絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

絵話塾 第19期生 ガイダンスのお知らせ 

2021-11-24 18:15:29 | 絵話塾からのお知らせ
絵話塾 第19期生
12月からいよいよ募集開始です。
2022年1月31日までにお申込みの方に「特典」がございます。
人数に限りがありますので、興味のある方は
ギャラリーVie絵話塾までお問い合わせください。
皆さん待っています!



●ガイダンスのお知らせ
1月16日(日)……p.m2:00~とp.m5:00
1月22日(土)……p.m2:00~
1月30日(日)……p.m5:00~
……………………………………………………………
〒650-0022
神戸市中央区元町通3-2-15セントラルビル元町5F
ギャラリーVie 絵話塾 村上政行
mail:kaiwajuku@galleryvie.jp
URL:https://www.galleryvie.jp/
tel.078-332-5808
fax.078-332-5807

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2021年11月24日(日)絵本わくわくコース・太田朋先生の授業内容

2021-11-24 18:03:15 | 絵本わくわく塾
本日は太田朋先生の初回の授業です。



始めに太田朋先生の自己紹介を少し。
「はじめまして、太田朋です」
太田朋先生の作品は、シンプルな線で描かれたイラストに温かなことばが添えられています。


本日の授業は「しりとり絵本」のアイデア出しをしました。

土台の紙は、コピー用紙を八つ折りにして、真ん中の部分に切り込みを入れます。
パタパタと折れば、8ページのミニ絵本が完成します。



土台が完成したら「しりとり絵本」のアイデア出しを始めましょう。
参考に今までの生徒さんの作品を見せていただきました。
「しりとり絵本」というテーマですが、小さな絵本のようだったり、広げると1枚のイラストになっていたりとアイデアが面白いです。


まずは好きなテーマを決めて考えましょう。

どんなことば、どんなイラストで繋げていくかを考えて、そのテーマに合う画材を決めます。
ことばや絵の入る位置、構図も考えてくださいね。
しりとりの最初と最後の文字を大きめに書くと分かりやすいですね。



ノートやスケッチブックにアイデアを出して、太田先生と相談しながら進めていきました。

沢山のアイデアを出して「しりとり絵本」を完成させてくださいね。
次回はプラ版画のワークショップをします。
楽しみですね。

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絵話塾 第19期生
12月からいよいよ募集開始です。
2022年1月31日までにお申込みの方に「特典」がございます。
人数に限りがありますので、興味のある方は
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皆さん待っています!

●ガイダンスのお知らせ
1月16日(日)……p.m2:00~とp.m5:00
1月22日(土)……p.m2:00~
1月30日(日)……p.m5:00~
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2021年11月20日(土)文章たっぷりコース・2回目の授業内容/高科正信先生

2021-11-24 14:46:27 | 文章たっぷりコース
この日は前日に月食があったことから、天体ショーの話から始まりました。
うまく見られたもがいらっしゃるでしょうが、タイミング悪く見逃した方には
次の皆既月食は2022年11月8日夜、部分月食は2023年10月29日の明け方だそうです。
秋は空気が澄んでいるので、夜空を見上げるのも楽しいですね。
高科先生は、この時期に宵の明星として夜空に輝く金星がお好きだそうで
星を見ると、まど・みちおの「いちばんぼし」という詩を思い出すとおっしゃっていました。
小学校の教科書にも載っている短いこの詩を先生は気に入っており、
まどさんの書く詩は素晴らしいので、これからも折に触れて紹介していきますとのことでした。



次に、生涯にわたって楽しく学び続けることについて、5人の方々の講演会やシンポジウムがまとめられた
『学ぶ力』(岩波書店)から、工藤直子の「 “中途半端” を遊ぶ」という箇所を見ていきました。
女性初のコピーライターであった工藤さんは、後に詩人として「哲学のライオン」などの散文詩で有名になりました。
その工藤さんが言うには、人が興味を持って学んだ知識は、
専門家になる以外は人に知識をひけらかす「蘊蓄家」になりやすい。
「学ぶ」ことを「遊ぶ」と捉えて、5〜6才の頃のような興味の赴くまま好奇心を広げていけば、
目標に達しなくてもその途中をじっくり楽しめば良いじゃないか。
「中途半端がいい」(“で” ではない)とオマジナイを唱えて、自分を元気づけているということでした。



また、最近の朝日新聞夕刊の記事になっていた森毅の『エエカゲンが面白い』(ちくま文庫)も紹介していただきました。
京大の名誉教授であった森さんは、肝心なのは人間として「おもろい」ことであり、ジャンルにとらわれず自由に学ぶことが大切だとおっしゃっています。

そして、フランスのドキュメンタリー番組『世界の果ての通学路』や、
ケニアが舞台の英国映画『おじいさんと草原の小学校』
名作『ニュー・シネマ・パラダイス』についても触れ、
人間はいくつになっても学ぶことが大切であり、自分の琴線に触れるものに出会ったら調べてみて
途中で諦めて学ぶことを止めてしまっても構わないから、試してみることを勧めてくださいました。
日々目にしたものや、TVで見て興味を持ったものなどについての知識を掘り下げ、
これから書くことに結びつけていければ良いでしょう。



後半は、今期のテキスト『日本語の<書き>方』(森本卓郎著・岩波ジュニア新書)を皆でかわるがわる音読していきました。
この日は、前回の「2.漢字を使いこなす」の続き
・表意文字としての漢字
・漢字を書くときの注意
・漢字で書かない方がいいこともある?
と、「3.仮名遣い」
・仮名の使い方すなわち「仮名遣い」—「おうさまのおおくのおおきなおうぎ」?
・「かなずかい」でなくて「かなづかい?」—「じぢずづ」
・送り仮名 — 送仮名じゃなくて?
・区切り符号
を見ていきましたが、とても難しい内容でした。
法則はあるものの例外もあり、それについては “覚えるしかない” そうです。
手元に辞書を置き、迷ったら必ず辞書で確認しましょう。



ここで生徒さんからどんな辞書を持っていたら良いか質問が出ました。
辞書によって言葉や用法の解釈が異なることも多いですが、
1.引きやすい 2.語数が多い 3.新しい解釈が載っている(版によって言葉の加減がある) 
4.同じ言葉を別の辞書で引いたときに自分が納得できる 5.価格 などを考慮して購入すれば良いのでは、とのことでした。
ちなみに高科先生は、『広辞苑』(岩波書店)『新明解国語辞典』(三省堂)をいつも手元に置いているそうです。



漢字で書かない方が良いのはどんなときか?については
文化庁の当用漢字表にある「使用上の注意」に基づいて
代名詞・副詞・接続詞・感動詞・助動詞・助詞、外国(中華民国は除く)の地名・人名、外来語、動植物の名称などはかな書きにすることを確認しました。



とくに文章を書くときによく出てくる、「もの」「こと」「よう」「ふう」「とき」などは
具体的なものを書く場合は漢字、抽象的なものはかなで書く、と覚えておきましょう。
また、「者」は人格のあるもの、「物」はそれ以外の有体物、「もの」は抽象的なものに使います。

「—」=ダッシュは “思考線” とも言い、原稿用紙に2マス使って書き、考えを伸ばすときに使います。
「…」=3点リーダーは “心情線”とも言い、 原稿用紙1マス分に書き、気持ちの微妙な動きを表すときに使います。
どちらも使いすぎると見苦しくなるので、有効に使うようにしましょう。



以上をふまえて今回の課題は、「わたしの階段」をテーマに、本文1200字(原稿用紙4枚目の5行目まで)でエッセイを書いてきてください。
階段にまつわる話なら、実際には出てこなくても大丈夫です。
漢字とかなの使い分けなどに留意して書いてください。よろしくお願いします。


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2021年11月21日(日)絵本ゆっくりコース・WAKKUN先生の授業内容

2021-11-21 18:52:44 | 絵本ゆっくり塾
本日はWAKKUN先生の二回目の授業です。
WAKKUN先生の授業は毎年同じテーマなのですが、その時々で新たな気付きがあります。



本日は90×90センチの和紙に墨で絵を描くワークショップです。
「上手く描こうとは思わず、愛おしいと思う気持ちを表現してください」とWAKKUN先生。

まずはWAKKUN先生がお手本で描いて見せてくださいました。


力強く一気に描き上げました。
「家来の一人もいない王様」
人それぞれが主人公というテーマの絵です。
「凛」とした気持ちで描いているそうです。



自分の中で感じたものを上手に描こうと思わないで、今の自分を表現してください。
では皆さんも始めましょう。

 

描き始めはためらっていた方も、一筆描き始めるとすらすらと描かれています。
皆さん勢いがあっていいですね。

静かに丁寧に描くのもいいし、大胆に一気に描き上げてもいいですよ。

墨の濃い薄いも水で調整してくださいね。

完成したら発表します。

      

人それぞれ思う(表現したいこと・表現の仕方)ことは違います。
今日の授業では、心が動く大切な部分を、絵にして具体化するという授業でした。



最後にWAKKUN先生が描いた絵をジャンケンで勝った人にプレゼントします。
それでは、ジャンケンポン!

次回の授業では、細長い紙に墨で絵を描きます。
お楽しみに!

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2021年11月13日(土)ドローイングクラス・イヌイマサノリ先生の授業内容

2021-11-20 19:07:34 | ドローイングクラス
今日、2回目のドローイングクラスは、神戸王子動物園でスケッチです。



外で描いたことがある人は、少ないかなと思いますが仲間が居れば安心感がありますね。
それぞれ自分の描きたい動物を探して、さあ始めましょう!



途中皆さんのスケッチしたものを、イヌイ先生が講評します。



まずは色々な動物がいますので、動き・骨格・筋肉・色などを少し時間を掛けて観察しましょう。
動物は常に動いていますので、最初はあまり動きの少ないゾウやオウム、ワニなどが描きやすいと思います。



描くポイントは、すこし動物を見てあとは紙に視線を落として描くより、あまり紙を見ないで動物をじっと観察して手元を見ないで描く。
少しばかり形がおかしくても気にしないで描くと、味のあるスケッチができます。
色を付ける場合は、忠実に再現するのもいいですが、違う色を塗ってもOKです。



例えば「フラミンゴ」はピンクですが、ブルーを塗るのもありです。
未完成なスケッチは写真を撮り家に帰って、写真を見ながら仕上げても大丈夫です。
絵は失敗しながら上手くなります。
また自分に合う画材があるので、色々な紙や鉛筆・マーカー・色鉛筆・サインペンなどを試してみてください。

   

イヌイ先生のイラスト
  

次の授業は12月4日でこの日は教室で行います。では教室でお会いしましょう。

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