緑ヶ丘・第二幼稚園 最新かがやき日記

緑ヶ丘・第二幼稚園のかがやく子ども達の成長を見守り、親も教師も園長も子どもに負けず共に成長する日々を綴った日記です。

タバコ・酒・コーヒーなど 嗜好品の影響について…

2006年12月19日 22時59分27秒 | 健康な心身・安全対策・sports・医学

12月 19日(火) 早朝は、この冬一番の冷え込み4℃

でしたが、お昼近くにはあたたかくなってきました。

 

さて、友人に、お酒が大好きな人や、何度も禁煙しかかったが

どうしても、やめられないと…

家族の心配と 回りの友人の顰蹙をかっている人がいます。

 

確かに タバコや、お酒コーヒーは これを好む人にとっては、

心と身体の緊張をほぐし、神経系のバランスをとり、

心地よい気分に誘うようです。

しかし、

これらの嗜好品は、妊娠中や授乳中に摂取 すると、

様々なトラブルを起こすことが良く知られていますので、

気をつけて対処しましょう。

まず、

タバコ

煙の中には約3000種類以上の化学物質が含まれているそうです。

その中に、良く知られている有害なニコチンやシアン化物の他に、数十種類の

発ガン性物質催奇形性物質も多く含まれています。

怖いのは、タバコの有害物質は、容易に胎盤を通過するのだそうです。

ニコチンは、子宮や胎盤の欠陥を収縮させ、胎盤の血流を障害したり、

直接、胎児の身体を侵したりします。

また、一酸化炭素は、胎児への酸素供給を低下させ、低酸素状態を

引き起こし、シアン化物は、胎児の蛋白質合成を阻害します。

それで、

タバコの影響で、胎児の体重が増えなくなったり、

未熟児の赤ちゃんが産まれて来やすくなるのです。

 その影響は、喫煙量に比例するそうですが、

少量でも、思い障害が発生する場合も有ります。

先天的な奇形の発生率も高くなると、報告がされ、

自然流産や早産や胎盤の異常や破水の以上も多くなる。

 また、妊婦さん本人が喫煙しなくても、周囲の人が喫煙すれば、

受動喫煙となります。

胎児と妊婦に重大な影響が及びます。

ニコチンが、母乳中に移行し、乳児の不眠、下痢、嘔吐、を引き起こしたり

脈拍が早くなったり、血流も悪くなり赤ちゃんにはもろに環境が悪化

心身障害児にもなりやすい。

時々、「妊娠を契機に悪阻(つわり)の時からタバコを吸い始めてしまった」

と言う人がいるが、

悪阻で気分の悪い時期は、確かに辛いが、だからといって、

ハイリスクの喫煙は、つわりの気分転換には向かない。

喫煙は、百害あって 一利無し

むしろ、胎教を考えて、

モーツァルトなどのα波の出やすいクラッシック音楽を聴いて、

気分を落ち着かせたり、絵を描いたり、

古今東西の美しい名画、や美術品を眺めたり、…

気の置けない人と気楽に楽しい会話を楽しんだり

生まれてくる子どもの未来や 将来の夢を想像しながら、

少しでも良い胎教になるように…

気分転換をはかり 明るい日々を送って頂きたい。

 

②お酒

アルコールは、容易に胎盤を通過します。

妊婦さんが酔うと、胎児も酔う状態になります。

胎児は、アルコールを代謝する力を殆ど持たない為に

種々の障害を引き起こします。

アルコールによる障害としては、出生前あるいは出生後の発育遅滞や、

小頭・短い眼裂・短い上向きの鼻・未発達な人中・薄い上唇・上顎低形成

といった特異的な顔つきや、

知能障害・協調運動障害・筋緊張低下・神経発達遅滞といった

中枢神経系の異常がみられます。

そのような赤ちゃんを、胎児アルコール症候群というのだそうです。

妊娠中の飲酒量と障害の関係は関連が高いと言われていますので、

控えるべきです。が、月に1~2回ビールをコップ1杯以内の

楽しい飲酒ならば、許容範囲とも報告されているが、個人差がある。

授乳への影響は、飲酒量の90~95%が母乳へ移行するとのことです。

ということは、赤ちゃんはアルコール中毒の症状をおこします。

タバコ同様に心身障害児にもなりやすい。

ガマンガマン

 

コーヒー

コーヒーや紅茶や緑茶のカフェインについては、

常識的な摂取量ならば胎児への心配は無いと言われています。

                     

しかし、1日5杯以上になると、

個人差があるが、

自然流産・死産・未熟児・低体重時児発生の恐れが出てくるらしい。

多量の コーヒー 喫茶は

貧血気味の妊婦は特に食後の場合以外は、控えた方が良いそうです。

コーヒーや紅茶や緑茶には、テオフィリンも含まれているので、

喘息の治療中の妊婦は、飲用を控えていた方が安全です。

健康な母体があっての健康な胎児・赤ちゃんです

妊婦の皆様、授乳中のお母さん達は、

どうかお身体を大事になさってください

 

ちなみに、私の実家では、20才になるまでは、

「子どもはコーヒーを飲むと良くない」と 亡父が言い、

結局、私は、成人式までは、アルコール類同様に

コーヒーを飲ませてもらえませんでしたよ。

(苦笑)

亡父自身は、実は、タバコもヘビースモーカー。

若い頃は、酒豪で、陽気に歌ったり踊ったり…でした。

でも、満50才で、高血圧心筋梗塞になってからは、

ドクターストップで、減塩食にして、菜食主義。

見事にピタリと お酒もタバコも どちらも辞めてしまった。

最愛の妻のために、愛おしい子どものために、

何よりも大事な仕事の結実のために、摂生し始めた。

         

わがままを我慢し、身の程を考えて…強い意志で…

将来の夢に向かって邁進する日々…

子どもたちは、大人の姿を 黙ってじっと視ています。

                       

子どもたちは、日々 まわりの大人をコピーしています 

自分自身は、良いモデルでしょうか?

良い人的環境になっているのでしょうか?

子どもたちは、良い環境で、良い教育を!

               

コメント
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