東大寺のお水取りは、正しくは「修二会(しゅにえ)」というそうです。3月1日から14日まで本行が行われます。(詳しくは、東大寺のHPなどで調べてくださいね)そして、この行を勤める練行衆(れんぎょうしゅう)の道明りとして行われるのが「お松明」です。

お水取りには、以前から行ってみたかったのですが、大混雑をする話などを聞くたびに、二の足を踏んでしまっていました。ところが、「お松明」は、3月1日から14日まで毎夜おこなわれ、12日より前ならば、混み方も少しはましと聞いたので、出かけてみることにしました。

昨日は雨だったので、こんな日に来るのは、よっぽどの物好きだけやと思っていましたが、到着してみると広場は人であふれていました。それでも普通の日よりは空いていたのかもしれません?

「お松明」の写真を撮るのが目的だったのですが、到着したのは6時45分ごろだったので、いい場所は確保できませんでした。三脚は禁止なので手持ちでの撮影となりました。(もちろんフラッシュも禁止です)おまけに、雨なので傘をさしながら、片手での撮影です。ISOを思いっきり上げて、絞りを変えながら撮影しましたが、思った通りピンボケだらけの写真になってしまいました。(なんとかましな写真だけをアップしています)

午後7時になると、まわりのライトが消されました。鐘の音と共に松明がはじまりました。1本ずつ2~3分の間隔で舞台の上を移動します。思ったよりはゆっくりと動いていました。火の粉も思ったよりは落ちていませんでした。
昨日は、約20分間で10本の松明が上がりました。(12日と14日は違うようです)

写真を撮っているときは、あの木が邪魔になるなとか、松明がもっと速く走らないかなとか、自分勝手なことばかり思っていましたが、よくよく考えれば「お水取り」は、あくまで仏教行事で、我々はそれを見せていただいているのだということを忘れていました。「お松明」のショーを見に行っているのではありませんでした。深く反省するところです。

お水取りは、1200年以上続く厳かな行です。我が芭蕉さんも「水とりや 氷の僧の 沓(くつ)の音」と、ピーンと張りつめた空気感を読んでいます。
「お水取りが終わらないと春が来ない」と言われますが、間もなく本当の春がやって来そうですね。
※昨夜は、暗くてよくわかりませんでしたが、下の写真を撮ったのとほぼ同じあたりから撮影していたようです。こうして見ると、たしかに左の木が…。

お水取りには、以前から行ってみたかったのですが、大混雑をする話などを聞くたびに、二の足を踏んでしまっていました。ところが、「お松明」は、3月1日から14日まで毎夜おこなわれ、12日より前ならば、混み方も少しはましと聞いたので、出かけてみることにしました。

昨日は雨だったので、こんな日に来るのは、よっぽどの物好きだけやと思っていましたが、到着してみると広場は人であふれていました。それでも普通の日よりは空いていたのかもしれません?

「お松明」の写真を撮るのが目的だったのですが、到着したのは6時45分ごろだったので、いい場所は確保できませんでした。三脚は禁止なので手持ちでの撮影となりました。(もちろんフラッシュも禁止です)おまけに、雨なので傘をさしながら、片手での撮影です。ISOを思いっきり上げて、絞りを変えながら撮影しましたが、思った通りピンボケだらけの写真になってしまいました。(なんとかましな写真だけをアップしています)

午後7時になると、まわりのライトが消されました。鐘の音と共に松明がはじまりました。1本ずつ2~3分の間隔で舞台の上を移動します。思ったよりはゆっくりと動いていました。火の粉も思ったよりは落ちていませんでした。
昨日は、約20分間で10本の松明が上がりました。(12日と14日は違うようです)

写真を撮っているときは、あの木が邪魔になるなとか、松明がもっと速く走らないかなとか、自分勝手なことばかり思っていましたが、よくよく考えれば「お水取り」は、あくまで仏教行事で、我々はそれを見せていただいているのだということを忘れていました。「お松明」のショーを見に行っているのではありませんでした。深く反省するところです。

お水取りは、1200年以上続く厳かな行です。我が芭蕉さんも「水とりや 氷の僧の 沓(くつ)の音」と、ピーンと張りつめた空気感を読んでいます。
「お水取りが終わらないと春が来ない」と言われますが、間もなく本当の春がやって来そうですね。
※昨夜は、暗くてよくわかりませんでしたが、下の写真を撮ったのとほぼ同じあたりから撮影していたようです。こうして見ると、たしかに左の木が…。
