WAKKUN先生は、今月の初めまでBBプラザで展示をされていましたので、授業は少し期間が空きました。
「お久しぶりです。WAKKUNです」
展覧会で友部正人さんのイベントをしたときに、スズキコージさんと「良かった!」と、抱き合った話をお聞きしました。
スズキコージさんとの出会いも友部正人さんのご紹介だったそうで、その当時のお話もお聞きしました。
憧れの方と、こうやって一緒にイベントが出来るなんて、夢がありますね。
WAKKUN先生の二回目の授業は、90×90センチの和紙に墨で絵を描くワークショップです。
まずはWAKKUN先生がお手本で描いて見せてくださいました。
力強く一気に描き上げました。
「家来の一人もいない王様」
人それぞれが主人公というテーマの絵です。
「凛」とした気持ちで描いているそうです。
WAKKUN先生が描いた絵は、ジャンケンで勝った人にプレゼントします。
今回は珍しく1回目のジャンケンで勝ち残った方が決まりました!
今までの授業の中で初めてのことでした。 その瞬間を写真に収めていました!
では、皆さんも描きましょう。
「上手く描こうとは思わず、愛おしいと思う気持ちを表現してください。今日の授業は、心の中にあるものを外に出す練習です」とWAKKUN先生。
人それぞれ思う(表現したいこと・表現の仕方)ことは違いますが、いい作品と思えるものは、人間の心が動いて描いているもの。それは、音楽・文学・絵 全て同じです。
自分に正直になって表現すれば、良い方向へ導いてくれるはずです。
完成したら発表しました。
旅の思い出・子どもに言われた不思議な出来事・今の気持ち・愛猫・春を待つ気持ち など、いろんな作品が誕生しました。
皆さんの感想をお聞きしました。
・無心になった
・解放された気持ち
・たまたま跳ねた墨が面白い
・構図を考えないで描けて楽しい
・人が描いているのを見るのも面白かった
・一筆目の勇気と終わり際を決めるワクワク
・モノクロでシンプルなのがいい
大きな紙に絵を描くのは、バランスが取りにくいです。今日の授業では、バランス良く上手に描くのではなく、心が動く大切な部分を、絵にして具体化するという授業です。
次回の授業では、細長い紙に墨で絵を描きます。
お楽しみに!