はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

高野山へ結願の報告に

2015-10-19 20:15:17 | 寺社めぐり
高野山へ四国八十八箇所巡礼の結願の報告に行って来ました。結願したのは5月10日だったので、ずいぶん間があきましたが。


高野山は、開創1200年ということもあってか大にぎわいでした。いつ行っても混んでいる気がしますが、昨日は特に人が多かったようです。(御朱印をもらうにも長蛇の列でした)


紅葉には少し早い時期でしたが、気の早いもみじはすでに赤く色づきはじめています。今月の末が見頃でしょうね。そうそう、イチョウの木も負けじと黄色く染まっています。






高野山はご存知のように弘法大師空海さんが開いた天空の一大宗教都市です。1200年前といえば、815年だから、平安京に都が遷されて20年ほどたったころの事ですね。今でも山深い所ですが、当時はどれだけ山深い所だったか想像に難くないです。


それにしても、こんなに山深いところに、お寺というか宗教都市を建設しようとした空海さんの思いは何だったんでしょう。このへんの詳しいことは、我が司馬遼太郎さんが『空海の風景』に書かれています。(今日、もう一度、下巻の29章を読み返してみました)


高野山に行くには、南海高野線や車で行くのが便利なのですが、昔ながら「町石道」というのがあります。私もまだ歩いていませんが、次回はぜひこの道を歩いて高野山に参詣したいものです。(女人高野として名高い九度山の「慈尊院」から「根本大塔」まで、22キロで約7時間というコースです)



※高野山の名物といえば、高野豆腐や胡麻豆腐ですが、今回お土産に買ってきた「生麩まんじゅう笹巻きあんぷ」は、なかなか美味しかったです。また、九度山~高野山の道中で売っている「富有柿」も安くて美味しかったですよ。













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