2022年10月30日（日）絵本ゆっくりコース・寺田順三先生の授業内容

本日の絵本ゆっくりコースは、寺田順三先生の授業です。

寺田先生はイラストコースの先生ですが、今期は絵本ゆっくりコースの講師もしていただくことになりました。

寺田先生は、天理にある日本最古の道「山の辺の道」をテーマにした絵本を春に出版予定で、絵本のラフを見せていただきました。

「出版されたら絵本を片手に山の辺の道を歩きたいね」って盛り上がりました。

 

　

本日の授業は『桃太郎』を自分なりに考えて、桃太郎と仲間３匹（人）を描いてみます。

自分なりに新たなキャラクターを考えるので、桃太郎がお爺さんでもギャルでもいですよ。

あと描きたいシーンも描いてみます。

時間内に出来るところまで描いてみましょう。

　

　

 

寺田先生は一人ずつに作品を見ながらアドバイスをしてくださりました。

授業内で絵を描くのも初めてでしたので、それぞれがどんな画材を使っているのかなどの話も出来て、有意義な時間になりました。

次回は『桃太郎』がテーマで、３パターンの絵を仕上げてきてください。

 

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11月から始まる教室・生徒募集中！　

絵本レベルアップクラス・イラストレベルアップクラスは、いよいよあと一人です。お早めに！

・絵本レベルアップクラス　　　11月6日（日）　（あと１名）

・文章たっぷりコース　　　　　11月12日（土）

・イラストレベルアップクラス　11月19日（土）   (あと１名）

ご興味のある方は、ぜひお問合せくださいね。

よろしくお願いいたします。
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〒650-0022
神戸市中央区元町通3-2-15セントラルビル元町5F
ギャラリーVie　絵話塾　村上政行
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tel.078-332-5808
fax.078-332-5807

 

 

2022年10月22日（土）イラストじっっくりコース・安齋肇先生の授業内容

本日のイラストじっくりコースは、安齋肇先生の初回の授業です。

「はじめまして、安齋肇です。

　僕の授業は、皆さんがやっている（やろうとしている）ことをフォローしていきます」

 

まずは、５分間で自分の手を描いてみよう。

 

「見たものをそのまま描ける（正確に描ける）のは脳が優れているんんだと思うんだよ」と安齋先生。

 

では鉛筆を反対の手に持ち替えて、利き手でない手で、手を描いてみましょう。時間は５分間です。

 

右手で描いた絵と左手で描いた絵を見比べてみました。

　

線の濃さ、力強さが違っていますが、利き手でない手で描いた方が、イラストテーション的だったりします。面白いですね。

 

イラストレーターは自分の引き出しが多い方が良いです。

ということで、次の授業までに１００個・１００回・１００件……

何でも良いので、１００回何かをしてください。

１００枚のイラストを描く・１００回展覧会に行く何でも良いですよ。

１００回何かを見るとかだったら、感想もあった方が良いですね。

 

次回の授業での発表を楽しみにしています。

 

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2022年10月19日（水）絵本わくわくコース・高科正信先生の授業内容

絵本わくわくコースでは、児童文学作家の高科正信先生の授業があります。

毎回テーマがあり、そのテーマについての沢山の絵本を紹介されます。

今期は動物のテーマで、お話をしてくださります。

「絵本を説明するとなんですか」という質問から始まりました。

絵本・・・絵と文で構成された印刷物

評論家の川本三郎さんは、「読者をここではない別の何処かへ連れて行ってくれる」と説明されています。

「ここではない」は、現実社会ではないということなので、絵本に動物が登場するのは納得がいきますね。

 

初回は「動物の絵本」がテーマでした。

絵本には動物と子どもがお話をしたり、動物のぬいぐるみが動き出したりしますよね。

なぜ、絵本には動物がよく登場するのか。そんなお話を聞きました。

 

動物が登場する絵本を紹介していただきました。

　

『ごきげんいかが　がちょうおくさん』　

　ミリアム・クラーク・ポター　作　　河本祥子　絵　　松岡享子　訳（福音館書店）　2004年

 

『がんばれ　さるの　さらんくん』

　長新太　絵　　中川正文　作　　（福音館書店）　1958年

 

『わたしと　あそんで』

　マリー・ホール・エッツ　　　与田準一　訳　（福音館書店）　1968年

 

『あひるさんのぼうし』　　

　神沢利子　作　　太田大八　絵　（福音館書店）　1982年

 

神沢利子さんがなぜ動物を主人公にして物語を書くのか、神沢利子さんの書籍でも、動物の魅力を書かれています。

・　神沢利子コレクション Ⅰ『毛皮をきたともだち』（あかね書房）

 

子どもは大人たちの中に入っていくよりも、ずっと動物の中に入っていく方が安心して入っていける。

高科先生はそうおしゃっていました。

 

【課題】

テーマ「私がお気に入りの絵本」

 

誰かに紹介する文章を書いてきてください。

原稿用紙３～５枚　

 

＊11月16日（水）提出

 

課題は原稿用紙に書きます。

原稿用紙の書き方も分からないことが多いので、題名・名前・書き出しの書き方を教わりました。

今後の授業でも質問がありましたら教えていただけるので、たくさん質問してくださいね。

 

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２０２２年10月16日（日）絵本ゆっくりコース・はやしますみ先生の授業内容

本日は、はやしますみ先生の初回の授業です。

｢こんにちは、はやしますみです。私も絵話塾の卒業生ですよ。

絵話塾５期生で、絵本作家になって今年で１０年です！｣

絵話塾に通っていた時のお話しをお聞きしました。

 

｢一番前に座る｣｢課題は全部仕上げる｣｢休まず全ての授業に出席する｣

この３つを目標に一年頑張ったそうです。

 

はやし先生のデビューのきっかけはコンペです。

絵話塾の修了展で展示した絵本『ねーねーのしっぽ』を、ピンポイントギャラリーが主催の絵本コンペに応募して優秀賞を受賞されました。

ピンポイントギャラリーで展覧会をし、そのあと絵本が出版されるのですが、当時のお話もお聞きしました。

絵話塾卒業生のはやし先生から、実際にお話が聞けるいい機会ですね。

 

はやし先生の授業は4回あって、残り3回の授業でダミー本を発表します。

最後の授業でダミー本を完成するまでが目標です。

絵本を作っていく上で重要な点を教えていただきました。

絵本のストーリーが進む方向によって、縦書きか横書きかが決まります。

あと大事な部分がノドに掛からないよう気を付けましょう。

 

　

絵本のダミーを考えるときに、描きたい場面をまず考えてから、話を膨らませといいですよ。

本日はたくさんのダミー本を見せていただきました。

 

後半の授業では、「絵の固まり」　の説明をお聞きしました。　

絵本には「絵の固まり」と「動き」を意識する（に気をつける）。

黒い紙をランダムに手でちぎって「絵の固まり」を作ってみましょう。

何かの形が見えてきたら、白いペンで描き込みますが、なるべく手数を少なくして表現しましょう。

　

絵本の絵は、写実的に描くよりフォルムで形を表し、固まりを意識して描く方が、楽しい画面として描くことが出来ます。

　　

 

いいなと思う絵本があったら、動きを意識して秘密を探るように見てみる。

そして必ず声を出して読んでください。

動きのある絵本は、見ていて飽きないです。

視点が動くことを感じましょう。

この一年で、一つのものを作り込んでいく。

最初に作ろうと思ったものを最後まで仕上げる、｢直す力｣を身に付けてほしい。

とおっしゃっていました。

一番何を伝えたいのか、自分の中の答えを探しましょう。

 

次回は絵本のダミーを作ってきてください。

ラフ（モノクロ）を描いたらコピーをして、ページをめくれるようにしてください。

 

 

はやしますみ先生からお知らせです。

「西の湖にこども図書館がやってくる」　10月23日開催

はやしますみ先生のイラストがラッピングされた移動図書館「はちっこぶっく号」は

１０：３０～１２：００頃まで会場に停車しているそうです。

あとマルシェやワークショップなども開催されるそうなので、

ご興味のある方はお出かけくださいね。

 

 

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２０２２年10月15日（土）イラストじっくりコース・寺田順三先生の授業内容

本日のイラストじっくりコースは、寺田順三先生の初回の授業です。

皆さんそれぞれで好きな雑誌を持って来ていただきました。

 

その雑誌にカットイラストを描くとしたら、

自分ならこんな風に描くというイメージをしてイラストにする授業です。

皆さんが持って来られた雑誌は、ファッション雑誌・生活や暮らしについての雑誌・旅行の雑誌など、いろんなジャンルの雑誌が集まりました。

　　

普段から雑誌や広告を見たら、私ならこう描きたいとイメージしてみましょう。

そして実際に描いてみるといいですよ。

カットイラストをどの部分に描くかは描く人のセンスで雰囲気が変わりますね。

 

カットイラストを描いている間は、寺田先生が一人ずつに作品を見ながらアドバイスをしてくださっています。

　

 

個性のある面白いイラストを描く人は、周りを気にせず好きに描いてみたらいい。

イラストをたくさん描いたら、根の部分がしっかりするので、たくさん描いてみましょう。

 

　

好きなものを１０年間コラージュして、スクラップしていた方もいました。

スクラップブックの厚さが、作品のようでカッコいいです。

関西弁の口調が教室内を和ませて笑い声が聞こえる楽しい授業でした。

　

　

次回の授業では、完成させて持って来てください。

実際にある雑誌のページに見えるように、はめ込んでプリントしてきてくださいね。

 

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