緑ヶ丘・第二幼稚園 最新かがやき日記

緑ヶ丘・第二幼稚園のかがやく子ども達の成長を見守り、親も教師も園長も子どもに負けず共に成長する日々を綴った日記です。

第59回音楽会

2012年11月11日 20時16分01秒 | 心を育てる・感性をゆたかに

平成24年11月11日(日)雨のち午後から

しばらく、ぽかぽかの晴天が続き11月とは思えないようなあたたかさでしたが、

昨日夕方から、小雨が降り始め、本日は本降りになりました。

だが、子ども達は、どのクラスも欠席が殆ど無くなり、全員元気。

  昨日は音楽会に備えて、午前中保育で、心構えをつくり…

自信をつけて帰宅しました。

 急にあと本番まで間もない直前に ティンパニーのパートが加わり、

少し不安もありましたが、年長組・年中組のティンパニー担当の男の子も、

一昨日、先生方に褒められ、自信を持って元気に、器楽合奏がうまくいき

担任の先生もとても安堵していました。

 本人は、誇らしげな笑顔になり、輝く成長ぶり!

                                   

 午後から雨が小雨になり、楽器の搬入時は、殆ど降り止みましたので、

楽器類を濡らさない様 トラック2台に丁寧に積み、昨年ほど苦労せずに

仕込みがスムーズに出来ました。

                          

 午後2時過ぎには園を出発し、音楽会会場

響ホールの搬入口に到着。(八幡東区平野1-1-1)

      http://www.kicpac.org/hibiki/

 本日、第59回 音楽会 本番の日を迎えました。 

 響ホールは残響時間約1.8秒(満席時)という
究極の音響設計によるクラシック音楽専用ホールで、
音楽を愛する人たちの殿堂です。
 
 建築材にはレンガ、ガラスを取り入れ、客席がステージを取り囲む
シューボックス形式の720席の美しい響きを持つ
北九州市が全国に誇れる秀逸なホールです。
 
 奏でられる音色はホール全体に響き渡り、空間に満ち溢れる
感動のアコースティック・サウンドが観客を包み込みます。
 
 初代音楽監督は、八幡西区木屋瀬出身のバイオリニスト数住岸子さんでした。
 数住さんは、1963年、小学校6年生の時、全日本学生音楽コンクール西日本大会
小学生の部で第1位を受賞(この大会で第3位はさだまさし)。
1967年、中学校卒業後、上京して桐朋女子高等学校音楽科に入学し、
斎藤秀雄前橋汀子江藤俊哉に師事。1970年、桐朋学園大学に進んだ。
 1971年、大学を1年で中退し、ジュリアード音楽院に全額スカラーシップを受けて留学。
同年、カーネギーホールでデビューし、リサイタル活動やアメリカの
主要オーケストラとの共演などの演奏活動を開始。国際的に大活躍。
 
 1993年、北九州市立響ホールの音楽監督に就任し、
1997年、北九州国際音楽祭の一環として開催が予定された
「響ホール現代音楽の国際音楽祭」の総責任者となったが、
開催直前に肺癌のため45歳で惜しまれつつ急逝。
 
 実は彼女の甥ごさんを、小学生の頃に担任していたので、
このバイオリニストの叔母様の事は、時々お噂をお聞きし
よく存じ上げていました。
 ここ響ホールでは心の潤いと 
芸術を楽しむゆとりを堪能していただけると思います。
 
                            
 
 実は、オルガン7台とシンセサイザーを、新しく最新型に買い替えましたので、

一昨年よりもずーっと良い音になり、音質、音量のバランスにも気をつけ

子どもたちは レバーやボタンの操作も直ぐに覚えました。

                   

 朝早くから、楽器類の調子をチェックして、ティンパニーなど打楽器類のネジ締め、

気になる音量バランスも全職員と一緒に S先生が調整してくださいました。 

                    

 Aグループは、午前9時半、開場。10時開会。

  たんぽぽA、ばら1、ばら2、れんげ1、れんげ2、桜1、桜2、桜3

                  

 Bグループは、午後1時~開場。1時半~開会。

  たんぽぽB、ばら3、ばら4、れんげ3、れんげ4、桜4、桜5

                  

 保護者の皆様のご協力により、この素晴らしい極上の空間 響ホールで

今年も、真剣な表情の子どもたちの演奏や、楽しい歌声が聴かれました。

抽選で日時が決まるので、実は、例年より2週間近く早い時期に実施することになり、

最初は、仕上げが間に合うかどうかと、大変ハラハラでしたが、

結果的には、年長組は、少し早めに取り組み始めたので、むしろ

今までで、最高の演奏会になったような感じがいたします。

 なんとなく気が乗らない様子の子が、練習中に途中までいたのでしたが、

11月に入ってからは、全員が集中し、真剣な表情で、お友達の演奏を

よりよく聴き合い、音楽性もグーンと高まり、クラスごとの味付けも

速度や強弱の付け方にも細かく考えて、驚くほど素晴らしい演奏になりました。

                   

2歳児~3歳児~4歳児と年齢が上がるに連れて、成長の度合いが良く見えて

年中(4歳児)組・年長(5歳児)組 は、特に聴き応えのある演奏でした。

すごい集中力、協調性、心を一つにして、本当によくがんばりました。

                   

ご来賓の皆様、そして母の会会長Aさんや保護者の皆様やおじい様おばあ様方も

以下のような感想を早速聞かせてくださいました。

 

A「素晴らしかった!感動で思わず涙が溢れてきた。号泣をこらえるのに必死でした。」

B「どの子も集中して、心を合わせて演奏しているので、感激。」

C「目をつぶって聴いたら幼稚園児とは思えない、小4生位の器楽合奏に聞こえた。」

D「ピアニカも年長全員がミッチリ練習できていて、上手で迫力があった。」

E「S先生が指導していると聞いたが、本当に素晴らしいご指導とよくわかった。」

F「指揮や伴奏の先生達も、園児の演奏を引き立てていて、

    子どものかがやきを引き出して素晴らしい。

     素晴らしいホールで心地よい演奏を楽しみました。」

G「本当にこの園に入園していて良かった。

   情操教育に力を入れている成果が、子どもたちの表情や目の輝きにも出ている。」

H「『心を育てる園』という園長先生のおっしゃる教育方針の大切さが

    具体的に良く分かりました。家庭でも、ホームコンサートを時々催し、

    音楽を楽しむ家族を目指してみます。

    確かにプンプンイライラしていてはよい音楽にはなりませんね。」

I「乳幼児期からの教育が大事と、いわれていますが、

   音楽や絵画表現が情操をゆたかにする重要な要素だということが、

   今日はよくわかりました。」

J「今日は、楽しかった。癒されました。

   はるばる雨の中を出てきたかいがありました。

   先生方はこれからも、ますます頑張って、お元気で、

   子ども一人ひとりを大事に育てて、それぞれの個性の良いところを

    おおいに伸ばしてください。」

K「卒園生が12,979人もいて、優秀な人材をどんどん輩出し、

    これは伝統の教育方針が良いからだと確信しました。

    今後もこの園の情操教育に期待を寄せて、注目して応援させていただきます。」

L「10月のチャリティーコンサートのコーラスの時にも、感動でしたが、

   今日は、北九州アカデミー少年少女合唱団のカリスマ指揮者坂田先生の指揮で、

   また年長の全員ではなく午前と午後に分かれたので、半数の人数に減りましたが、

   一段と歌の表情がついていて感動ひとしおでした。

   指導者や指揮者によって、また、歌う場所によっても、

   同じ子どもたちでも同じ歌でも、感じが違ってきて、おもしろいものですね。

   うちでもよく歌っていますが、もう少し興味が出てきたら、

   一度、熊西小のアカデミーにコーラスの見学に連れて行ってみようかと思っています。」

M「緑ヶ丘第二幼稚園のこの音楽会、k市長さんは、クラッシックが大好きというから

    いらっしゃったら、さぞ感動なさるのではないでしょうか。

    2歳から6歳の幼稚園児でも教育次第ですよね。

    まだ幼児には出来ない、それは無理といってしまえば、それまでのこと。

    いつも緑ヶ丘第二幼稚園の先生方は、子どもたちの可能性に挑戦して、

    研究熱心で敬服です。

    また、来年も、どんな表情の子ども達が登場するかと楽しみです。

    きょうは、心がゆたかになり、幸せ度がアップしましたよ。」 

などなどたくさんの感想を伺いました。

N「いつも熱心なご指導、ありがとうございます。」

O「12月のおゆうぎかいに向けてまたよろしくおねがいします。」

などと異句同音にお礼の言葉や、励ましのエールをいただきました。

アンケートへのご協力有難うございました。  

特に、S先生には丁寧で熱心なご指導をいただき、子ども達や教師にも

的確に自信をつけていただき、心から感謝の念でいっぱいです。

 

  どうぞ、ご家庭でも、

精一杯がんばって 真剣に心を込めて演奏した子ども達

ベストを尽くした先生方にもしっかり拍手! 

たっぷりと褒めてください。

また、新たな挑戦への意欲付けにつながります。

        

午後からは、 薄日が射してきて、晴れ上がり、楽器の搬出が

搬入時よりも、安心。    

床面が滑らず、とても移動しやすくなりました。

先生方、運転手さんたちも、早朝から大変お疲れ様でした。 

午後5時前に、多数の楽器類の片付けが無事に終わりました。 

                      

明日は、代休です。 また、火曜日から、

今回の音楽会での達成感・成功感・充実感を大事にして

今度は 12月15日のおゆうぎ会に向けて、

劇やオペレッタや舞踊などの表現活動にも 

各クラス毎にドンドン取り組みをはじめます。

                

保護者の皆様、子どもたちの次のステップでの かがやきが楽しみですね。 

                       

急に気温が一気に下がり、月曜日の朝は7℃、グーンと冷え込む天気予報です。

どうぞ、風邪などひかないように健康管理をよろしくお願いいたします。

                

 

    はやね・はやおき・朝ごはん

そして、かぞくのスキンシップ

ふれあい コミュニケーションを!

                   

 

  おしらせ 

 園児募集

平成25年度の新入園願書は、 

10月1日から配布しています。

 11月1日から願書の受付をしています。

もう手続きは済んでいますか?

 

出産のための里帰りや入院中、

その他事情があって来園が出来ない場合は

現金書留での願書の郵送での受け付けもしています。

転居や転勤などの予定のある方も

どうぞ、ご遠慮なくお早めにご相談ください。

転勤・転居枠がまだ若干名あります。

 

  満3才から就園奨励費という補助金が交付されます。

(北九州市の私立幼稚園在園者には

全国でもトップクラスの高額の補助金が出ています)

 満3才組は、募集人数が少ないので、お早めに!

定員に達し次第に受付を締め切らせていただきます。

転勤枠も含み定員まで残り若干名になっています。

定員に達しましたら

キャンセル待ちとなりますので、

希望者は手続きをお急ぎください

  

 子育て支援の満2歳児

「たんぽぽくらぶ」は、

随時受付をしています。

 詳細は、親子で見学して、

遠慮なくお尋ねください。

 見学は、随時,

日常のありのままを見学出来ます。

劇・オペレッタ・舞踊・英語の歌など 表現活動を中心に

園児や先生方の指導・援助のさまざまな様子が

10時頃~見学できると思われます。

  園外保育に出かけて留守をしていることも時々ありますので、

     朝、電話して確かめてから、お越しください!

         TEL093-631-3939                      

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1 コメント

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幸せなかがやく子どもたち (感謝感激の母です)
2012-11-25 02:17:06
 心のこもった素晴らしい音楽会、感激でした。
 我が子は満3歳組からお世話になり、入園当時は、後追いして泣くばかり。大変ご面倒をおかけしました。最初の音楽会は、ただ立っているだけに近かかったのでした。
 年少組の時は、ハンドベル。ドレミの階名を覚えて、しっかり先生を見て、可愛かった。
 昨年、年中組の時も、練習に励み、本格的器楽合奏で感動でした。
 そして、年長組のコーラスや合同リレー演奏は、アカデミーのカリスマ指揮者の坂田先生が指揮なさって 道理で、年長さんの歌声も頭声発声?素晴らしかった。
 クラス毎の器楽合奏もそれぞれ曲の感じがよく表現されて、バランスがよく、集中して指揮を良く見てリズムが気持ちよく合っていて、小学4年以上に聞こえました。
 聴き応えがあり、思わず涙がこみあげてきました。
 先生方のご指導のご苦労を想像し、感激の想いでいっぱいです。

 何も分からない状態から、少しずつ丁寧に教えていただき、しかもこんなに素晴らしい極上のホールで発表させていただき、幸せです。
 実家の祖父母も、来て、
「緑ヶ丘第二幼稚園みたいなハイレベルの幼稚園はほかに無い。」と言って、この上なく感謝感激でした。

 この場をお借りして、まず、坂田先生や理事長先生はじめ、園長先生や諸先生方に心からお礼申し上げます。
 年度末のCDがとてもたのしみです。
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