絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2021年5月29日(土)イラストじっくりコース・安齋肇先生の授業内容

2021-05-29 19:15:07 | イラストじっくり塾
本日のイラストじっくりコースは、安齋肇先生の今期初回の授業です。
皆さん、安齋先生にお会い出来るのを楽しみにしていました。



「コロナ禍で大変なことになっちゃってますが、みんなはどう過ごしてる?」

安齋さんは、京都国際マンガミュージアムで「マンガ・パンデミックWeb展」に参加されています。
Webでの展示ということで、海外から沢山の応募作品が集まったそうです。

コロナ禍で展示のあり方も変わりつつあるのでしょうか。

この特殊な環境の中で、自由が無い方や反対に自分時間ができ、やりたかったことが出来るようになった方など、
いろんな方がいると思いますが、みなさんはどうだったのかな。

そんなお話しから始まり、今日のお題は「コロナを描いてみる」

約3分で自分が思うコロナを描いてみました。

 

コロナの怖いイメージを色に例えていたり、キャラクターのような可愛らしさで表現されている方もいました。

   


コロナで悪いこと(ネガティブ)ばかりではなく、良いこともあった(ポジティブ)という方や、
いろんな選択肢が増えていったという状況を、線で表している方もいました。



ハートや星などの記号は、使わないで表現してほしい。
想像力を持って描いた絵は、想像力を持って見ることが出来ます。

このコロナ禍で、何が起こって何が変わったか。
今の現実と向き合って表現出来る人になってください。と、安齋先生はおっしゃっていました。

次回の授業では、今、思うことを絵にしてきてください。
そして普段描いている絵も持って来てください。




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2021年5月23日(日)絵本ゆっくりコース・荒井良二さんの授業内容

2021-05-25 13:31:04 | 絵本ゆっくり塾
本日の絵本ゆっくりコースの授業は、緊急事態宣言中ということで、荒井良二さんのアトリエからオンラインでの授業です。

荒井さんの後ろには、ぬいぐるみなど気になるものがいっぱいですね。


とってもお久しぶりの荒井さんから近況をお聞きしました。

今ではオンラインで、世界の人たちと1つの話題で話が出来る。この今の状況が面白いよね。
普段からアトリエで絵を描いているので、コロナ禍でも外に行く仕事が無くなったくらいで、他は変わりないよ。と荒井さん。

福山市の病院内に40メートルの絵を描いているところだそうです。
小児科の入院施設なので、一般の方は見ることが出来ないのが残念ですが、完成が楽しみですね。



「ところで課題はやったの?」

いつもは課題を出さない荒井さんですが、今回はオンラインですので事前に課題を出していました。

課題を出したけど、どう上手くフィニッシュするかではなく、どう考えたかが大事。
また課題にはルールがあるので、ルールを守ること。
課題は苦手なものが多いと思いますが、なぜ?と思い考えること思考の変化が大事です。


では課題を発表しましょう。



今回は自宅で制作出来る時間があったので、皆さん凝った作品が多かったです。
考えし過ぎて形容詞を付けている方が多いですが、テキストはシンプルをキープして時間を掛けずに作るといいものが出来ますよ。

オンラインで参加の方は、5才の娘さんも隣で一緒に参加されていて、クスクス笑い声が聞こえていい空気が流れていました。



絵本のダミーが出来ると、すぐに誰かに見てもらうことは大事なこと。
見てもらっての反応で、いいか悪いか分かるよね。
どんどん娘さんに見せてあげてください。 と、荒井さんはおっしゃっていました。

今回の課題もゲーム感覚で、時間(10分・30分・1時間)を区切って考えてみてください。
時間が自分の意識をコントロールさせてくれます。 

画面の使い方が面白い作品


雪だるまが雪山に変化する内容が、どんどんずんずんの言葉にリンクしていい。
 





最後にオススメの作家や本・映画をお聞きしました。

「塔本シスコさんを知ってますか?」



塔本シスコさんは53才から絵を描き始め、仕事や誰かのために描いているのではなく、
障害のある方の作品と同じように、邪念が無く感動を与えてくれます。
そういう作品は、見て感じるだけでいいのです。

授業でもいろんな先生のアドバイスを聞くと思いますが、
隣の人の尺度と自分の尺度は合わなくていいので、ことばでは聞くが自分にいらないと思ったら流していいのですよ。

荒井良二さんから、いろんな考え方やアドバイスをお聞きしました。
来月は是非、教室でお会いしましょう!



*5月・初夏のわくわくガイダンス

・5月29日(土)  ①11:00〜13:00 ②17:00〜19:00
・5月30日(日)  ①11:00〜13:00 ②14:00〜16:00 ③17:00〜19:00

各回、定員3名限定で行います。


なお平日も午後1:00以降ならお好きな時間にガイダンスを行いますので、
参加ご希望の方は来られる日時をお知らせください(ガイダンスの所要時間は1時間30分程度です)。

お問い合わせやガイダンスに参加をご希望の方は TEL078-332-5808または、
こちらのメールフォームからお願いします。

よろしくお願いいたします。

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2021年5月22日(土)イラストレベルアップコース・山内庸資先生の授業内容

2021-05-23 19:14:01 | イラストレベルアップコース
本日のイラストレベルアップコースは、山内庸資先生の授業でした。

はじめに山内先生の大学時代のお話をお聞きしました。
現代美術をされていて、苔寺に一日居たり、絵画を研究したり、この頃はしんどかったとおっしゃっていました。

アメリカに行った時、現代美術家のアレックス・カッツの絵に出会い、自分に無い要素を知り、
そこからもっと楽に絵を描けるようになったそうです。



山内先生も今のスタイルを築くまで、いろんな変化があったのですね。


本日の授業は「自分の強みを知る」

まず今現状で、自分のイラストの良いところを文章化してみましょう。
良いところとは、こういう雑誌に向いているなどの、アピールできる部分を探して書いてみます。  





今現状の自分の強みになるところから、この先どうしていきたいのかを、
それぞれが山内先生と話をしながら考えていきました。

 

後半は、山内先生からそれぞれに課題をいただき、約30分の短い時間で出来るところまでチャレンジしました。

  

プロのイラストレーターは、自分を客観視し長所と短所を見出して成長しています。
皆さんも自分を客観視することは大事ですよ。


*5月・初夏のわくわくガイダンス

・5月23日(日)  ①11:00〜13:00
・5月29日(土)  ①11:00〜13:00 ②17:00〜19:00
・5月30日(日)  ①11:00〜13:00 ②14:00〜16:00 ③17:00〜19:00

各回、定員3名限定で行います。


なお平日も午後1:00以降ならお好きな時間にガイダンスを行いますので、
参加ご希望の方は来られる日時をお知らせください(ガイダンスの所要時間は1時間30分程度です)。

お問い合わせやガイダンスに参加をご希望の方は TEL078-332-5808または、
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2021年5月22日(土)イラストじっくりコース・弓削ナオミ先生の授業内容

2021-05-22 18:51:24 | イラストじっくり塾
弓削ナオミ先生の今期最後の授業では「帆布ミニトートバッグにステンシルで絵付け」のワークショップでした。

初めに凸版・凹版・孔版の説明をしていただきました。
今回のステンシルは、孔版になります。



一枚のステンシルシートをカットしますので、切ってバラバラにならないように、ラインのつなぎ目を考えてカットします。
複雑なイラストだと難しいですよ。

弓削先生の見本です。
グラデーションがきれいに表現出来ていますね。



今回の絵柄は2~3版で出来るものにしました。
輪郭をカッターで切り取って、その中をステンシルで色を付けていきます。



 

細かいラインは、スケッチブックで試してみたほうが失敗しなくていいですよ。
線が出ない場合は、絵の具の量が足りないか、線が細い場合があります。



スポンジの面を平らにして、まだらにならないようにアクリル絵の具を乗せて、トントンとたたいて色付けしていきます。
シートを外すといい感じに色が塗れていますね。



まだ途中の方もいらっしゃいますが、それぞれの個性が光るトートバッグが完成しました!
楽しかったですね。


 
同じ型をたくさん描く場合は、ステンシルが適しています。
型があれば量産出来ますので、いろんな素材に試してみて、オリジナルグッズを作ってみてくださいね。



*5月・初夏のわくわくガイダンス

・5月23日(日)  ①11:00〜13:00
・5月29日(土)  ①11:00〜13:00 ②17:00〜19:00
・5月30日(日)  ①11:00〜13:00 ②14:00〜16:00 ③17:00〜19:00

各回、定員3名限定で行います。


なお平日も午後1:00以降ならお好きな時間にガイダンスを行いますので、
参加ご希望の方は来られる日時をお知らせください(ガイダンスの所要時間は1時間30分程度です)。

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2021年5月16日(日)絵本ゆっくりコース・WAKKUN先生の授業内容

2021-05-20 14:49:58 | 絵本ゆっくり塾
本日の絵本ゆっくりコースは、WAKKUN先生の今期最後の授業です。

課題のじゃばら本の発表をしました。

完成まで出来なかった方もどんな気持ちで作りたいか、出来る範囲で発表していただきました。



悲しい気持ちを魚で表現されていました。
静かに流れるようなじゃばら本が完成しそうで楽しみですね。



じゃばら本のベースになる集印帳が12ページあるので、12というキーワードから干支が登場するじゃばら本を発表した方、縦開きにして山下りを縦長に描いている方、すごろくを見ているようで楽しかったです。

沢山の壺を並べてカラフルでユニークなじゃばら本。


皆さんの個性が作品になっていて楽しめました。



本日はWAKKUN先生の授業は最後でしたので、後半はWAKKUN先生のお話でした。

みんな違っていていい。
周りがこうだからと思わず、自分は自分。

○○さんらしいね。と思われたら、それでいいのですよ。



作品を作る時に、自分の記憶の中で掘り下げてみてください。
経験・こころを大事にしていると、大切な人と出会ったり素敵な出来事が起こったりします。

また作品が時を越えて、次の世代の人に勇気を与えています。
今を大事に過ごすと、何年か後に繋がることもあります。
これは、WAKKUN先生自体が感じていることだそうです。
そして、いろんなエピソードも聞きしました。

どんなエピソードか気になる方は、ぜひ来期の授業にご参加くださいね。

授業が終わって、ギャラリー島田で行われているWAKKUN展「もらった種とまいた種」を見に行きました。



WAKKUN先生の解説付きで、大きな絵と言葉に感動しました。
WAKKUN先生ありがとうございました。

展示は5月26日(水)まで開催されています。
是非、お出かけくださいね。


*5月・初夏のわくわくガイダンス

・5月23日(日)  ①11:00〜13:00
・5月29日(土)  ①11:00〜13:00 ②17:00〜19:00
・5月30日(日)  ①11:00〜13:00 ②14:00〜16:00 ③17:00〜19:00

各回、定員3名限定で行います。

なお平日も午後1:00以降ならお好きな時間にガイダンスを行いますので、
参加ご希望の方は来られる日時をお知らせください(ガイダンスの所要時間は1時間30分程度です)。

お問い合わせやガイダンスに参加をご希望の方は TEL078-332-5808または、
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