絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2023年10月21日(土)イラストじっくりコース・イナキヨシコ先生の授業内容

2023-10-26 16:24:25 | イラストじっくり塾

イナキヨシコ先生の授業は、雑貨を作るワークショップをします。

本日は3時間授業ですので、2つのワークショップをします。

自分も欲しいし、誰かが欲しいと思ってもらうものをワークショップで作りましょう。

 

前半は缶バッチを作りました。

缶バッチを作る機械がありますので、作り方を覚えてしまえば簡単です。

初めに説明をお聞きしました。

サイズは直径3センチです。

周りに巻き込む余白も必要なので、そこも含めてデザインします。

3センチの中にぴったり何か入れても良いですし、

例えば大きな絵の中のある一部分だけを切り取っても絵になります。

厚めの紙の場合は、上手く巻き込めないので、その場合はコピーするといいですよ。

イラストを3センチの円でカットして、缶バッチ機にセットします。

「ガッチャン」と大きな音がしたら出来上がり。

では、始めましょうか!

 

続いて、アイロンプリントの制作をします。

 

いろんな色のアイロンシートがありますので、好きな形にカットしてTシャツやトートバックにプリントしていきます。

数字や文字を入れたい場合は、アイロンシートをカットする際に、向きが反対にならないように気をつけてください。

細かいイラストにチャレンジしている方もいますね。

 

アイロンをかける時にもコツがあります。

まずは全体にギュッと押さえるようにかけて、アイロンシートが布地に定着したら、細かい部分を丁寧にかけていきます。

アイロンをかけたら、まだ熱いうちに素早くシートを剥がしましょう。

 

アイロンプリントをした生地を使って、缶バッチを作っている方もいました。

薄手の生地だと缶バッチの機械の中で寄れる場合があるので、

コピー用紙のような薄い紙に貼り付けると上手く出来ます。

 

ハンカチやエコバッグ以外にも、合皮で出来たティシュカバーや靴下に、アイロンプリントをした方もいました。

無地でシンプルなデザインに、ひと工夫するとカラフルでオシャレに変身しました!

 

 

イラストを描くだけでなく、雑貨を作ることが出来ると、展覧会で販売したり、

作った缶バッチを付けていたら「そのバッチ可愛いですね」という会話から、コミュニケーションが始まることもありますよ。

イナキ先生のように、皮にアイロンをして雑貨を作る要領で、イラストの作品にされるのもいいですね。

いろんなアイデアで、見たことのない作品を作ってみてくださいね。

 

皆さんの作品

 

簡単に雑貨制作が出来ると分かったので、是非どんどんチャレンジして作ってみてくださいね。

 

次回の授業では型染めをします。

今回と同様に簡単なイラスト(下書き)をご準備ください。

サイズはハガキサイズです。

 

楽しみですね。


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2023年9月24日(日)絵本レベルアップクラス・高畠純先生の授業内容

2023-10-26 14:57:40 | 絵本レベルアップ

本日の授業は高畠純さんです。

まずは嬉しい報告があります。生徒の宮本和明さんが、「講談社絵本新人賞」のコンペでグランプリを受賞されました。

おめでとうございます。このコンペは絵本の登竜門で44年の歴史があり、新人賞を獲りましたら必ず出版されます。

 

今日のワークショップは

①まどみちおさんの詩「ぞうさん」を読んで絵を描きます。
 まずは音読をしましょう。

 ぞうさん  ぞうさん  おはなが ながいのね  そうよ  かあさんも ながいのよ  ぞうさん  ぞうさん  だあれが すきなの  あのね  かあさんが すきなのよ

最初の5行の部分を絵にしましょう!

 

②阪田寛夫さんの詩「サッちゃん」を読んで絵にします。
 サッちゃんの人物像、家族、住んでいる所、年齢…などを考えば描きやすいですね。

 

③Henri Matisse の「ダンス」の絵を見て人物の代わりに
 動物に置き換えて描いてください。

生徒さんと先生の見本はありますが、ここでは割愛しますね。

 

次の授業は10月15日この日が「絵本レベルアップクラス」の最終日です。
継続される生徒さんも多いですが、ひとまずアディオス!

 


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2023年9月3日(日) 絵本レベルアップクラス・ 松田素子さんの授業内容

2023-10-26 14:39:26 | 絵本レベルアップ

本日は、前回の松田素子さんの授業で写真絵本を作る宿題が出ていました。今日はその発表です。

絵本のダミーを持ってくる方は毎回数名ですが、今回はたくさんの方が写真絵本を持ってきました。
内容は、
孫と見た花火・サボテンの花の咲く風景・この間亡くなったおじさんのお話・台所のシンクに洗い物が増えている様子・近所の色々なネコの写真・○□△の形の写真・東京で開催しているマティス展に行った様子・旅行でモロッコに行った時の写真・喫茶店を巡って注文した品を写真に。 など。

みなさん肩の力が抜けて面白い作品が勢揃いでした。 写真絵本は日常の何げない物や風景を写真に撮って絵本形式にすると、面白いものができます。何げない物は記憶が薄れるので、形にすると後で自分だけの宝物になります。

 

絵本『ピーちゃんとナッツくん』のお話
この絵本の作者は処女作『とうもろこし ぬぐぞう』の、はらしままみさんでこの絵本は2作目になります。

当初2ヶ所の出版社に断られました。

理由としては、1冊しか絵本をだしていない人はなかなか出版社としてはどれ位売れるか分からないので、二の足を踏みます。結局出版までに2年半かかりました。
あと絵本のなかで何回も絵を描き直した部分があります。それは……教室に来られた時にお話しますね!
では、よろしくお願いします。


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2023年8月27日(日) 絵本レベルアップクラス ・高畠純さんの授業内容

2023-10-19 19:39:52 | 絵本レベルアップ

本日の授業は高畠純さんです。

授業の前に公募展「日産 童話と絵本のグランプリ」の紹介です。

今年で40年を迎えるこのコンペは、大賞を受賞しましたら必ず出版されます。今回は高畠純さんも審査員の一人として参加しています。一度挑戦してみてはいかがですか。詳しくはチラシをご覧ください。

文章を読んで絵を描く では授業を始めましょう。今日は絵本のテキストだけを見て、絵をつけていきます。
文章は糸井重里さんの『トイレをたすけた  さるこ』と内田麟太郎さんの『ワニぼうの かいすいよく』です。

絵本『トイレをたすけた  さるこ』と『ワニぼうの かいすいよく』の紹介

 

まず高畠さんが文章を朗読しますので、皆さんは聞きながら絵をイメージしてください。 皆さんに渡しましたテキストのなかから、絵にしやすいと思ったものを4つ選んでラフを描いていきましょう!

さあ、どんな絵ができたかな。
楽しみですね。

 


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2023年7月23日(日) 絵本レベルアップクラス・松田素子さんの授業内容

2023-10-19 19:26:39 | 絵本レベルアップ

ブログにアップするのが遅れました!すみません。

本日の授業は、まず写真絵本の紹介です。

絵本は絵だけではなく、写真をメインにしたものもたくさん出版されています。

松田素子さんが持ってこられた写真絵本を紹介します。

次の松田さんの授業は9月3日で、この日に皆さん写真絵本を作って持ってきてください。

「日々の暮らしを写真絵本にする」 絵は描かずに写真を撮ってプリントアウトをして、それをクリアファイルに入れるか、簡単に製本して絵本にします。もちろん文章も入れてください。 写真はスマホで撮ってもOKで、ページ数は何ページでも構いません。 難しく考えないで気楽に取り組んでください。 ドラマティックな内容でなくても、日々の生活のなかを丁寧に観察すれば絵本になる素材が一杯あります。

例えば、 ・目玉焼きを作る手順を絵本にする。 ・花が咲くまでを観察して絵本にする。 ・雲を観察して、色々な形の雲を写真に撮り、これはクロワッサン、ネコの顔、などの  文章をつける。 ・色々な形の葉を写真に撮り、葉には実に様々な色や形がある。 ・砂も様々な色や大きさがあるので、それに文章をつける。 等々。

後半の授業は生徒さんが持ってきましたダミーの講評です。さあ楽しみですね!


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