山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

東北電力の電力事情と計画停電の可能性

2011-08-08 | 政治・経済・社会

 東北電力の電力供給力がかなり危機的な状況にあるとのことです。東京電力から8/6に80万kW、8/8は110万kWの融通を受け急場をしのいだようですが、東電からは最大で140万kWの融通を受けられるとのことですが、東電そのものも厳しい状況が発生することが予想されるだけに今後、両電力とも綱渡りの状況が続くものと思われます。

 更に、今後原発の点検停止が相次ぐことにより、全国的に電力不足が懸念されることは目に見えております。

 原発の是非はさておき、この急場をしのがなければなりません。またぞろ計画停電のようなことが起こらないように対策を講じておかなければなりません。これは東北・東京電力だけにいえることではありません。沖縄電力を除く全ての電力管内について早急に対策を講じるべきです。

 東京電力の計画停電に際して、当事務所のホームページにおいて「計画停電解消に向けての提言」をしております。これは東電のみならず全国の電力会社管内においても有効であります。ある日突然停電しますと言われることの無いように、前もって準備しておくことが重要なことです。


節電器

2011-08-08 | 省エネ

 さすがに「節電器」の被害は少なくなってきていると思います。しかし、世を挙げて節電が呼びかけられております。またぞろ節電器による被害が発生しないように、ここに注意を喚起しておきたいと思います。

 うまい話には裏があるとも言います。くれぐれもご用心ください。最終的には自己責任です。あれこれ迷うようでしたら、このブログへのコメントでも結構です。あるいは「山浦綜合事務所」で省エネ・節電に関する無料相談を承っておりますので、お気軽にご相談ください。


節電ブレーカ被害急増中

2011-08-08 | 省エネ

 報道によれば節電ブレーカーなるものの被害が急増しているとのこと。節電ブレーカーとは初耳なので、記事をよくよく読んでみるとそれは「電子ブレーカー」のことでありました。

 電子ブレーカーで節電できるとは、どういう根拠があるのでしょうか?

 そもそも節電とは電気を使わないようにすることです。これには「電力と電力量」の何れか、あるいは両方を使わないという意味があります。

 電子ブレーカーは逆に許された範囲でより多くの電力を使えるようにする機能があります。まさに節電の逆のことを行うようなものです。

 そうするとどうなるかというと契約電力を小さくして契約ができることで基本料金が安くなる効果があります。この辺りの事情は「コストダウンと省エネルギー」をご参照ください。

 せっかく省エネ・節電の機運が盛り上がっているというのに、このような業者の存在は誠に嘆かわしいことです。世の中の支持を失えば、結局は業者の存続が危うくなってしまうことを何故理解できないのでしょうか?

<2012/07/23 追記>

 「電子ブレーカー」や「節電ブレーカー」に関するお問い合わせが多く寄せられております。導入に際しては「電子ブレーカー(節電ブレーカー)を導入する前に」をご一読の上ご検討いただけたらと存じます。