緑ヶ丘・第二幼稚園 最新かがやき日記

緑ヶ丘・第二幼稚園のかがやく子ども達の成長を見守り、親も教師も園長も子どもに負けず共に成長する日々を綴った日記です。

稲刈り、実りの秋をさがし、作品展へ!

2013年10月09日 20時12分08秒 | 料理・食育・食材・ガーデニング

平成25年10月9日(水)

朝から、また晴天。稲刈り日和。

 爽やかな風が吹き抜ける秋らしいお天気になりました。

午前中は、園庭の『田んぼ』は、

実って来たの収穫の時期を迎えました。

 

垂り穂(たりほ)を詠んだ次の句は有名です。実るほど頭を垂れる稲穂かな

今日は、年長組全員で、手にを持ち、稲刈りをしました。

慣れない手つきでしたが、担任の先生や運転手さんたちサポーターに手を添えて貰って

力をいれて刈り取りました。

最近では稲刈りも機械を導入し小人数でおこなうのが当たり前になってきました。

昔ながらの稲刈りは家族総出で、数日がかりの作業でした。

人数がたりなければ親戚や近所の人たちに手伝ってもらっておこなわれました。

むかしは農家が多かったので、稲刈りの時期になると、小学校がお休みになりました。

子どもの手を借りるほど忙しかったので、小さい子は田んぼへお茶やお昼ご飯を運んだり、

落ち穂拾いをして手伝いました。でも、農家が少なくなった今ではこのお休みはなくなりました。

夏になると、子供たちは害虫駆除もし稲が中くらいに伸びた夜、子供たちが集まって、

田んぼのすみでムギワラ(麦の柄)に火をつけます。そうすると虫たちが火に飛びこんで燃えてしまうのです。

夏の夜の子供たちの行事で、ひと夏に2回行われ害虫駆除が終わると、

子供たちは蛍を捕まえたり、近くの神社や墓地で肝だめしをしたりして遊びました

 

 

稲を刈るときの注意点

画像
刈り取る田の大きさや刈り手の人数にもよりますが、田んぼのはしからお互いに2グループに分かれて

逆方向でおこなうと効率が良いです。刈り取った稲は進行方向の左脇に置きます。

こうすると刈り手にとって稲を置きやすく、稲刈りが手早くできます。

1、刈るときの稲の持ち方  

下のイラストで、稲の持ち方は左のように持つ。

右のようではひじが上がってしまって手元が見えにくいので危ない。親指を切ってしまうこともある。

イラスト  

 

2、稲の束ね方

3株くらいの稲を一つに束ねます。

束ねた稲を藁(ワラ)でくるりと巻きます。


ワラらの両端を交叉させて撚(よ)ります。

よったワラを輪の中へ通してできあがり。

イラストイラストイラスト
イラストイラスト

 

3、稲の干し方

ウシづくり最後に、束ねた稲を乾燥させます。

稲の干し方は地方によって様々ですが、

稲干し具(ハザ)を作ります。


ハザは、右の写真のように、まず3本の木で三脚を2組作って、その上に長い竹竿をのせます。

この竹竿の上に刈り取って束ねた稲をかけていきます。

立てるハザの本数は田の大きさによってちがいます。

画像  
稲束を半分に分けてかけた後、前の稲束ときっちり重ねて安定させます。

稲を数週間干した後、脱穀(だっこく)して、玄米にします。

玄米とは、モミからをとっただけで精米していないお米のことです。

 

4,脱穀(だっこく)だっこくは米をカラ(殻)と実に分ける作業で、稲扱き(いねこき)ともよびます。   稲の脱穀も今では通常は機械で全行程が行われています。   干しておいた稲をハザからおろします。   昔は千歯こきを使っていました.  http://www.jade.dti.ne.jp/~miyoshir/mingu/mingu97.html#senba   足踏み脱穀機で稲穂からモミガラ(皮のついたままの米)を落とします。    足踏み脱穀機のドラム部です。ここが回転して穀粒を掻き落とします。   
    
    
 



 

 

 

 

 

画像

 落としたモミガラをトウミ(唐箕)に入れてわらくずやちりを取り除きます。 

 

 

まだ穂についているモミガラをとるためにたたき棒で叩いて、それをフルイにかけます。

一粒もお米を無駄にはしません。

残った藁(わら)藁細工用にとっておきます。

わらはお米をとったあとの茎の部分で、昔の人はわらでワラジ米俵などを作りました。

稲は無駄なく全てが使われます。昔の人の知恵ですね。

  昔ながらの稲刈りを体験する機会は、最近はほとんど無くなっていると思われます。

毎日、食べているごはん、八十八の手間と暇がかかっていることを、体験して初めて知ります。

自然の恵みや、お百姓さんへの『感謝の心』を養う『食育』のよい機会になっています。

全員、真剣なまなざしで、手元を見ながら 稲刈りに集中して頑張りました。

その刈り取った稲は、先生達が、竹でこさえたはざに架けて、今、園庭に天日干しにしています。

よく乾いてきたら、来月脱穀します。その後、試食の予定です。子ども達はとても、楽しみにしています。

また、10月5日の作品展の後には、サツマイモの収穫をいたします。これも、楽しみです。

 

                                     お 知 ら せ 1

 

10月5日(土)は10時~14時

 

作品展・バザーがあります。

 

 

ご都合のよい時間帯に どうぞお越しください。

 

ご案内状が届いていない未就園児さんもご遠慮なくお越しください。

 

玄関正面の受付で申し出ていただくと、当日受付ができます

 

 

見学が済んでいる方々には、招待状が届きます。

 

楽しみにして、体調を整えてお越しください。

 

なお、自家用車は必ず駐車場に入れてください。

 

 

   TEL 093-631-3939

満2歳~未就園の方々を

お誘い合わせて

どうぞ! 

 

 

 

 お知らせ2 

 

 

 

平成26年度 新入園ご希望の方には

 

10月1日に入園願書を配布開始します。

 

11月1日から入園願書を受け付けます。

 

随時見学できます。

 

TEL 093-631-3939 

 

 

 

 お知らせ3 

 

   

見学ご希望の方は、

遠慮なく園へお問い合わせください。

 

  2歳児子育て支援サークル

『たんぽぽくらぶ』に関しては

最近 特に入会希望のお問い合わせが増えています。

  お早めにお子様と一緒に見学をオススメします。

保育所に行っているが、満2歳になったら

この幼稚園に入れたい。

と希望される方々、

お早めにご相談ください。

定員がありますので、空きがなくなったら、

キャンセル待ちとなります。

申し訳ありませんが、なるべくお早めに

申し込みをなさってください。

詳しいことは来園の上、

幼稚園での疑問点なども 

遠慮なくお尋ねくださいませ。

   TEL093-631-3939 

 

 

 おしらせ4 

 

    おしらせ 

短大生が教育実習に来ています。

年中組と年少組を中心に実習中です。

幼稚園教諭免許の取得のために勉強中です。

どうぞご理解、ご協力ください。

もし お見かけのときには

あたたかい励ましの言葉かけを

お願いいたします。 

                                                             

                                               


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