かなり勇気のある発言だと思いました。
また、これはオリンピックの開催自体の話ではなく、選手が優先的にワクチン接種を受けれるようになった件に関して、アスリートも一般市民も命は同じなのだから、アスリートを優先的に接種するのはおかしい、旨の発言されたマラソン選手がおられたとか。誰だったのか、お名前は伏せられて報道されていました。(それもおかしなことだと思いますが)

このように選手の中にも同じ考えの方がいらっしゃるわけですから、ほかにも報道されていないだけで、いらっしゃるのかもしれません。
また外国人選手の中にも出場を辞退し来日されない選手も、すでにいらっしゃいますし、これからも増える可能性があります。国ごと辞退もあるかもしれません。


これに関連して、今週火曜日。
毎回聞いている藤原新也さんのポッドキャストで、ちょうど下記の内容ものが公開されました。
 
少し長いですが、オリンピックについていろいろな視点から意義深いお話をされています。
この中からひとつ今回の記事に関連したところで書くと、

オリンピックとスポーツは分けて考えなければならないこと。

僕も世間もついついこの2つを一緒に考えがちですが、実は分けて考えなければいけないものであることにあらためて気づかされました。(もともとそうでしたよね。具体的な理由は上記ポッドキャストを聞いてください。)


ということで、
今年も残り半年が皆様にとって、良い半年でありますことを願っております。
ワクチン接種も進んでいますが、今後もCOVID-19にはお気をつけください。
ご無理されず、ご自愛ください。

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