English Collection

日頃目に付いた覚えたい英単語、慣用句などの表現についてのメモです。

I am a cat.

2006年05月30日 | インポート

漱石の『我輩は猫である』に関する英文記事に難しい言葉 "misogyny" が出てきた。

Soseki's cat also ended up being drowned, and the modelling of the cat's master on the author in both cases reveals that Gray and Soseki shared a common trait of misogyny.

簡単に言うと "woman-hater" のことらしい。 対語の "man-hater" を調べると "misandry" とも言い、人間嫌いは "misanthropy" でこれは前に見た覚えがある。
"misogyny" の反対語(antonym)は "philogyny" (love of women、女好き)で、例文は:

If it were not for his philogyny, he would not be able to spend all of his time around females.

"philogyny" の対語は調べたが分からなかった。 世の中には "philogyny" ほど "love of men" の女性はいないのかも知れない(?)。

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How to Get Your Point Across in 30 seconds

2006年05月27日 | 英語学習

小話やジョークが好きなので面白いものを見つけたらウェブに掲載して記録して います。 そこで早速 RD April, 2006で読んだ Life’s Like That を紹介します。

A rack of self-help audio books at my local copy centre caught my eye. I picked one up: How to Get Your Point Across in 30 seconds or Less. Flipping it over, I read, “Listening time: 45 minutes.”

「30秒で自分の考えを相手に伝える方法」と題した方法なのにリスニング時間45分とは如何に?("get across" は理解させる、意味を通じさせるの意味です)

ここに出てくる "How to Get Your Point Across in 30 seconds or Less" は Milo O. Frank の著書で、私は十数年程前にオーディオではなく本を読んでいました。 この本とか、やはりベストセラーになった "One Minute Manager" などは私の好みの本です。(もちろん1分間だけの、あるいは1分間でなれるマネージャーの本ではありません。)

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orderly

2006年05月27日 | インポート

単語に "ly" が付くと直ぐに副詞か形容詞だと思うのですが次の文の "orderly" は明らかに名詞ですね。

A friend got into a hospital lift with an orderly who was wheeling an elaborate machine.

意味が分からないので辞書を引くと:

【名-1】 病棟勤務員、付き添い、用務員
【名-2】 看護兵、当番兵

とあり、納得です。 もちろん、形容詞の意味:「規則正しい、規則的な、順序正しい、秩序のある、整然とした」も辞書にはあります。

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Hork or technicolour yawn

2006年05月27日 | 英語学習

RDの小話の最後に出てくる単語 "Hork" の意味が分からないので小話の落ちが分かりません。

I live next to a petrol station in New York and recently was delighted to notice new signs that said "Please do not Horn."
Apparently others in the neighbourhood complained. Changes were made. The signs now say, "Please do not Hork."

知り合いの米国人(日本滞在が長い)と英国人に意味を訊いたが彼らも知らない単語だと言う。 そこでやはりオンライン辞書、One-Lookで調べると American-Australian Slang Dictionary のたった一つの辞書に "hork" の意味がありました。

hork : barf, technicolour yawn

いづれも普通の言葉だと "vomit" にあたるもので、米語だと思いますが先の英国人はどちらも知っていました。 30代前半の米国人女性の方は "technicolor yawn" は知らないと言い、学生の頃良く耳にした表現 "pray to the porcelain god" を教えてくれました。 なるほど、その状態が目に浮かびますね。

"vomit" を表すスラングは "How many ways do we vomit?" と題した次のサイトによると二百はあるようです。

http://www.linkydinky.com/blowchunks.shtml

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forgo

2006年05月23日 | 英語学習

Japan Times E-mail News Service Wednesday, May 10, 2006の見出しで次の様に使われている単語 "forgo" を知りませんでした。

Business lobby presses Koizumi to forgo Yasukuni

この “forgo” をオンライン辞書のOne-Look で引くと
Quick definitions (forgo)

verb:   refrain from consuming (Example: "You will have to forgo alcohol")

verb:   do without or cease to hold or adhere to

verb:   lose or lose the right to by some error, offense, or crime

とありました。つまり、「差し控える」とか「なしで済ます」の意味ですね。

この "forgo" はその後の May 21 の見出しにも出て来ました。

Dancers to forgo swastika in Germany

Because of its similarity with the Nazi emblem, Awaodori folk dancers will wear special outfits without the Buddhist swastika when they perform in Germany this month.

"forgo" は知らなかったくせに "swastika"(まんじ、卍)は知っていました。
まだまだ基礎が足りませんね。

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expunge

2006年05月20日 | 英語学習

会社法務の仕事をしているので契約書は毎日何件も読みますが、英語の契約書が平均して月に1件強程度あります。たまに同時に数件の案件が重なるときもありますが、その大半が米国企業との契約書なので見慣れない文体や使用される表現、単語に会うことはそれほどありません。 たまに米国企業以外のヨーロッパあるいはアジアの企業の英文契約書を読むことがありますが、その場合には米国企業の契約書ではまず見かけない表現もしくは単語を一つ二つ見つけることがよくあります。 最近読んだあるSingaporeのメーカーとの契約書にも "expunge" なる単語が次の様に使われていました。

expunge all Confidential Information it programmed or entered into any computer, word processor or other similar device and destroy all notes, analyses or memoranda containing Confidential Information it prepared.”


"expunge" を辞書で調べると:
1. to remove something such as name or piece of information from a list, book etc.
2. to forget something bad

expunge ~ from the record
~を記録{きろく}から抹消{まっしょう}[削除{さくじょ}]する
・ The judge told the clerk to expunge the witness's statement from the record. 裁判官はその証人の発言を記録から抹消[削除]するように書記に言った。
expunged from the record
《be ~》記録{きろく}から抹消{まっしょう}される
The judge told the clerk to expunge the witness's statement from the record.
裁判官はその証人の発言を記録から抹消[削除]するように書記に言った。

などと出ていました。
辞書には <FORMAL> とも記されていたので法律、契約書などで使われる言葉なのでしょうが、私がこれまでに読んだ米国の契約書では "expunge" は使われず、通常 "destroy" が使われています。念のために過去半年で読んだ約10件程度の Non-Disclosure Agreement を確認しましたが、6割強は秘密情報の返却のみの定めとなっており、返却以外の条件としては次の例のように全て "destroy" が使われていました。

Confidential information shall be returned to the other Party or destroyed, with all copies thereof, upon the termination of this Agreement.

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Good or Bad

2006年05月20日 | インポート

I went to a store to buy some insecticide. ‘Is this good for mosquitoes?” I asked a clerk.

“No,” he replied. “It will kill them.”

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collared

2006年05月20日 | 英語学習

Japan Times E-mail News Service, Wednesday, May 17, 2006のヘッディングに

Errant giant crab collaredin parking lot

がありましたが、この中の "collared" が私の知っている意味、「襟」、「首輪」、「逮捕する/される」では通じません。 そこでオンライン辞書のOneLookを見ると:

1) noun:  a figurative restraint (Example: "Asked for a collar on program trading in the stock market")

2) noun:  a band that fits around the neck and is usually folded over

3) noun:  a band of leather or rope that is placed around an animal's neck as a harness or to identify it

4) noun:  necklace that fits tightly around a woman's neck

5) noun:  the act of apprehending (especially apprehending a criminal) (Example: "The policeman on the beat got credit for the collar")

6) verb:  take into custody

7) verb:  furnish with a collar (Example: "Collar the dog")

8) verb:  seize by the neck or collar

9) name:  A surname (rare: 1 in 100000 families; popularity rank in the U.S.

と色々な意味があり、この6) take into custody の意味だと推測できます。take into custodyの意味は「収監する」つまり「逮捕する」の意味にもなりますが「保護する」の意味もあり、私の場合 "custody" ときたら、拘留、監禁よりも後見、保護の意味の方が先に頭に浮かぶので、英英辞書の方が分かり易い例でした。

タイトルに続く記事の内容を調べると:

SASEBO Nagasaki Pref. (Kyodo) The Nagasaki Prefectural Police said Tuesday they had captured a horseshoe crab at a supermarket parking lot in Sasebo

とあり、カブトガニ(giant crab)が抱かれた写真も掲載されているので、タイトルの “collared” はOneLook 6) の「保護された」と解釈するのが妥当でしょう

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斎藤美奈中毒

2006年05月13日 | 日記・エッセイ・コラム

昨年清水義範という作家の小説が気に入り彼の小説を続けて5~6冊読みましたが、その後また小説から離れてしまいました。 そろそろ又何か適当な小説を読もうかと思っていたところ図書館で目にしたのが斎藤美奈子著の『妊娠小説』です。変わった題名の小説だなと思ったのですが、実は『妊娠小説』は小説ではなく著者が定義する「望まない妊娠を登載した小説=妊娠小説」について考察した本で、斎藤美奈子はこの本で評論家として華々しくデビューしたそうです。 森鴎外の『舞姫』と島崎藤村の『新生』をそれぞれ妊娠小説の父と母とする歴史的な解説から始まり、日本の近代小説を大胆に分析しています。 たちまち著者のファンになり、著者の『文章読本さん江』と『あほらし屋の鐘が鳴る』も立て続けに図書館から借りて読んでしまいました。 著者の分析力と文章力には不思議な魔力があり、対象となっている小説のほとんどを読んだことのない私でも(だから?)納得の連続で、斎藤美奈子中毒になりそうです。 自分が読んだことのある小説についての話を読むと自分は今まで同じ本を何とぼおっとして読んでいたのだろうと我ながら読解力のなさに気がつくしまつです。
これ以上斎藤美奈子の本を読むと本物の小説を読む必要性を感じなくなる気がしたので(実は既になりつつある)一旦斎藤美奈子とは縁を切って、と言っても小説を読む気は無くなったので、斎藤美奈子が評論した、小説以外の本の内『さよならダーウィニズム』と『絶対音感』を読みたくなった。早速図書館に借りに行こう。

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hold one's own

2006年05月13日 | 日記・エッセイ・コラム

私が英語を勉強する目標の一つは英語の小説をスラスラ読めるようになることです。そこで、ぼちぼち実行しているのが、語彙力の強化と日本語の小説を読むことです。
語彙力については今までも色々な方法で努力をしてきたので英検やTOEICのテストなどで出されるような英文には知らない単語はほとんど出てこなくなり、ビジネス英語や時事英語にもかなり強くなってはきましたが、小説となるとやはりまだまだ語彙力の不足は否めません。 そこで先々月から始めたのが英語のジュニア小説を読むことです。娘が10歳~12歳の頃家族で米国に住んでいた時に娘が読んでいたローティーン向けのジュニア小説が数十冊あるのに気がつき、一寸読んで見たら結構面白いのです。しかしながら、大人の小説を読むのと大して変わらないのではと思うほど、知らない単語が結構出てきます。一寸がっかりです。とにかく、まずこれらの本を全部読んで語彙力を増やそうという計画です。
そんな小中学生対象の本なんか読んだって語彙力は大したことはないでしょうと馬鹿にはできません。ジュニア小説は短いのは百数十ページ、たいていは二百ページ強程度で、これまで約3ヶ月で7冊読みましたが1冊平均で知らない単語が30プラスマイナス10語位あります。この調子だと全部読むのには年末位までかかりそうですが最後の頃には知らない単語に出会うのに1冊では精々10単語程度になればと期待しています。

どの様な単語、表現が出てきたかの例を "Animal Inn" シリーズの #2 "A Kid's Best Friend" で紹介すると:
the  powers-that-be: 当局、その筋
stuck-up: 生意気な、うぬぼれた
gobble: がつがつ食べる、いっぱい食べる
wince: たじろぐ、ひるむ、表情を曇らせる
獣医の父親に主人公のバリーが怪我をして治療を受けている犬のレックスの様子を訊く次の会話:
"Dad, how's Rex doing?" she asked as her father came in.
"Holding his own, Vallie," Doc said giving her a quick kiss.
この "hold one's own" は(病人・会社などが)なんとか持ちこたえている時の使われると辞書にありました。
この様に結構知らない単語、イデオムがあり、ジュニア小説と馬鹿にするどころか、自分のレベルはまだ小学生卒業にも至っていない事に思い知らされるのです。

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