「日本百名山」田中くんの旅は最高だ

最近、朝と夜にNHKのBSで「グレートトラバース　百名山　ひと筆書き」が放送されています。
去年、５回に分けて放送されたものを、さらに細かく１５分番組にしたものです。

このプロジェクトは、プロアドベンチャーレーサーの田中陽希さんが、南は屋久島の宮乃浦岳から、北は利尻岳まで７，８００キロを、いっさいの交通機関を使わずに、自分の足だけで歩くというものです。（海はカヤックを漕いで渡っていました。）
去年の４月１日にスタートし、１０月２６日にゴールしました。

深田久弥の日本百名山については、いろいろと是非がありますが（それは置いといて）、今回の「百名山ひと筆書き」は、すばらしい挑戦だった思います。
百名山だけなら登っている人はたくさんいますし、ネットを調べれば記録もたくさん出てきます。
しかし、山と山の間もすべて歩いた（走っていました）記録は皆無だと思います。まさに前人未踏の挑戦だったと言えるでしょう。

１日に５０キロ近く歩いていた陽希君に比べ、１０キロも歩けば、「足が痛い！」と言っている私ですが。
田中君（友達か？）からは、力をもらったような気がします。「よし、俺もやるぞ！」みたいな気分です。
でも、まさかこんなチャレンジは出来ませんよね。（絶対に無理です。）
自分の力に応じた挑戦をしようと、テレビを見つつ考えています。


私は、「日本百名山」にはそれほど関心はありません。たまたま登った山が百名山だったということはありますが。
私が登山を始めた頃は、百名山という言葉すら無かったような気がします。本が出版されたのが１９６４年ということなので、（５０年前です）まだ、世間に認知されていなかったのかもしれません。

たまたま登った百名山を紹介しましょう。


（剣岳　２００７年夏）


（槍ヶ岳　２００８年夏）