絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2025年1月25日(土)イラストじっくりコース・たかいよしかず先生の授業内容

2025-01-25 22:16:41 | イラストじっくり塾

たかいよしかず先生の2回目の授業は、

課題「オリジナルキャラクター」の講評を行いました。

机の上に皆さんの課題を並べて、一人ずつ説明していき好評をしていただきました。

 

名前や家族構成、住んでいる場所など、細かく設定してみて世界観を作りましょう。

1つのキャラクターではなく家族や仲間がいると、世界観やお話を作りやすくなります。

新しいキャラは作り出しにくいですが、新しい組み合わせや意外性のある今までに無い組み合わせを考えるといいですね。

・今の時代は、明るいポジティブなキャラよりも、少し暗くてクスと笑える一癖のあるキャラが人気があります。

・沢山の種類でキャラクターを作ると、グッズ化や絵本・アニメにもなりやすいです

・「えっ!? 何?」と気になる部分があるといいですね

・一つのテーマで、どれだけバリエーションを出せるか

たかい先生から、たくさんのアドバイスもいただきました。

 

 キャラクターは、出版・映像・企業やブランド・地方自治体・広告・イベント・グッズなど、様々な媒体で使われます。

また流行で終わるのではなく、ロングセラーになって何年も使われることもあるので、キャラクターデザインが使用されることは大きな仕事です。

キャラクターを考えたら、とりあえず何かで発表してみましょう。

立体やグッズを作ってみるのもいいですね。

 

 次回の授業では、4コマ漫画にして発表するのですが、予想できるお話ではなく、意外性のあるお話だと面白いですね。

 

キャラクターデザイン関係の書籍を紹介していただきました。

 

アイデアの出し方も黒板に描いて説明していただきました。

1つの物から想像して、イメージを膨らませていきます。

キャラクターを考える時も意外性のある組み合わせで考えると、他にはないキャラクターが出来ますよ。

 

たかい先生は、絵本も作られています。

どんな工程で絵本を制作されているか説明していただき、絵本のラフも見せていただきました。

全体の流れが分かるように、一枚の紙に小さいサイズで描いたものを、400パーセントに拡大をして、ペン入れをされるそうです。

ペン入れ以降はパソコン上で着色されています。

 

次回の課題は、考えたキャラクターで4コマ漫画を描いてきてください。

・サイズはA3の紙に、何パターンか描いてくる


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2025年1月19日(日)絵本ゆっくりコース、22日(水)絵本わくわくコース・太田朋先生の授業内容

2025-01-23 18:38:29 | 絵本ゆっくり塾

絵本ゆっくりコースと絵本わくわくコースの授業内容が同じでしたので、まとめてアップさせていただきます。

太田朋先生の2回目授業は、課題「しりとり絵本」の発表と、プラ版画の制作をしました。

前半は課題の「しりとり絵本」の発表をしました。

いろんなアイデアの作品がありました。

広げて一枚のイラストになっていたり、短い絵本のようなストーリー性のあるものもありました。

日記のような作品は、日めくりカレンダーにしてみたら!という意見もあり、皆さんで意見を出し合って、より良い作品になるか話し合いながら進んでいって、たくさんの気づきや刺激になりました。

 

後半はプラ版画のワークショップをしました。

用意していたハガキサイズの下絵の上にプラ版を置いて、コンパスなど先の尖ったもので線を削っていきます。

印刷をすると反転してしまうので、文字を入れる場合は気を付けてくださいね。

 

版が完成しましたら削った面に、縦 横 斜めとインクを載せてローラーで丁寧伸ばしていきます。

 

削った溝にインクが入っているのを確認して、寒冷紗で拭き取っていきます。

拭き取る具合でインクの濃淡が出ますので、調節してくださいね。

ではプレスしていきましょう。

 

プラ版にハガキを載せて、プレス機のハンドルを回します。

今回は、赤・青・黒の3色です。どんな仕上がりか楽しみです。

 

右は、溝の部分までインクを入れなくて、拭き取りをしていないので、平らな部分が黒で線が白。

真ん中は、しっかりインクを溝にも入れてから、寒冷紗で拭き取り(少しインクが残る程度)プレスしました。

左は、インクが残らないようにきれいに拭き取りしています。

インクの拭き取り具合で、それぞれの印象が違っていいですね。

 

 

 

プラ版画のワークショップが終わったら、次回の課題の説明を聞きました。

「エピソード絵本」です。

自分のエピソードを絵本にしてきてください。

子どもの頃のエピソードや今思っていること、これからのこと、仕事や家族に対して思うことなど、一冊の絵本に仕上げてきてください。

ページ数、大きさ、画材は自由です。

 

どんなエピソードを絵本にしてくるのか楽しみにしています。


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2025年1月18日(土)イラストじっくりコース・おさないまこと先生の授業内容

2025-01-23 15:37:25 | イラストじっくり塾
冬休みが明けて、今年の最初の授業です。
皆さん、お元気でしたか?

おさないまこと先生の2回目の授業です。

前回制作した立体の研磨・着色を行いました。

初めにおさない先生から、完成された作品を見せていただき、制作のポイントや注意点をお聞きしました。

研磨はスポンジ研磨剤を使います。

今回は粗いものから細かいものを用途に合わせて使用していきます。

スポンジなので細かい部分も削りやすいですね。

 

研磨の際は、細かい白い粉が出るのでマスク着用です。

本日は人数が多いので、屋上で作業しました。

天気も良くて気持ちいいですが、近くに高層ビルが建ったため、日陰部分が多くて日が照っている隙間に移動しながら作業しました。

 

研磨作業が終わったら、教室で着色をしていきました。

画材はアクリル絵の具を使います。

つるつるの陶器のような質感に仕上げる人もいますね。

頭・手足を単体で作った方は、最後に針金を中に入れて繋げます。

 

完成した作品

ブローチは後ろ側にピンを付けるので、裏側は平らになるように削りましょう。

あとはブローチの金具を付けたら完成です。

 

 


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2024年12月7日(土)ドローイングクラス・イヌイマサノリ先生の授業内容

2024-12-28 18:53:42 | ドローイングクラス

ドローイングコース3回目の今日は、神戸どうぶつ王国でスケッチです。

動物園って、いくつになってもワクワクしますね。

屋内スペースが多いので、気候を気にせずに、快適に描けそうです。

 

イヌイ先生から、動物を描く時のコツを教えてもらいます。

まずはよく観察して、骨格や動き、模様や毛並みなどを意識して特徴を捉えます。

想像や頭の中で描かず、対象の動物をしっかり見て描きましょう。

この子の、ここが面白い!というところを見つけて描くと、魅力的に描けますよ。

動物はじっとしてくれないので、描いている間に動いてわからなくなってしまいますが、 スケッチブックに視線を落とさず、対象を見たまま手を動かすと描きやすくなります。

動いても描き直したりせず、少し形が歪んでも、気にせず描ききってしまいましょう。

はじめは動きがゆっくりの動物や、寝ている動物から描いて慣らしていくといいですよ。

写真に撮って描いてもいいですね。

じっくり描くのも良いけど、いろんな動物がいるから、たくさん描いてほしいです。

いろんな色を使ってみても良いし、線で表現してみても良いですね。

苦手なモノを頑張るより、好きなモノをどんどん描いて、そこから少しずつ広げて、いろいろなパターンを試して探っていきましょう。

わからないことがあれば、僕も描きながら回っているので何でも聞いてくださいね。

 

さあ、何を描こうか、園内を楽しく散策。屋内外のいろんな場所にベンチやテーブルがあって、生徒の皆さんそれぞれ思い思いの場所でゆっくりスケッチできそうです。

面白ポーズでお昼寝をしている子や、お食事タイムの子、想像以上の広さに多くの動物がいて、南国の珍しい植物も、自然さながらに生い茂って、描きたいモチーフが盛りだくさんです。

鳥を描いていたらスケッチブックの上に鳥が乗ってきました〜と、イヌイ先生。

まるでメルヘンの世界ですね。

  

イヌイ先生の作品 3点

 

3時に集合場所に集まった生徒さんが、スケッチブックを並べます。

通りすがりのお客さんも、興味津々に覗いて楽しそう。

今年はこれでおしまいです。次回2月は、神戸空港でドローイングです。
では良い年をお迎えください。

 

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絵話塾22期生 (2025年9月末スタート)の説明会(ガイダンス)が始まります。

2025年1月31日(金)までにお申し込みの方に、早期特典をご用意しています!

 

・2025年1月5日(日)14:00〜

・2025年1月11日(土)14:00〜

・2025年1月18日(土)11:00〜

・2025年1月19日(日)11:00〜

・2025年1月25日(土)11:00〜

ご興味のある方・受講を考えている方でしたら誰でも参加できます。

受講に関して不安なことや迷っていることなど、どんな些細なこともお気軽にご相談ください。

  ……………………………………………………………………………………………………
〒650-0022
神戸市中央区元町通3-2-15セントラルビル元町5F
ギャラリーVie 絵話塾 担当・村上政行
mail:kaiwajuku@galleryvie.jp
URL:https://www.galleryvie.jp/
tel.078-332-5808
fax.078-332-5807

 


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2024年11月17日(日)絵本レベルアップクラス・高畠純先生の授業内容

2024-12-28 16:36:48 | 絵本レベルアップ

本日は「絵本レベルアップコース」1回目の授業です。講師は高畠純さん。

先ずは頭の体操をしましょう。

3〜4人のグループに分かれて、高畠さんが言う「言葉」から連想するものをどんどん書いていきます。

頭の体操。連想するものを書いていく

 

①秋と言えば

栗、柿、サンマ……など思いつくままに書いていきます。

 

②冬と言えば

●●●……

 

③ホームセンターで売っているもの

●●●……

 

次は「しりとり」です。

④イヌからしりとりを始めて、  書いていきます。

イヌ→ぬりかべ→ベルト→●●●●……

 

⑤次に動物といえば

ウシ、イヌ、サイ、●●●●……

 

⑥人間の動作といえば

ねる、あくび、走る、●●●●……

 

⑦人間の感情といえば

笑う、怒る、泣く、●●●●……

 

⑧食べ物のメニュー

オムライス、ラーメン、餃子、●●●●……

 

⑧乗り物の種類

バス、車、飛行機、空飛ぶじゅうたん、●●●●…… 

さあ、頭が柔らかくなりましたか!

 

次はワークショップです。
純さんが持ってきました袋の中には「動物」の名前が入っています。袋から1枚引いてそこにある名前で「しりとり絵本」を作ります。

何もないところから絵本を作るにはハードルが高いので、このようにヒントとなるテーマがあれば、すこしは制作しやすいかと思います。

例えば 「くま」でしたら、「ま」から始まる言葉ではなく、くまの前に言葉をつける。やさしいくま→まの悪いネコ→●●●●→●●●●→●●●●→最後の言葉は「ん」で終わるか「や」で終わる。

 

個別に絵本のダミーを講評

 

今日の授業は以上です。
ではまた12月にお会いしましょう!


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