English Collection

日頃目に付いた覚えたい英単語、慣用句などの表現についてのメモです。

"obsidian" and "effigy"

2007年07月31日 | 英語学習
NHKの新日曜美術館でも取り上げていた上野の国立科学博物館で開催されているインカ・マヤ・アステカ展を見に行きました。 今年の4月から5月にかけてメキシコ、アルゼンチン、ペルーに行きアステカとインカの遺跡を見てきたばかりで、マヤ文明のユカタン半島は二十年程前に行ったこともあり色々と思い出しながら展示を見てきました。展示のほとんどに英語の表示もあり、古代の遺跡にはかならずと言ってよいほど発見される黒曜石は英語で "obsidian" (volcanic glass) と書かれていました。 博物館に行った時にしか使わない単語ですが "obsidian" を覚えたい。

英単語の話題はもう一点、これは最近覚えた "effigy" が人間、あるいは人間の顔をかたどった容器、土器、陶器の説明に使われていました。外国のデモのニュースで特定の政治家に似せて作った人形を見かける事がありますがこのような人形は火をつけて焼かれたり、踏みつけられたりで散々な目にあいます。このような人形を英語ではeffigyと言う事を知りました。

ニュースの例を紹介します。

from USA Today
Hundreds of protesters carried an effigy of Uncle Sam and staged a mock trial of U.S. President George W. Bush on Monday in demonstrations against his visit here and U.S. plans to build a missile defense system.

from CNN.com
A California couple who created a national uproar last week by hanging in effigy a U.S. soldier on its home with the message "Your Tax Dollars at Work" now has a new message with the hanging uniform: "Bush Lied. I Died."

Wiktionaryによるeffigyの説明は:

a dummy or other crude representation meant to represent a person or group that is hated a likeness of a person

呪いで使う日本の藁人形もeffigyになるのでしょうか?
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crepe myrtle

2007年07月29日 | 英語学習

日中は陽射しが強く、夜は毎日の様に卓球の練習をするか都心に出かける用事があるので最近はジョッギングをしていないのですが、昨日の夕方久しぶりに12km程度走りました。緑が濃くなり、バラの花もほとんど散ってしまいましたがサルスベリ(crepe myrtle)の花があちこちで咲いているのに気が付きました。 これで私が勝手に夏の3大花木と名付けている花が全て揃いました。サルスベリ以外の私が決めた夏の3大花木は夾竹桃(oleander)とムクゲ(Rose of Sharon)です。サルスベリの花はピンクあるいは紫がかったピンクそして純白色が多いですね。

crepe myrtlecrepeはサルスベリの花が縮緬の様になっているので付けられていますが、myrtleのスペルが難しく、私はよく殉教者のmyrtyrと間違えてしまいます。米国南部出身の米国人の話ではcrepe myrtleは米国でもよく見かけるそうです。

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dog

2007年07月28日 | 英語学習
今日のThe Japan Times Online に次の見出しがありました。

Farm minister dogged by more dubious expenditure claims

赤城農林水産相が関連する政治団体での不適切な処理がマスコミの話題になっているのでこの dogged には悪い意味があるとは予測できるが動詞としてのdog の意味は知らないので辞書を見たら:

dog (v): 1. if a problem, bad luck etc. dogs you, it does not go away and causes trouble for a long time
例: Plans for the new campus have been dogged by controversy from the start.
2. to follow closely behind someone
例: The press dogged him relentlessly.

なるほど、「尾行する」それから「不幸など良くないことがまとわりつく」の意味があるのですね。 大臣は例によって言い訳ばかりしている様ですが、反省し過ちを正さないと "die like a dog" とは言いませんが "go to the dogs"(落ちぶれる)可能性は高いのではありませんか?
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gig

2007年07月25日 | 英語学習

件名に "a friend is having a jazz gig" と書かれたメールを受け取りました。 本文に "One of my best friends and her family are visiting from Boston right now. Her hustband Steve is a jazz guitarist and is having a show tonight (sorry, last minuite!) in Akasaka from 7:30." とあるので
gig はこの場合は演奏であることが分かります。 辞書で確認すると:

gig: a performance by musicians, especially musicians who play popular music or JAZZ, a COMEDIAN etc. that they do to earn money

久しぶりにライブのジャズ演奏を聴き楽しめました。場所は赤坂の B flat ("http://www.bflat.jp") このライブハウスはトリオの演奏には広すぎる舞台で、客席数は少なく見ても50名は有るようだが、その日の客はたったの十人強、しかも私も含めた知人・身内グループ8名を除くと何名?? ちょっと演奏者が気の毒になりました。 曲は全てギター奏者スティーブ自身が作曲したものでいかにもジャズギターの曲と言う感じでしたが(例えばウェス・モンゴメリーのような、ちょっと古いか)スティーブが話す曲の説明・タイトル、例えば、季節の変化を感じて作った change 、初めての子供が生まれて作った after the fact などを聴いた後で演奏を聴くと、タイトルと曲の関係は抽象画を見た時の感じと同じでした。

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sic

2007年07月21日 | 英語学習

他人の文章を引用する際にその原文の中のある単語(文)が明らかに間違い(漢字の誤りとか、英語ならスペルミスなど)と思われる場合に括弧の中に但し書きとして(原文のまま)と記述しますが、この(原文のまま)に相当する英語があることを知りました。 ロングマンにある例文と説明を引用します。

Jenna's letter began "Dear Santa Clouse (sic)..." 

この文の "Clouse" は明らかに "Clause" の間違いであることを後に続く (sic) が示しています。
sic: used in PARENTHESES or BRACKETs after a word in writing that you have copied from another document in order to show that you know the word was not spelled or used correctly

私も他人の文章をいつも引用していますのでもしその様な文章に (sic) があればそれは(原文のまま)を意味していますので宜しく。

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eighty-sixed

2007年07月17日 | 英語学習

台風4号が来ていたので14日は福岡行きの飛行機がキャンセルになるのではないかとヒヤヒヤしましたが、予定通り福岡に行け、雨に降られましたが15日早朝に行われた博多祇園山笠の追山も見る事ができました。
今回の旅行には、前に読んだ David A Thayne+小池信孝共著の「その一言ネイティブならこう言います」が良かったのでやはり図書館にあったディビッド・セイン+石本 絢子共著の「英語でトリビア」を借りて持っていきました。タイトルにトリビアとあるだけにtriviaな英語が多く、love apple は tomato の意味とか pocky はあばたのあるとの意味だなどスラングではないかと疑わせる表現(スラングではなくネイティブの常識かも知れませんが)の話が多く、正直期待外れでしたが一つだけ覚えておきたい表現がありました。

I've been eighty-sixed.

本には「リストラされた」とありましたが、念のためにロングマン現代アメリカ英語辞典の説明と例文を見ると:

eighty-six: to refuse to service a customer, or to make them leave a bar or restaurant

Rob got eighty-sixed from the club for not wearing a jacket.

とあります。元々コックの隠語で「客にサービスをしない」、「客を追い出す」意味に使われていて、名詞では「酔ってあばれたりするので料理を出さずお断りする客」となり、そこから「首にする」、「殺す」、「品切れ」等の意味にも使われるようですが、いずれにせよスラングではないかと思います。

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That's the way to do it.

2007年07月11日 | 英語学習

「その一言ネイティブならこう言います」 "How a Native Would Say That" by David A Thayne, 小池信孝、を読みました。

「さすがだね」("That's the way to do it. ")、
「こうなったら意地だ」( "I'm not backing down now. ")、
「とぼけないで」("Don't give me that..")

等々、覚えたいフレーズが満載です。 普通の会話本を卒業した人にお薦めの本です。

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Rose of Sharon

2007年07月07日 | 英語学習
むくげの花が咲き始めました。むくげの花は色や柄、一重の他に八重もあり種類に富んでいますが今頃から初秋まで夏中綺麗な花を咲かせます。 むくげは米国英語で "rose of Sharon" と言いますが(The species that is today known (especially in America) as Rose of Sharon is Hibiscus syriacus, the variety 'Aphrodite'.)、英国、オートラリアで "rose of Sharon" と言うと黄色い花を咲かせるヒペリカムを示すそうです。 Dictionary.comで "rose of Sharon" を引くと: 1. Also called althea. a widely cultivated shrub or small tree, Hibiscus syriacus, of the mallow family, having showy white, reddish or purplish flowers.(むくげの事です。) 2. Also called Aaron's-beard. a St.-John's-wort, Hypericum calycinum, having evergreen foliage and showy yellow flowers. (ヒペリカムのことです。) 3. a plant mentioned in the Bible. Song of Solomon 2:1. 上の3.にあるように聖書にも "rose of Sharon" が出てきますが(The Flowers are used in honor of Our Lord and symbolically show that He is "The Rose of Sharon and the Lily of the Valley.")むくげはアジアが原産地なので聖書にある "rose of Sharon" はむくげではなく "The Rose of Sharon is a flower of uncertain identity mentioned in English language translations of the Bible." 、ではどんな花かと言うと諸説あり定かではないようです。 ところで、むくげは韓国の国花になっていることをご存知ない方の為に書き加えておきます。
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past or present tense?

2007年07月06日 | 英語学習

英文法は苦手と前にも書いた気がしますが今日はその苦手な英文法の話です。

While reviewing future, past and present tense with my Year Nine English class, I posed the question, "'I am beautifull' is what tense?"
One student answered. "Past tense."

私には座布団を一枚上げたくなるような生徒に思えます。でも先生からはバッテンを貰うでしょうね。

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nee Adamas

2007年07月03日 | 英語学習

先日Asiatic Society of Japan(以下ASJ)が毎年発行しているThe Transactions of the ASJのSUPPLEMENTを頂きました。この増補はLife and Learningと題されていて主にASJの理事やOB(Donald Richie, Donald Keene, etc.)がそれそれのLife and Learningの経験について書いたもので非常に興味が湧く内容のものです。

"We would like to ask contributors to write on how their lives and their learning have interacted (with some connection to Asia); perhas how their leaning has influenced their lives or how their lives have influenced ther learning, or how a certain moment or experience drew them into what became a subject of lifelong study."

まだほん一部しか読んでいませんが、最初に読んだのは面識のある方の寄稿で最後に寄稿者の略歴が書かれており、名前のあとに括弧書きで "(nee Yamamoto)" とありました。neeの真ん中のe にはアクセントマークがついていましたので元々は英語では無い事が推測されます。 辞書で調べると旧姓を示すフランス語から来た言葉であることが分かりました。 通常会話では maiden name と言うところを文語では Mrs. Jones, nee Adams と(多分格調高く)書くのでしょう。

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