家電量販店の節電コーナーへ行くとLED電球が目立ちます。佐賀市などはLED電球購入に補助金を出すようになっているとか。
LED電球が普及すれば省エネ・節電が進展することは間違いないことです。ですがLED電球が唯一の選択肢でしょうか?
LED電球は安くなったとはいえ、まだまだ高価です。それに比べると「電球型蛍光灯」は比較的リーズナブルな価格で販売されております。
さてどちらを選択すべきか?
これは一概に判断できません。「LED照明による省エネルギー」で書いておりますように発光効率を比較する必要があります。当時よりLED技術の進歩で蛍光灯より発光効率の高いLEDも登場しております。しかしながら、量販店で売られているLED電球の全てが発光効率の高いものかどうかは分りません。ですから良く調べて判断することが必要になります。
ただ、蛍光灯は頻繁に入り切りするような用途(例えば、トイレや階段など)には不向き(寿命が短くなります。)です。我が家の場合には、トイレのみLED電球にして、その他は全て電球型蛍光灯に交換しております。また、蛍光灯も良く使う部屋のものはインバータ式の蛍光灯に交換しました。
何が何でもLEDというような考えは如何なものかと思います。確かに売る側からすれば、単価の高いものに流れるのは致し方ないことでしょう。それは売る側の論理です。賢い消費者は、情報を良く調べ、自分の目で確かめ、しっかりとした消費行動をとっていただきたいと思います。
<2013/03/12 追記>
トイレなどの極短時間利用するような場合には、「LEDという枕詞」で書いておりますように、白熱電球のままでも良いと考えます。次回交換するときには、ワット数を低めにするとか、110V用の電球にすればベターかと思います。